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世界初の液化水素運搬船「すいそふろんてぃあ」が2023年運用開始予定(2023年1月7日情報)

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国防/海上自衛隊


目次

世界初の液化水素運搬船「すいそふろんてぃあ」 が日本オーストラリア間の水素輸送を予定

2020年10月14日、年明け(2021年)に世界初の液化水素運搬船「すいそふろんてぃあ」 が日本オーストラリア間の水素輸送を予定とといった内容について、経済産業省のツイッターより投稿がありました。

世界初の液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」とは?

世界初の液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」は、川崎重工が開発・建造したもので、マイナス253℃に冷却し、体積が気体の800分の1となった液化水素を、安全かつ大量に長距離海上輸送するために開発されたとのことです。

技術研究組合 CO2フリー水素サプライチェーン推進機構(HySTRA)による新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業「未利用褐炭由来水素大規模海上輸送サプライチェーン構築実証事業」において実施した、褐炭由来の水素を液化水素運搬船で日本オーストラリア間を海上輸送・荷役する実証試験に用いられたそうです。

日本船舶海洋工学会主催の第32回シップ・オブ・ザ・イヤーにおいて、大賞である「シップ・オブ・ザ・イヤー2021」を受賞しています。

参考)川崎重工のサイト:https://www.khi.co.jp/news/detail/20220725_1.html

未利用褐炭由来水素大規模海上輸送サプライチェーン構築実証事業とは?

未利用褐炭由来水素大規模海上輸送サプライチェーン構築実証事業は、オーストラリアのビクトリア州ラトロブバレーに存在する未利用褐炭を用いた大規模水素サプライチェーンを構築する実証事業で、2015年より新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施しているそうです。

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のサイトには以下のような内容がありました。

褐炭は水分や不純物を多く含んだ品質が低い石炭であり、安価なエネルギー資源です。この褐炭から水素を製造・貯蔵・輸送し、さらには国内における水素エネルギーの利用までをサプライチェーンとして構築するための技術開発と実証を行い、サプライチェーンとしての運用技術の確立を目指します。

なお、褐炭から水素を製造する際に排出されるCO2は、将来的には豪州連邦政府・ビクトリア州政府が進めているCO2回収・貯留(CCS)プロジェクトと連携し、地下貯留を行う構想です。

出典)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のサイト:https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101250.html

「すいそふろんてぃあ」が2022年1月21日オーストラリア・ビクトリア州ヘイスティングス港に到着

2022年1月21日、「すいそふろんてぃあ」がオーストラリア・ビクトリア州ヘイスティングス港に到着と、オーストラリア大使館の公式ツイッターより投稿がありました。

「すいそふろんてぃあ」は今はどこにいる?

「すいそふろんてぃあ」は2023年1月7日現在、どこにいるのか調べてみました。

2022年11月25日、国土交通省 神戸運輸監理部の公式ツイッターが神戸港内でドッグ中と思われる「すいそふろんてぃあ」とすれ違いましたと、投稿していました。

みんなの反応・SNSの反応

すいそ ふろんてぃあについてのTwitterでの反応をいくつかご紹介します。世に出回ってる情報が少ないという声があり、神戸港での写真等の投稿が多いようです。


本記事は、2023年1月13日時点調査または公開された情報です。
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この記事を書いた人

公務員総研編集部のMです!
世界の情報や日本の歴史・日本の政治についてなどのライター記事やオリジナル記事を配信します。

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