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【保育園の仕事内容】2歳児クラスの1日を紹介します

近年は男女雇用機会均等などにより共働きの家庭が増えています。また年収が低下し共働きでないと生活が厳しいという家庭もあるかと思います。それに伴い保育園の需要が高まっています。私が勤める新潟県某所の保育園の1日、特に2歳児クラスの1日について解説します。

2017年06月09日更新

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目次
保育園とは?
保育園2歳児クラスの1日について
子どもたちの活動内容と保育士の配慮事項や環境設定
いよいよはじまり。登園タイムです。
まずは、朝の挨拶から
トイレタイム - 2歳児はトイレトレーニングも兼ねます。
午前中の活動 天気によって変更
楽しい給食の時間です!
お昼寝も大事な子どもたちの仕事です。
おやつを食べて、お迎えをまちます。1日ご苦労様でした!
まとめ ありがとうといわれるやりがいのある仕事です。
保育園の仕事内容、2歳児クラスの1日

保育園とは?

保育園は仕事などの理由により保育に欠ける乳幼児を預かる施設と定義されています。仕事内容は、その子ども一人ひとりの指導計画や目標に基づいて保育内容を決め、関わり方や声のかけ方を工夫して、養護と教育をしていきます。

保育園2歳児クラスの1日について

7:30 早朝保育
8:30 登園
9:00 おやつの準備
9:15 おやつ
9:20 トイレ
9:40 朝の挨拶をしてシール帳にシールを貼る
9:50 おまいり
10:00 お部屋に戻りトイレ
10:10 活動(公園に遊びに行く、製作をするなど)
11:00 トイレ
11:20 給食
12:30 トイレ
12:50 お昼寝
15:00 起床、トイレ
15:20 おやつ
15:45 帰りの挨拶
16:00 降園
16:30 延長保育
19:15 閉園

子どもたちの活動内容と保育士の配慮事項や環境設定

基本的には8:30〜9:00の間に登園なのですが私の保育園は7:30から預かることができます。8時もしくは8時半出勤のお父さんお母さんが7:30〜8:30に登園し子どもを預け出社していきます。職員はシフト制で早番や遅番があります。朝の時間は職員4人体制で、子どもは約20名くらいです。欠席や遅刻の電話連絡もこの時間帯に受けて、メモや口頭で担任に伝えます。

いよいよはじまり。登園タイムです。

お父さんお母さんが子どもを連れて登園します。まず自分のクラスへ行き、出席したらシールを貼るシール帳やおしぼり、コップを指定の場所に置いたり、準備をしたりします。それが終わると担任の元へ行き、子どもを預かります。その際に体調などの家庭での様子を聞いたり、お迎えの時間の変更などの連絡事項を聞いたり、薬を飲ませてほしいと投薬依頼書を書いてもらったりします。この時に月齢やその日の気分にもよって違うのですがお父さんお母さんと離れるのがいやで泣く子や、友達を見つけてパーっと遊びに行く子など様々います。

子どもたちはお遊戯室でブロックやかけっこをして遊んだり絵本を読んだりして過ごします。

0〜2歳児クラスは午前中におやつがあります。子どものおやつは栄養補給としての意味もあります。2歳児クラスは保育士3人で15人をみています。保育士は9時過ぎに登園してきた子どもの受け入れや家庭とのやりとりである帳面を読み、連絡事項や体調の確認やおやつの時にしようするおしぼりを濡らしたりします。おやつ給食の先生(調理師)が用意しているのを取りに行きます。おやつは牛乳とおかしまたはヨーグルトです。乳製品が苦手な子どももいます。保育の方針としては栄養の摂取の観点から好き嫌いなく完食するという目標を掲げているので、苦手な子どもにも飲んでもらうようにしています。量を減らしたりおだてたりして飲んでもらうように工夫しています。

まずは、朝の挨拶から

朝の挨拶の時に今日の日付や天気、今日の予定(公園に遊びに行く、園庭に行く、製作をするなど)を伝えます。そして、子どもたちにシール帳を渡し、シールを貼ります。

シール帳も毎月可愛くて楽しいイラストになっていて、例えば赤ずきんちゃんやブレーメンの音楽隊などのイラストが描いてあり、そこに関連したシール(赤ずきんちゃんならオオカミや赤ずきんちゃんなど)を貼っていきます。子どもたちはどのシールにしようかと真剣に悩んでいます。また、まだ数字が読めないので保育士があらかじめ今日の日付のところにスタンプを押して、シールを貼る場所をわかりやすいようにします。

私の保育園はお寺が母体の仏教の保育園です。そのため毎朝、のの様(ほとけ様)に対しておまいりをします。全クラスがお遊戯室に集まり、子どもたちは正座になり、おまいりの歌を歌います。そして園長先生からのお話を聞きます。

トイレタイム - 2歳児はトイレトレーニングも兼ねます。

おまいりの後はトイレに行きます。2歳児クラスはトイレトレーニングのクラスと言っていいほどいかにオムツを外してパンツで過ごせるようになるかが保育目標の1つでもあります。トイレに行くということはやはり子どもたちによって、めんどうくさいことで遊びたい気持ちの強い子はトイレに行くのをいやがることもあります。

保育士たちはトイレの中にアンパンマンの絵を貼ったりしてトイレの中が楽しい雰囲気になるように工夫しています。トイレは誰が出ていて誰が出ていないかを把握するようにします。トイレでおしっこができて、オムツに出ていないことが多くなるとおしっこが出る感覚がわかってきたのだと判断してパンツで過ごす時間を伸ばしたり、お昼寝の時間もパンツでいられるように保護者の方におねしょシーツをお願いしたりします。

そういうこともあり、子どもたちの排尿の有無や感覚をつかむことが大切になってきます。座ってすぐに「出ない」という子には「10数えようね」や、「お腹にうーん!って力を入れておしっこ出してみてね」と声をかけます。この時に排尿せずに活動中にもらしてしまう子もいるのですが、もらすことで「気持ち悪い」という感覚を知り、トイレでおしっこをしなくてはと覚えていきます。失敗することが経験になり、成長に繋がっていきます。

午前中の活動 天気によって変更

その日の活動では、天気の良い日は保育園に隣接している公園に遊びに行ったり、近くの川沿いにお散歩に行ったりします。外に遊びに行くときは必ず帽子を被ります。帽子は保育園指定のもので、オレンジ色で、すぐにうちの保育園の子どもだとわかるようにするためと、太陽から頭を守るために帽子を被ります。また、季節によってはジャンパーを着たりもします。

この時に保育士が注意することは、子どもの人数が全員いるかどうかという確認です。出発する前に人数を数えて確認して、外遊びから帰ってくる時も人数を確認します。そして道路を通って公園や川沿いに行くので車が通ります。その時に歩道の白い線から出ないように子どもたちに話し、車が来ているのが見えたら子どもたちに「車が来たから止まるよ」と一旦止まるようにします。

やはり交通事故は怖いので安全を心がけています。突発的に飛び出して行く子どももいるので、そういう子は特に気をつけています。活動をする時は何事もそうですが、時間配分が大事になってきます。何時何分に公園を出ればどれくらいで保育園に着いてトイレに行って給食の準備して・・など時間を逆算して予定を立てています。日中の活動では製作をすることもあります。

例えば季節の作品を作り壁面に飾ったりします。春は紙皿にクレヨンで絵を描いたりして蝶々を作ったり、梅雨の時期は紫陽花を指に絵の具を付けた指スタンプで作ったり、冬はクリスマスリースやサンタを作ったり、その季節に応じたものを作り保育室に飾り送迎時にお父さんお母さんが見られるようにしています。

私の保育園には3大行事と呼ばれる3つの行事があります。それは運動会、作品展、お遊戯会です。1〜2ヶ月前になると日中の活動として例えば運動会ではかけっこの練習、作品展ではその時に飾るモニュメントの製作やそのテーマに応じた作品を作ったりします。お遊戯会ではお遊戯の練習をします。子どもたちは喜んで活動に取り組んでくれます。また保育士は子どもたちの「楽しい」という気持ちを引き出すような声かけや、製作をする時には導入部分で子どもたちを惹きつけるような話し方をしていきます。やはり子どもたちには保育園を楽しいと思ってほしいと願っているからです。

楽しい給食の時間です!

給食は新潟県の某市の管理栄養士が献立を考えて各保育園の調理師がそれに基づいて調理します。特に気をつけなくてはいけないのはアレルギーを持っている子どもに対する代替え食です。もし誤って卵アレルギーの子どもに卵料理を食べさせてしまったら、アレルギーの程度にもよりますが、最悪の場合死に至こともあります。

そのため、アレルギーを持っている子どもに対しては十分に配慮をしています。給食の先生が確認をし、担任も確認をし、何重にも確認した上で提供しています。先にアレルギーの子どもにその料理を出すなどの工夫もしています。給食はよく食べる子、あまり食べない子など様々です。おやつの時にもそうでしたが出されたものは栄養のバランスを考えて提供されているので、すべて完食してほしいという思いがあります。苦手なものがある子には量を減らしたり、小さくしたりして工夫をしながらたべてもらうようにしています。また、どうしても美味しいものは早く食べ終わって苦手なものが残り、食べるスピードが遅くなるということがあるので、子どもたちが食べる様子を観察し、適宜声かけをして白ごはん、おやず、お汁を順番に食べられるようにしています。

お昼寝も大事な子どもたちの仕事です。

お昼寝は子どもたちにとってとても大切なものです。お昼寝をすることで夜まで元気に過ごすことができます。保育士はエアコンや扇風機で温度の調節をしたり、オルゴールのCDをかけたりして心地よい眠りになるように環境を設定しています。また、厚着をしている子どもは服を1枚脱がせたりして汗をかかないようにしています。

保育士は子どもたちをトントンとして寝かせます。お昼寝をしている間に保育士は家庭とのやりとりである連絡帳を書きます。お父さんお母さんが家での様子を書いてくれているので、それの返答をしたり、その日の活動での子どもたちの様子であったり、体調のことなどを細かく具体的にエピソードを交えて書きます。

迎えの時間が遅いお父さんお母さんにはなかなか会えないこともあるので、この連絡帳が家庭と保育園との架け橋になっています。特に文章でのやりとりで誤解を生みやすいため、書く内容や表現には十分に気をつけています。

おやつを食べて、お迎えをまちます。1日ご苦労様でした!

お昼寝から起きるとおやつを食べて順次降園になります。16:30以降は「おのこり」という時間帯になり、遅番の保育士や当番の保育士が子どもたちを見ます。

まとめ ありがとうといわれるやりがいのある仕事です。

保育園は子どもたちの笑い声や時には泣き声で活気に満ちています。みんな元気いっぱいです。その中で子どもたちは昨日できなかったことが今日できるようになったりするなど日々成長しています。

その成長のお手伝いができる保育園の先生という仕事はとてもやりがいがあります。モンスターペアレントと言われる昨今です。特に保護者の方の対応は十分に気をつけなければなりません。神経を使うこともありますが、みんなから「ありがとう」と言われる仕事、それが保育園の保育士だと思います。

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