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【地方上級】東京都の「特別区」について全23区一覧まとめ

地方上級公務員の採用先である「東京都特別区」には、23もの区があります。この「特別区」とは、どのような自治体なのか。今回は、東京都特別区について、歴史的な面と、現在の制度的な面から解説します。また、東京都特別区23区の各区の概要についてもまとめました。

2018年03月11日更新

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目次
東京都にしかない「特別区」とは?
「都区制度」とは
東京都特別区 23区一覧
銭湯文化が根付く伝統の街「足立区」
下町情緒と新しさの間で人と人とのふれあいを大切に「荒川区」
産業と生活が融合する自然豊かな住宅都市「板橋区」
海や川に囲まれて、水と緑が豊かな子育てが楽しい街「江戸川区」
国際・産業・住宅など多様な顔を持つ東京の縮図的な街「大田区」
作品の舞台にもなる東京を象徴する街「葛飾区」
昔も今も東京に欠かせない歴史ある行楽地「北区」
スポーツと人情が熱い、海と川に親しむ水彩都市「江東区」
巨大ターミナル駅と昔ながらの商店街に人々が集う「品川区」
多様性を力に変える街「渋谷区」
新宿駅を中心に人と文化と自然が調和する街「新宿区」
アニメ文化が集積する魅力ある住宅都市「杉並区」
観光客と住民が活気を生み出す日本を代表する観光都市「墨田区」
豊かな自然が身近に感じられる良好な住宅都市「世田谷区」
観光名所が集まる話題の下町「台東区」
地理・文化・歴史的にも東京の中央を彩る街「中央区」
日本の主要機関が揃う街「千代田区」
老若男女それぞれが楽しめる街へ「豊島区」
都心と郊外を結ぶエンタメ充実の住宅都市「中野区」
豊かな自然と農業に囲まれて文化が育つ街「練馬区」
緑と文化財に恵まれた文教都市「文京区」
それぞれの地域を大切にした国際都市「港区」
住みたい街だけでなく住み続けたい街へ「目黒区」
まとめ
【地方上級】東京都の「特別区」について全23区一覧まとめ

東京都にしかない「特別区」とは?

公務員試験の地方公務員採用試験のひとつとして「東京都特別区」という採用試験があります。

都道府県でも市町村でもない「特別区」とは一体何なのでしょうか?政令指定都市内に設置される「行政区」とはまた違うこの特別区の特徴について解説します。

特徴1:特別区の由来・定義

「特別区」とは昭和22年に成立した地方自治法によって「都の区は、これを特別区という。」と定められたことに由来する名称です。東京の区の起源は明治11年に当時はまだ「府」だった「東京府」に置かれた15区でした。その後、「東京府」には「東京市」が置かれ、15区は東京市の区として扱われるようになりました。15区は「都市計画区域」として定められ、東京市の管轄下で、一体的な発展を遂げるようになります。

そして「東京市」は昭和7年に更に近隣郡長村を編入して、新たに20区を置き「大東京市」へと成長します。昭和18年の「東京都制」施行により「東京府」と「大東京市」は廃止され、遂に「東京都」が誕生します。この時、組織としては「東京都」のすぐ下に「区」がある状態となりました。

「都」と「区」の中間の「市」が廃止されたことで、「区」は一般の市と同等の自治体として出発したのですが、今まで間にあった「市」が担っていた事務の一部を「都」に引き継がれてしまうなど、「区」の事務権限は一般の基礎自治体である市に比べて小さいものでした。一時は区長公選制も廃止され、区長を選挙で選ぶことができない時期もありました。

その後は特別区が一人前の基礎自治体としての権限を持つべく、自治権拡充のための運動が展開されました。運動の甲斐あって、平成12年に地方自治法に『特別区は「基礎的な地方公共団体」』と明記されたことで、今日のような自治権を持った「区」として、政令指定都市にある「行政区」の「区」とは区別して「特別区」と呼ばれています。

「特別区」の定義としては、「東京都が管轄する、議会を持つ基礎的な地方公共団体」などと表現されます。

特徴2:東京都特別区は23区

東京都特別区が現在と同じ「東京23区」になったのは、昭和22年のことです。当時、板橋区の一部だった練馬区が分離独立し、一番新しい区として誕生しました。

特徴3:特別区の区長や区議会議員は選挙で決まる。

特別区の機能としては、道府県にある「市」と同様程度で、住民に最も近い基礎的な自治体として、区長や区議会議員は選挙によって選出されます。

一方、政令指定都市内にある「区」は住民の利便性のために設けられた「行政区」なので、区長を選出する選挙などはありません。

「都区制度」とは

東京都の特別区全体では930万人が暮らし、1,000万人以上が活動しているため、あまりにも巨大な人口をひとつの基礎的な自治体が業務のすべてを受け持つということは現実的ではないと言われています。そのため、東京都には「都区制度」があります。

「都区制度」では「特別区」が基礎的な自治体として住民対応をしますが、通常は「市」のレベルで行う上下水道や消防の事業などを都が担います。財政面では、固定資産税など市町村税の一部が都税として徴収される仕組みで、東京都が特別に行う消防事業などの財源として調整があったり、東京都が特別区間の財源を調整する「都区財政調整制度」があります。

このように東京都と特別区の関係は特有のものであり、歴史的には一時、区は都の内部団体として扱われたこともありましたが、平成12年には地方自治法に「特別区は『基礎的な地方公共団体』」と明記され、自由権を拡充してきたという経緯があり、現在でも都区間のパワーバランスは日々調整され保たれているようです。

東京都特別区 23区一覧

東京都特別区を一覧にすると下記のように23区あります。

ー足立区
ー荒川区
ー板橋区
ー江戸川区
ー大田区
ー葛飾区
ー北区
ー江東区
ー品川区
ー渋谷区
ー新宿区
ー杉並区
ー墨田区
ー世田谷区
ー台東区
ー中央区
ー千代田区
ー豊島区
ー中野区
ー練馬区
ー文京区
ー港区
ー目黒区

各区について解説します。

銭湯文化が根付く伝統の街「足立区」

「足立区」は東京23区の最北東部に位置し、面積は約53平方キロメートル、人口は約68万人です。区役所があるのは「足立区中央本町」で、区の職員は約3,300人です。区役所の最寄り駅は東武スカイツリーラインの「梅島駅」もしくは「五反野駅」です。

足立区は四方を川に囲まれていて、区立公園の面積は23区内で最も広く、自然豊かな区です。江戸時代に栄えた宿場町「千住」を中心に発展してきた名残から、昔ながらの路地や、銭湯など東京らしい下町情緒も残る街です。関東三大大師のひとつである「西新井大師」は区内外の人から愛されています。

>「足立区」のホームページ
http://www.city.adachi.tokyo.jp

下町情緒と新しさの間で人と人とのふれあいを大切に「荒川区」

「荒川区」は東京23区の北東部に位置しており、面積は約10平方キロメートル、人口は約21万人です。区役所があるのは「荒川区荒川」で、区の職員は約1,600人です。区役所の最寄り駅は都電荒川線の「荒川区役所前駅」です。

荒川区は北東部に隅田川が流れており、平坦な台地を擁するなど地形に恵まれていたため、江戸時代には近郊農村地帯としても有名だったようです。都内唯一の区立の遊園地「あらかわ遊園」や、都内唯一の路面電車「都電荒川線」、繊維街「日暮里」などを有しており、人と人とのふれあいを大切にした下町情緒を残した街づくりが特徴的な街です。

>「荒川区」のホームページ
http://www.city.arakawa.tokyo.jp

産業と生活が融合する自然豊かな住宅都市「板橋区」

「板橋区」は東京23区の北西部に位置し、面積は約32平方キロメートル、人口は約55万人です。区役所があるのは「板橋区板橋」で、区の職員数は約3,500人です。区役所の最寄り駅は都営地下鉄三田線の「板橋区役所前駅」です。

板橋区は埼玉県との県境に近い、赤塚地域の森や、石神井川の桜並木など、東京23区でありながら水と緑に恵まれた街です。産業都市としての面もあり、古くから荒川沿岸にある工場地帯や、新しいベンチャー企業を誘致するなどの動きも盛んです。戦後早くから高島平団地開発や工業跡地のマンション建設により人口は増加し、多くの人の暮らしを支えるベッドタウンとして栄えてきた街です。

>「板橋区」のホームページ
http://www.city.itabashi.tokyo.jp

海や川に囲まれて、水と緑が豊かな子育てが楽しい街「江戸川区」

「江戸川区」は東京23区の東部に位置し、面積は約29平方キロメートル、人口は約69万人です。区役所があるのは「江戸川区中央」で、区の職員数は約3,500人です。区役所へはJRの「新小岩駅」や「小岩駅」などからバスで向かうのが便利です。

江戸川区は合計特殊出生率が22年連続で23区内でトップを飾っており、子育てしやすい街としてファミリー層に人気があるようです。東京湾に面した「葛西臨海公園」や「小松川千本桜」「新川千本桜」のほか、毎年8月に行われる「江戸川区花火大会」など、海や川などの資源を活かした公園やイベントが魅力的な街です。

>「江戸川区」のホームページ
http://www.city.edogawa.tokyo.jp

国際・産業・住宅など多様な顔を持つ東京の縮図的な街「大田区」

「大田区」は東京23区の南部に位置し、面積は約60平方キロメートル、人口は約71万人です。区役所があるのは「大田区蒲田」で、区の職員数は約4,000人です。区役所の最寄り駅はJRの「蒲田駅」です。

大田区の沿岸部には国際空港である「羽田空港」があるほか、「大田市場」があり、産業都市として東京の物流の拠点となっています。大田区自身も町工場が多く残る街で、生産力も高い街だと言えるでしょう。また、古くから高級住宅街として知られる緑豊かな住宅地「田園調布」も大田区にあります。人が行き交う国際都市大田区は色々な顔を併せ持つ、東京の縮図とも言える街です。

>「大田区」のホームページ
http://www.city.ota.tokyo.jp

作品の舞台にもなる東京を象徴する街「葛飾区」

「葛飾区」は東京都23区の北東部に位置しており、面積は約34平方キロメートル、人口は約45万人です。区役所があるのは「葛飾区立石」で、区の職員数は約3,000人です。区役所の最寄り駅は京成電鉄の「京成立石駅」です。

葛飾区の東には江戸川を境に千葉県松戸市があり、北には大場川を境に埼玉県八潮市と三郷市があります。下町情緒のある人情味あふれる街並みそのものが映画や漫画の舞台となることが多く、映画「男はつらいよ」の舞台となった「柴又」や、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の舞台である「亀有」など全国的にも有名な街が点在します。昔ながらの東京を象徴する街と言えるでしょう。

>「葛飾区」のホームページ
http://www.city.katsushika.lg.jp

昔も今も東京に欠かせない歴史ある行楽地「北区」

「北区」はその名の通り東京23区の北部に位置し、面積は20平方キロメートル、人口は約34万人です。区役所があるのは「北区王子本町」で、区の職員数は約2,400人です。区役所の最寄り駅はJRの「王子駅」です。

北区には、徳川八代将軍吉宗が市民に史上初めて「お花見」のために開放したとされる「飛鳥山公園」があり、公園内には都内で一番低い山「飛鳥山」があります。江戸時代から行楽地として親しまれた北区ですが、現在高齢化率が23区中最も高いという課題を抱えます。2020年に向けての取り組みで、ファミリー層・若年層の定住化を図れるか、区役所行政の手腕が問われるところです。

>「北区」のホームページ
http://www.city.kita.tokyo.jp

スポーツと人情が熱い、海と川に親しむ水彩都市「江東区」

「江東区」は東京23区の東部に位置し、南は東京湾に面しています。面積は約40平方キロメートルで、人口は約50万人です。区役所があるのは「江東区東陽」で、区の職員数は約2,700人です。区役所の最寄り駅は東京メトロ東西線の「東陽町駅」です。

江東区は江戸時代までは殆どが海だった場所に、江戸時代初期から埋め立てられ土地が広がった街です。最近では、中央区にある「築地市場」の江東区「豊洲」への移転整備や、2020年のオリンピックに向けて競技会場が集まるなど、話題に事欠きません。深川エリアでは江戸三大祭りのひとつ「深川八幡祭」の中心「富岡八幡宮」なども有名です。

>「江東区」のホームページ
http://www.city.koto.lg.jp

巨大ターミナル駅と昔ながらの商店街に人々が集う「品川区」

「品川区」は東京23区の南東部に位置し、面積は約22平方キロメートル、人口は約38万人です。区役所があるのは「品川区広町」で、区の職員数は約2,500人です。区役所の最寄り駅はJR・東急線・りんかい線の「大井町駅」です。

品川区は、東海道新幹線の停車駅でもあるJR「品川駅」からほど近く、昼夜多くの乗降客で賑わいます。品川駅は将来中央リニア新幹線の始発駅として予定されており、今後も乗降客が増えることが見込まれます。また、住宅開発が進む「武蔵小山」や、昔ながらの下町「戸越」「中延」には活気ある商店街が残っており、古き良き東京らしさを感じることもできる街です。

なお、品川駅は、港区にあります。

>「品川区」のホームページ
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp

多様性を力に変える街「渋谷区」

「渋谷区」は東京23区の西南部に位置し、面積は約15平方キロメートル、人口は約22万人です。区の中心部には「明治神宮」や「代々木公園」があるため、意外にも区の1割は緑地です。区役所は現在建て替え工事が行われており、完成は平成31年1月予定です。区役所の仮庁舎があるのは「渋谷区渋谷」で、区の職員数は約1,800人、区役所の最寄り駅はJR・東急線・東京メトロ「渋谷駅」です。

渋谷区は単身世帯が6割を超え、勤労者と学生の多い若者の街だと言えます。若者に寛容な雰囲気が街の活力となり、ファッションや情報サービス業、マスコミ、IT関連業が集積し、文化創造の街として発展してきました。一方で、良質な住宅都市という一面も持っており、多様な住民が暮らしています。今後は多様性のある区民のつながりを生み出し、個性や違いを活かした街づくりに取り組んでいくことが課題のようです。

>「渋谷区」のホームページ
http://www.city.shibuya.tokyo.jp

新宿駅を中心に人と文化と自然が調和する街「新宿区」

「新宿区」は東京23区のほぼ中央に位置し、面積は約18平方キロメートル、人口は約33万人です。区役所があるのは「新宿区歌舞伎町」で、区の職員は約2,600人です。区役所の最寄り駅は、JR・小田急線・京王線・東京メトロなどの「新宿駅」や、西武線の「西武新宿駅」、都営地下鉄「新宿三丁目駅」などです。

新宿区には日本一の乗降客を誇る「新宿駅」や、「西新宿」の超高層ビル街があるなど、一般的にはオフィス街としてのイメージが強いかと思いますが、「神田川」や「外濠」などの水辺や、最も大きい区立公園の「新宿中央公園」など自然を感じる場所が多いようです。また、歴史ある景観が保たれている「神楽坂」や、多様な文化が集まる「大久保」の街も擁し、人口の1割は外国人で構成されるなど、最も人と文化が行き交う街として発展を続けているようです。

>「新宿区」のホームページ
http://www.city.shinjuku.lg.jp

アニメ文化が集積する魅力ある住宅都市「杉並区」

「杉並区」は東京23区の西端にあり、面積は約34平方キロメートル、人口は約55万人です。区役所があるのは「杉並区阿佐谷南」で、区の職員数は約3,400人です。区役所の最寄り駅は東京メトロ丸ノ内線の「南阿佐谷駅」です。

杉並区は古くから都心に近い住宅都市として開発されてきたため、区の面積の85%が住宅系の用途地域として利用されているようです。農地のめんせきは減少してきていますが、練馬区と隣接する地域にはアニメーション制作会社が集積し、日本のアニメ文化を牽引しています。若者に人気のある「高円寺」も杉並区ですが、区内には空き家や老朽化した施設が増えるなどしており、いかに街として持続性を保ち、住み続けたい魅力ある街づくりをしていくかが課題となっているようです。

>「杉並区」のホームページ
http://www.city.suginami.tokyo.jp

観光客と住民が活気を生み出す日本を代表する観光都市「墨田区」

「墨田区」は東京23区の北東部に位置しており、面積は約18平方キロメートル、人口は約26万人です。区役所があるのは「墨田区吾妻橋」で、区の職員数は約1,800人です。区役所の最寄り駅は東武線・東京メトロの「浅草駅」です。

墨田区には「東京スカイツリー」、「両国国技館」があり、日本を代表する観光都市・国際都市と言えます。スカイツリー以外にも隅田川をはじめとした豊かな水辺が特徴的で、川辺の桜並木や、隅田川花火大会、水上バスには多くの観光客が訪れます。日本のものづくりを支える町工場や、下町らしい住民同士の地域コミュニティも色濃く残っており、この人と人とのつながりを資源としてどのように育て活かし続けていくかが区の行政の手にもかかっていると言えるでしょう。

>「墨田区」のホームページ
http://www.city.sumida.lg.jp

豊かな自然が身近に感じられる良好な住宅都市「世田谷区」

「世田谷区」は東京23区の西南端に位置し、面積は約58平方キロメートル、人口は約46万人です。区役所があるのは「世田谷区世田谷」で、区の職員数は約5,000人です。区役所の最寄り駅は東急世田谷線の「世田谷駅」です。

世田谷区は都心に近い良好な住宅都市として開発されてきました。農地や樹林地など自然も多く、23区唯一の渓谷「等々力渓谷」は区民の憩いの場となっています。良好な住宅地、教育環境の充実した街として子育て世帯が多く集まりますが、それだけに保育園不足の問題が深刻な地域のひとつとも言われています。高齢化も進んでいるために、いっそうの住民ケアが区の行政としては急務と言えるでしょう。

>「世田谷区」のホームページ
http://www.city.setagaya.lg.jp

観光名所が集まる話題の下町「台東区」

【地方上級】東京都の「特別区」について全23区一覧まとめ

「台東区」は東京23区のほぼ中心に位置しており、面積は23区内で最も小さい約10平方キロメートルで、人口は約19万人です。区役所があるのは「台東区東上野」で、区の職員数は約1,700人です。区役所の最寄り駅はJR・東京メトロの「上野駅」です。

台東区には「上野」や「浅草」など東京を代表する観光名所が多く集まります。年間4,500万人もの観光客が訪れるのは国内でもトップクラスと言えるでしょう。昔ながらの伝統・文化が残る典型的な下町の暮らしが残っており、浅草で開催される「三社祭」をはじめとして、今後も継承していきたい街の風景がところどころに見受けられます。観光客だけでなく住民にとっても過ごしやすい街を創造し続けられるかが楽しみな街です。

>「台東区」のホームページ
http://www.city.taito.lg.jp

地理・文化・歴史的にも東京の中央を彩る街「中央区」

「中央区」はその名のとおり、東京23区のほぼ中央に位置し、面積は約10平方キロメートルで23区中2番目に小さく、人口は約14万人です。区役所があるのは「中央区築地」で、区の職員数は約1,400人です。区役所の最寄り駅は東京メトロ有楽町線の「新富町駅」です。

中央区には具体的に江戸五街道の起点である「日本橋」や、ブランド街「銀座」、東京の食文化の発信地「築地」があります。都心の空洞化の影響で、一時期は7万人台まで減少していた人口は、昨今の湾岸地区の高層住宅の開発などによってファミリー層が転入するなどして回復しています。子育て世帯の増加に伴い、高齢化率は23区内で最も低いのですが、介護のニーズも保育と同様に拡大しています。新しい住宅都市として、住民への行政サービスの拡充が求められています。

>「中央区」のホームページ
http://www.city.chuo.lg.jp

日本の主要機関が揃う街「千代田区」

「千代田区」は東京23区の中央部に位置し、面積は約11平方キロメートル、人口は約6万人です。区役所があるのは「千代田区九段南」で、区の職員数は約1,000人です。区役所の最寄り駅は東京メトロの「九段下駅」です。

千代田区の名前は江戸城の別称「千代田城」に由来しており、千代田城の面影を残す「皇居」や、「国会議事堂」、「最高裁判所」、「首相官邸」「霞ヶ関」など、日本の三権の主要機関が集積しています。

その他にも、新しい文化の発信地として外国人観光客にも人気のある「秋葉原」や、古くからの古書街「神保町」、日本を代表するビジネス街「丸の内」「大手町」が集まるなど、東京だけでなく日本の根幹を担っていると言っても過言ではありません。住民は約6万人と小規模ですが、都心回帰の流れで増加傾向にあり、行政サービスの充実もこれからますます期待される街です。

>「千代田区」のホームページ
http://www.city.chiyoda.lg.jp

老若男女それぞれが楽しめる街へ「豊島区」

「豊島区」は東京23区の西北部にあり、面積は13平方キロメートル、人口は約28万人です。区役所があるのは「豊島区南池袋」で、区の職員数は約2,000人です。区役所の最寄り駅は東京メトロ「東池袋駅」です。

豊島区は鉄道5社13路線が通るとても便利な街として知られていますが、それだけに人口密度が1ヘクタールあたり約215人と、日本一高密度な都市のようです。豊島区の中心である「池袋」にはランドマークである「サンシャイン60」のほか百貨店なども立ち並び、都内有数の繁華街として発展していますが、一方では「鬼子母神」など江戸情緒を残す街や、おばあちゃんの原宿と呼ばれ最近では若者にも注目されつつある「巣鴨」があります。豊島区は老若男女を魅了する街と言えるでしょう。

>「豊島区」のホームページ
http://www.city.toshima.lg.jp

都心と郊外を結ぶエンタメ充実の住宅都市「中野区」

「中野区」は東京23区の西部に位置しており、面積は約15平方キロメートル、人口は約32万人です。区役所があるのは「中野区中野」で、区の職員数は約2,000人です。区役所の最寄り駅はJR・東京メトロの「中野駅」です。

中野区は東京都の多摩地域方面に延びる武蔵野台地の東端にあり、江戸時代には多摩地域から江戸への物資の集積場所として栄えたようです。区内には青梅街道やJR中央線など都心への大動脈となる道路や鉄道が走ります。戦前から住宅都市として開発されてきたため、企業数は少ないのですが、「中野サンプラザ」をはじめとする劇場が大小問わず集まっています。音楽やお笑いなどのエンターテイメントの発信地として賑わっている街です。

>「中野区」のホームページ
http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp

豊かな自然と農業に囲まれて文化が育つ街「練馬区」

「練馬区」は東京23区の北西部に位置しており、面積は約48平方キロメートル、人口は23区中2番目に多い約72万人です。区役所があるのは「練馬区豊玉北」で、区の職員数は約4,400人です。区役所の最寄り駅は西武線の「練馬駅」です。

「練馬区」は緑の多い環境で、緑被率が23区中1位の25.4%もあり、「石神井公園」や「光が丘公園」など魅力的な公園が多いことが特徴です。農地の面積も23区の中では1番高く、区には「練馬区農の学校」など区内農業者による農業の継承活動が行われています。また、日本のアニメーションの発祥の地としても有名で、「大泉学園駅」には「大泉アニメゲート」がオープンしています。緑と農業とアニメ文化を身近に感じられる住宅都市です。

>「練馬区」のホームページ
http://www.city.nerima.tokyo.jp

緑と文化財に恵まれた文教都市「文京区」

「文京区」は東京23区のほぼ中央部に位置し、面積は約11平方キロメートル、人口は約21万人です。区役所があるのは「文京区春日」で、区の職員数は約1,700人です。区役所の最寄り駅は東京メトロの「後楽園駅」や、都営地下鉄の「春日駅」などです。

文京区は歴史のある街として、史跡や文化遺産が多く、「東京大学」をはじめとした歴史ある学校が多いために文教地区などとも呼ばれます。区内には神社・仏閣はもちろん、文豪たちの旧居跡や文学碑などもが点在し、江戸を感じる六義園や小石川庭園など庭園も残り、観光地となっています。居住区としても人気が高く、今後も住民の豊かな暮らしを支える区役所の役目は重要だと言えるでしょう。

>「文京区」のホームページ
http://www.city.bunkyo.lg.jp/index.html

それぞれの地域を大切にした国際都市「港区」

「港区」は東京23区の南東部に位置し、面積は約20平方キロメートル、人口は約24万人です。区役所があるのは「港区芝公園」で、区の職員数は約2,200人です。区役所の最寄り駅はJRの「浜松町駅」や都営地下鉄の「大門駅」などです。

港区には世界各国の大使館がある国際都市です。一方で、「芝地区」「麻布地区」「赤坂地区」「高輪地区」「芝浦港南地区」に分かれ、それぞれの地区に支所を置くなど行政も地域の色と暮らしを大切にしている街の一面もあり、各地区ではそれぞれの祭りが開催されています。都内有数のビジネス街「新橋駅」や「品川駅」も擁し、大手メディアが集積するなど日本有数の経済を支える街としても機能しています。「東京タワー」があるのも港区です。

>「港区」のホームページ
http://www.city.minato.tokyo.jp

住みたい街だけでなく住み続けたい街へ「目黒区」

「目黒区」は東京23区の南西部に位置し、面積は約14平方キロメートル、人口は約27万人です。区役所があるのは「目黒区上目黒」で、区の職員数は約2,000人です。区役所の最寄り駅は東急線・東京メトロの「中目黒駅」です。

目黒区は都心に近い住宅地として発展してきました。桜の名所「目黒川」や「中目黒」「自由が丘」など、若者に人気のある街が多く、住んでみたい街としても有名なようです。「住みたい街」が「住んでよかった街」「住み続けたい街」になるよう、区行政としては子育て世帯に向けた支援の充実や、介護・福祉の充実を目指し、財政健全化を進めているようです。

>「目黒区」のホームページ
http://www.city.meguro.tokyo.jp

まとめ

このページでは、日本で唯一の「特別区」に指定されている東京都の23区について一覧で解説しました。「特別区」とは何かについても簡単に解説し、「都区制度」という特別な制度のもとで特別区が運営されていることも説明しました。区役所職員を目指す方にとって、この制度の理解は必要不可欠かと思います。

また、23区それぞれの位置や面積、人口のほか、区の職員の職場となる区役所の位置についてもご紹介しました。区の名前と、駅名や具体的な街の名前はなかなかリンクさせるのが難しいので、この街はこの区にあったのか!と驚くことも多いのではないでしょうか。

区役所職員に興味がある方は、区の成り立ちなどもおさえておくと有利かと思います。就職を目指す区で育った人も、そうでない人も、それぞれに23区について改めて比較し、それぞれの区の魅力について研究してみてはいかがでしょうか。

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