8億円かけて開発した避難支援システム、ダウンロード3000人止まり
2023年2月7日、鹿児島県が2022年4月1日に運用を開始した原子力防災アプリのダウンロード数が、伸び悩んでいるというニュースがありました。
アプリを含む住民避難支援・円滑化システムの開発費は8億500万円とのことです。
120%無駄遣いするほど、税金は余っている。開発会社も、どーせ誰も使わないだろな、って思いながら仕様書どおり作る。発注側はどんなに無駄しても責任問われてクビにならない無気力公務員。これが日本モデル/8億円かけて開発した避難支援システム、ダウンロード3000人止まりhttps://t.co/cwjdthIMhf
— 渡邉正裕 (@masa_mynews) February 8, 2023
鹿児島県原子力防災アプリとは?
鹿児島県原子力防災アプリは、原子力災害時の住民避難をより円滑なものとするために、2022年(令和4年)4月1日より運用を開始しています。
鹿児島県原子力災害時住民避難支援・円滑化システムが集約した原子力災害における避難情報などを閲覧できるスマートフォン用アプリで、QRコードを活用して、避難所などでの手続きを円滑に実施することができるものだそうです。
主な機能をご紹介します。
・自治体からの避難に関するお知らせを受信
・最寄りのモニタリングポストの空間放射線量を確認
・スマートフォンのGPS機能を使って現在地からの避難経路を検索
・QRコードを使った素早い受付登録
参考)鹿児島県のサイト:https://www.pref.kagoshima.jp/aj02/genbousai-app.html
鹿児島県にある原子力発電所ってどこにある?
鹿児島県にある原子力発電所とは、九州電力が管轄する川内(せんだい)原子力発電所のことで、鹿児島県薩摩川内市の川内川河口にほど近い海岸部にあります。
参考)九州電力のサイト:https://www.kyuden.co.jp/sendai_index.html
鹿児島県の原子力防災訓練が2023年2月11日、3年ぶりに実施
2023年2月11日、鹿児島県の原子力防災訓練が3年ぶりに住民も参加して実施され、今回の訓練では、円滑な避難のために、2022年4月から運用されている「原子力防災アプリ」も初めて活用されたというニュースがありました。
3年ぶり住民参加 鹿児島県原子力防災訓練でアプリ活用 見えてきた課題も #FNNプライムオンライン #鹿児島テレビ https://t.co/lpGq2iyaie
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) February 13, 2023
みんなの反応・SNSの反応
原子力防災アプリについてのTwitterでの反応をいくつかご紹介します。知らなかったという声が多く、ニュースで知って登録したという声もありました。
また、要らなかったのでは?などの声がありました。
🔵鹿児島県 原子力防災アプリ🔵
2月11日に3年ぶりに実施された原子力防災訓練が❗️
令和4年4月から配信された8億円かけたこのアプリ、
30km圏内の9市町の約20万2000人中、ダウンロード数が
4000件らしく。。知らんかった〜💦
さっそくアプリを取りました😅#鹿児島県原子力防災アプリ#黒田澄子 pic.twitter.com/Lu6IG8bVnl— 黒田 澄子 日置市 市議会議員 (@SUMIKO_99) February 13, 2023
鹿児島県の原子力防災アプリ、開発に8億円かけてDL数は3000人。地元住人も知らない「周知不足」と官製アプリへの「疑心暗鬼」が原因かhttps://t.co/odwPC19cqw
— コゾン@天邪鬼エンジニア・8年目ブロガー (@y_kozono) February 9, 2023
今日は令和4年度鹿児島県原子力防災訓練を実施しているということで、スマホに鹿児島県原子力防災アプリをインストールして情報を登録してみた。
— 超非日常現象 (@parapersona41) February 11, 2023
せっかくアプリを作ったのに皆登録しないと聞いて登録してみた💪
そもそもアプリが出来たことすら知らなかったと言うね😂 https://t.co/VHZA56Zmi9— しょーこ (@brhr1710) February 7, 2023
新規制基準を通過し安全なはずの原発と"重大事故時の避難円滑化に向け、鹿児島県が2022年4月1日に運用を開始した原子力防災アプリ"は情報として相反していて不協和を覚えそう…。多分安全なんだけど遠い将来起こるかもしれない事故のためにと言われても、https://t.co/ri7rOkobGK
— IRONORI (@IRONORI123) February 7, 2023
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