バンクーバーは地元民の反対で招致見送り、どうなる北海道!?

札幌市が招致を目指す2030年冬季オリンピック・パラリンピックの招致スローガン決定(2022年11月6日情報)

公務員総研の行政・社会ニュース紹介、今回は「2030年冬季オリンピック・パラリンピックの招致スローガン決定」についてです。


2030年冬季オリンピック・パラリンピックの招致スローガン決定

2022年10月27日、札幌市が招致を目指す2030年冬季オリンピック・パラリンピックの開催意義を議論する「プロモーション委員会」は、招致スローガンを「世界が驚く、冬にしよう。」に決定したというニュースがありました。

冬季オリンピック・パラリンピックとは?

冬季オリンピックは、 日本語の正式名称は「オリンピック冬季競技大会」と言い、近代オリンピック、つまりオリンピズムに基づき行われる平和の祭典であり、4年に1度、冬期に雪上競技と氷上競技(いわゆるウィンタースポーツ)の競技大会が行われます。

冬季オリンピックも夏季オリンピックと同様に、あくまで平和の祭典であり、単なる総合スポーツ大会ではないそうです。

パラリンピックは、国際パラリンピック委員会が主催する身体障害者(肢体不自由(上肢・下肢および欠損、麻痺)、脳性麻痺、視覚障害、知的障害)を対象とした世界最高峰の障害者スポーツの総合競技大会です。

オリンピックと同じ年に同じ場所で開催されます。

2004年のアテネ大会から夏季オリンピックと共同の開催組織委員会が運営しています。

参考)「冬季オリンピック」(2022年10月26日 (水) 06:30 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』、「パラリンピック」(2022年9月26日 (月) 14:24 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』

2030年冬季オリンピック・パラリンピックの開催地決定はいつ?

2030年冬季オリンピック・パラリンピックの開催地を正式に決定するのはIOC総会(ムンバイ=インド)です。

IOC総会は、インドの国内事情を理由に2023年5~6月から2023年9~10月に延期することが決まっているそうで、この総会で正式に決定する見込みです。

2030年冬季オリンピック・パラリンピックの開催の他候補は?

2030年冬季オリンピック・パラリンピックの開催候補は、札幌のほか、オリンピック開催実績のあるバンクーバー(カナダ)とソルトレークシティー(米国)、初開催を狙うカタルーニャ・アラゴン(スペイン)です。

札幌と1972年札幌オリンピック

1972年札幌オリンピックは、日本の北海道札幌市で1972年(昭和47年)2月3日から2月13日まで行われた冬季オリンピックです。


アジアおよび有色人種圏における史上初の冬季オリンピックであり、島における史上初の冬季オリンピックでもあります。

北海道・札幌2030オリンピック・パラリンピック冬季競技大会招致ウェブサイトに以下の内容がありました。

1972年に札幌で開催された冬季オリンピックは、札幌 のウインタースポーツシティとしてのプレゼンスを高め、国際化に大きく貢献するとともに、札幌のまちを大きく変え市民の誇りとアイデンティティの形成につながりました。

また、当時のさっぽろ雪まつりの様子が、大会の映像とともに世界中に紹介されたことをきっかけに、国内外から多くの観光客が訪れるようになり、 国際観光都市としての地位を確立しました。

このように、札幌のまちは、オリンピックをきっかけに大きく発展し、今や約200万の人口を抱えるとともに、市民の愛着度調査や全国市町村魅力度調査で常に高い評価を得るなど、名実ともに国内有数 の都市と言えるまでに成長を遂げました。

出典)北海道・札幌2030オリンピック・パラリンピック冬季競技大会招致ウェブサイト:https://winter-hokkaido-sapporo.jp/

みんなの反応・SNSの反応

https://twitter.com/greenalga6500/status/1587269750484537344

本記事は、2022年11月15日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

気に入ったら是非フォローお願いします!
NO IMAGE

第一回 公務員川柳 2019

公務員総研が主催の、日本で働く「公務員」をテーマにした「川柳」を募集し、世に発信する企画です。

CTR IMG