自衛隊が主役のアニメ『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』

自衛隊が主役のアニメ

2016年1月に自衛隊が主役のアニメ『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』の放送が開始されました。放送期間は、第1期が2015年夏で全12話、第2期が2016年冬で全12話でした。

ファンタジー要素とリアルな自衛隊の姿が描かれて人気となったアニメ作品です。

「ミリタリー系ファンタジー」と呼ぶ人もいます。

▼参考URL：『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』公式サイト

ベースとなるのは、投稿サイト『Arcadia』に掲載（2006年4月から2009年6月）された小説です（2010年には『アルファポリス』から単行本化。漫画版は7巻まで刊行されています）。

原作シリーズは発売累計280万部を突破しています（小説版は、単行本は全10巻、文庫版は16巻刊行）。

『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』のあらすじ

20XX年8月、銀座に突如出現した『ゲート（門）』から、中世ヨーロッパをイメージさせる騎士やモンスターが現れて民間人を無差別に殺害したことから、日本と異世界との『異世界戦争』が始まりました。

『門』の制圧に成功した日本政府は、『門』の奥に広がる『特地（特別地域）』の調査と再発防止を自衛隊に託します。

そこに足を踏み入れた自衛隊と異文化住民との交流、戦闘を描いた物語です。

自衛隊の銃火器や武器、装備等のリアルな描写

話題を呼んだのは自衛隊の銃火器や武器、装備等の細かな描写です。

ファンタジーの世界で、ヘリや戦車による戦闘やＦ-4ファントムによる精密爆撃等、自衛隊・ミリタリーファンを喜ばせる内容となっています。

作中に登場する「火器・弾薬」「車両」「航空機」の一覧

また、圧倒的有利なパワーバランス下での（自衛隊ならではの）「専守防衛理念」との葛藤、利益を得ようとする諸外国、和平交渉、内戦といった政治的側面の描写もあります。

作者の柳内（やない）たくみ氏は元自衛官です。

細かな武器・兵器の描写も納得のいくところです（所属部隊は未公表ですが、陸上自衛官ではないかと言われています）。

『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』の続編

アニメシリーズは第２期まで放映されましたが、「原作ストックがあること」「CD売り上げが上々であること」「視聴者の評判が良いこと」を考えると、第3期の放送もあるのではないかと予想（期待？）されています。

また、小説版では海上自衛隊が主役となる、『ゲート SEASON2 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり』が続々と刊行されています（既刊：SEASON１（５巻）、SEASON２（５巻）、外伝（５巻））。

こちらも、アニメ化を望む声が大きいようですので期待しましょう。

まとめ

以上、アニメ『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』でした。

自衛隊が活躍するアニメについては、以下の記事もあわせて参照ください。

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