【都道府県別猫の殺処分率】(2023年2月8日情報)

公務員総研の行政・社会ニュース紹介、今回は「都道府県別 猫の殺処分率」についてです。


都道府県別猫の殺処分率

2023年1月27日、都道府県別猫の殺処分率について、令和3年度の数値がまだ環境省から公表されていないため、令和2年度の数値についての投稿がツイッターにありました。

殺処分とは?

殺処分は、各地方自治体が運営する動物保健センターが引取った動物を致死させることをいうそうです。

動物の殺処分方法に関する指針

動物の殺処分方法に関する指針について、環境省の資料にこのような掲載内容がありました。

第1 一般原則
管理者及び殺処分実施者は、動物を殺処分しなければならない場合にあっ
ては、殺処分動物の生理、生態、習性等を理解し、生命の尊厳性を尊重する
ことを理念として、その動物に苦痛を与えない方法によるよう努めるととも
に、殺処分動物による人の生命、身体又は財産に対する侵害及び人の生活環
境の汚損を防止するよう努めること。

第3 殺処分動物の殺処分方法
殺処分動物の殺処分方法は、化学的又は物理的方法により、できる限り殺
処分動物に苦痛を与えない方法を用いて当該動物を意識の喪失状態にし、心
機能又は肺機能を非可逆的に停止させる方法によるほか、社会的に容認され
ている通常の方法によること。
出典)環境省のサイト:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/laws/shobun.pdf

全国の犬・猫の殺処分数の推移

全国の犬・猫の殺処分数の推移について環境省の統計資料をご紹介します。

2010年は、犬猫の引取り数は約25万頭でしたが、その10年後の2020年は約7万2千頭とその数は年々減少しています。
ですが、猫の殺処分は犬と比べて約5倍になっています。

出典)環境省のサイト

みんなの反応・SNSの反応

猫の殺処分についてのTwitterでの反応をいくつかご紹介します。環境省や地方自治体に関する声、殺処分の廃止を求める声などがありました。


本記事は、2023年2月9日時点調査または公開された情報です。
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