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地方公務員の看護師になるために必要な「看護師免許」を取得する方法

地方公務員として「看護師」で働く場合も、国家資格「看護師」の免許が必要です。今回は、この「看護師免許」を取得する方法について制度や試験・合格基準・合格率・合格人数などをまとめましたので、ご紹介します。

2017年06月03日更新

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目次
・看護学校に通う
・どんな看護学校があるの?
・看護師の国家試験とは?
・試験の内容
・合格基準はどうなっているの?
・就職先が先に決まる
・まとめ
地方公務員の看護師になるために必要な「看護師免許」を取得する方法

看護師の仕事とは、医師のサポートや医療行為を行うだけではありません。患者さん自身の体と心のケア、また患者さんの家族に対する配慮も必要です。専門的な知識と経験が求められる職種なため、看護師免許と呼ばれる国家資格を持つ人のみが看護師として仕事をすることができます。

では、そんな看護師になるためにはどんな道筋が必要になるのでしょうか。

・看護学校に通う

看護師になるためには、まず高等学校を卒業しなければなりません。その後3年制の看護学校か看護短大で学んで卒業をした後で、国家試験を受けることになります。同じく高等学校を卒業したら、4年生の看護大学に進学するコースもあります。卒業をすれば国家試験を受験することも可能になっていますし、看護短大からは看護大学に編入することも可能になっています。

・どんな看護学校があるの?

ひとくちに看護学校といっても、きちんと文部科学省もしくは厚生労働大臣指定の養成所(学校)を卒業する必要があります。看護学校を卒業して初めて、看護師の資格の受験資格を得ることができるのです。

専門学校や看護短大の場合は3年制、大学の場合は4年制の場合がほとんどです。学校にも特色があり、専門学校は実技重視、大学の場合は理論重視であることが多く、自分に合った学校選びはとても大事になります。

全日制のものから定時制のもの、通信制(准看護師の資格を持ち10年以上の実務経験があることが必須)のものもあり、それぞれのライフスタイルや地域などに合わせて通うことができます。仕事をしながら資格の勉強をしたい人にとっては定時制や通信制の看護学校というのはとてもありがたいものですね。

ですが資格の合格率は学校によって大きく差が出ることも知っておく必要があります。平成20年厚生省の調べによると、全日制の学校で91.8%、定時制学校で87.3%、通信教育で80.9%と合格率には差があることが分かります。

もちろんだからといって合格率の高い全日制に通うことが必ずしも合格への近道というわけではありませんので、自分の生活や環境に合った学校を選ぶことが大切です。

他にも、専門高等学校などで准看護師の資格をすでに取得している人は、2年間養成所に通うことで受験資格を得られます。看護師になるための最短ルートはこのパターンになります。看護科のある高校に入学し高校時代から看護に関することを専門的に勉強していくことで、20歳で看護師免許を取得することが可能になるのです。高校選びのときからすでに看護師を目指しているのであれば、こういった選択肢もありますね。

とはいっても看護科のある高校は数が少ないので、自分の住んでいるところから通えるのかなどよく調べる必要があります。

・看護師の国家試験とは?

看護師の国家試験というのは、その名の通り国つまり厚生労働省が認定する試験のことです。合格をすれば資格を取ることができますが、その資格は一生利用ができる免許になっています。この国家試験は看護学校や看護師の養成施設を卒業した人でなければ受験資格を与えられていません。

看護師の国家試験は以前は春と秋に行われていましたが、今は2月に一度だけ行われるようになっています。合格者は毎年90%前後と高い割合になっているのが、特徴になっています。

・試験の内容

試験は全国の会場で午前と午後に分けて行われています。午前中はいかに医学や看護の専門知識を持っているかを試す内容が択一式で出題されています。午後は臨床実習に関係する問題が出題されています。この試験の難易度ですが、合格率が高くなっていますので看護学校や養成施設で専門的なことを学んできた人にとっては、比較的にやさしいものになっています。毎年5万人近くの人が国家試験に合格して、看護師として飛び立っていきます。

毎年3月、4月になると試験の結果は全国で一斉に発表されることになっています。

この時期には受験した人のほとんどは就職していますので、病院など自分の職場で合格の知らせを受け取ることになっています。

・合格基準はどうなっているの?

合格基準にも規定があり、必修問題は80%を満たすことが条件です。一般問題と状況設定問題については、合格発表時に合格ラインの点数を公表する相対評価のため、試験前には配分がわかりません。

ここ数年の傾向として、一般・状況設定問題の合格基準は60%代後半から70%代前半で推移しているようです。

・就職先が先に決まる

合格発表は3月か4月に行われますが、その頃にはもう就職先である病院が決まっていて、病院によっては研修が始まっていることもあります。そのため、多くの人は職場で合格通知を受け取ることになっています。つまり、合否の分からないうちから合格することを前提として就職活動を行うのです。

通常の就職活動とは少し違っているため、就職先が決まりすでに研修も始まっているのに、国家資格に落ちてしまう可能性もあります。ですが落ちたからといって内定が取り消しになることは少なく、多くの病院では看護助手(看護師の業務をサポートする)として受け入れてくれることがほとんどです。注射や治療などの医療に基づく行為は行えませんが、次の年の看護師試験まで現場で働きながら備えることができるのです。

・まとめ

専門の知識を持つ看護師たちが、不安を除いて気持ちを和らげてあげることによって患者さんは安心して医師の治療を受けることができます。それにはやはり、最低でも3年以上の時間をかけ机上と実技において勉強することが必要になってくるのです。

看護師になるためには、看護学校での勉強に加え病院での看護実習などを経てさらに国家試験に合格しなければならず、その道のりは長く、簡単ではありません。ですがそうして努力してきた看護のエキスパートだからこそ、患者さんたちも安心して身を任せることができるのです。

自分が目指す看護師がどんなものなのか、それを忘れることなく看護師になるまでの道のりを歩んでいきたいですね。

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