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【地方自治体の行政職向け】公務員試験おすすめ問題集 4選

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目次

はじめに - 小林英介さんがすすめる公務員試験問題集

公務員試験の地方行政職を受験する方で、「何の問題集が良いんだろう…」「沢山種類がありすぎて、何が良いのか分からない…..」と困っている方向けに、公務員試験経験者の私がおすすめする「公務員試験の問題集」を4つ、お伝えします。

その1:「公務員試験 新 スーパー過去問ゼミ」(実務教育出版)

公務員試験おすすめ問題集の1つ目は「公務員試験 新 スーパー過去問ゼミ」、略して「スー過去」ともいわれる問題集です。

現在は「スー過去5」まで発売されており、公務員志望者の中では人気のある問題集です。

私はこのスー過去と、後述する「地方上級過去問500」を中心に解いて、公務員試験の勉強を進めていました。

スー過去の特徴は、問題集冒頭のページに、頻出の分野を区分(国家一般職、地方上級職など)ごとに分けて掲載していることにあります。

「国家一般職を目指す人はここが頻出」「市役所はここがよく出るから問題を解いておこう」など、一人一人のニーズに合わせた細かい対策を行うことができます。

問題集の厚さはありますが、頻出問題が記載されているので、この問題集を解くことができれば基本から用まで問題なく解けると思います。

「公務員試験 新 スーパー過去問ゼミ」おすすめ使用法

これは私の勉強方法ですが、1日に取り組む問題数を決めてから問題集を解き始めていました。

<例>
・文章理解5問 数的推理10問 判断推理10問 資料解釈2問
(これは毎日絶対に解く問題数)

・日本史・世界史5問 政治・経済6問
地学・地理5問 生物・化学4問
(2日に1回とかで回していました)

私は比較的文系科目が得意だったので、文章理解は少なめに解いていました。


数学や物理はさっぱりわからないので、問題に触れさえせず、その時間をほかの科目に費やして苦手分野の克服に努めました。

その2:「過去問ダイレクトナビ」(実務教育出版)

公務員試験おすすめ問題集の2つ目は「過去問ダイレクトナビ」です。

ダイレクトナビの特徴は、問題文に答えが明記されていることです。

公務員だけではありませんが、問題文の誤っているところに線を引き、目立つように答えを書いて記憶する勉強法があります。

そういった勉強法に適した問題集といえるでしょう。

また、見開きで問題と解説をみることができ、赤いシートを使いながら一気に問題演習をすることが可能なことも特徴です。

「過去問ダイレクトナビ」おすすめ使用法

私はダイレクトナビを暗記科目を勉強する際に活用していました。例えば歴史や地理、生物などです。

これらの科目は年号や単語などで選択肢を絞ることが多いので、よく暗記してから問題演習に進むと効率が上がります。

その3:「地方上級過去問500」(実務教育出版)

公務員試験おすすめ問題集のおすすめ3冊目は「地方上級過去問500」です。

この問題集の特徴は、なんといっても過去問に重点を置いた問題集だということです。一度読んでみると分かるのですが、過去問のみに特化したシンプルな構成となっています。

過去問演習に力を入れたいと考えている公務員志望者には、うってつけの問題集といえます。

「地方上級過去問500」おすすめ使用法

私は過去問500を主に問題演習に使用しています。

問題を解く時期は勉強の最後の時期で、本番を想定し、時間を計りながら問題を解いていました。

問題集に直接書き込んでしまうと筆跡などが残ってしまうので、ノートに選択肢を書いていました。

間違えた問題は、過去問500ではない問題集で基本から復習し、似た問題を繰り返し自力で正解できるまで解くことを癖にしていました。


その4:「公務員試験速攻の時事 - 速攻の時事ー実践トレーニング編」(実務教育出版)

公務員試験おすすめ問題集の4つ目は「公務員試験速攻の時事」です。
公務員試験では、時事問題への対策も必要です。新聞やニュースだけでは分からない知識などもあるので、参考書でしっかり確認しました。

速攻の時事は参考書ですが、実践トレーニング編は問題集となっています。

「公務員試験速攻の時事 - 速攻の時事ー実践トレーニング編」おすすめ使用法

私は時事対策はあまりした記憶はありません。しかし、実践トレーニング編の問題を解いて、時事対策を強固なものにしていたことはあります。

問題演習をする時間は毎日とり、時事問題に毎日触れることにより、知識を落とさないように注意していました。

時事問題について勉強していると、新聞に書いてあること用語などについて理解が早くなったり、ニュースで扱っていることについて他人に説明できるようになったりします。

時事対策は公務員対策にも最適ですが、自分自身の教養としても大切になります。

さいごに

公務員試験の問題集は沢山種類があります。今回ご紹介した本を参考いただき、自分に最適な問題集に出会って、公務員試験に合格することを心よりお祈りします。

まとめ - 編集部より

以上、公務員試験現役合格者の小林英介さんによる「公務員試験おすすめ問題集 4選」のご紹介でした。

自分に合った問題集を見つけるには、その問題集を実際に使用した人の体験談を聞くことは非常に重要です。また、まずは自分に合った勉強法を考えて、それに合わせた問題集や参考書を選ぶことも大切です。

その他、公務員試験に向けた勉強法に関しては、こちらの記事も参考ください。

》社会人から公務員へ(3)どうやって試験対策をするのか

公務員試験合格アドバイザーとして活動する「イマイ カツヤ」さんによる社会人から公務員へ転職を考える方向けのハウツーコラムです。第三回のテーマは「どうやって試験対策をするのか(独学?予備校?通信教育?)」です。

》社会人から公務員へ(5)筆記試験対策Part.1(傾向と対策)

公務員試験合格アドバイザーとして活動する「イマイ カツヤ」さんによる社会人から公務員へ転職を考える方向けのハウツーコラムです。第五回のテーマは「筆記試験対策Part.1(傾向と対策)」についてです。

》社会人から公務員へ(6)筆記試験対策Part.2(具体的な勉強法)

公務員試験合格アドバイザーとして活動する「イマイ カツヤ」さんによる社会人から公務員へ転職を考える方向けのハウツーコラムです。第六回のテーマは「筆記試験対策Part.2(具体的な勉強法)」についてです。

本記事は、2020年9月23日時点調査または公開された情報です。
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この記事を書いた人

元・公務員のライターです。
公務員総研では、公務員採用試験合格のための問題集の選び方や勉強方法についての記事を書いています。小林英介名義で、noteやブログも運営しています。

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