地方公共団体「都道府県庁」シリーズ

【和歌山県庁】年間約5万トンの柿を生産する「和歌山県」の地方公共団体(2017年9月情報)

和歌山県といえば、梅!和歌山ラーメン!那智大滝!和歌山城・・・ 都道府県庁特集の第二十九回は「和歌山県庁」です。 和歌山県は柿とみかんの生産量が日本一の都道府県です。今回はその和歌山県の都道府県地方自治体の行政機関「和歌山県庁」についてです。


※本記事は、2017年9月調査の内容です(今後更新予定です)。

「和歌山県庁」について

和歌山県は、約95万人で全国で40位、国土は、4,724.71平方キロメートルで全国で30位です。地方公共団体としての業務の中心となる役所「和歌山県庁」は中核市に指定されている和歌山市にあります。

紀伊国の大部分を近代以降引き継ぐ和歌山県の地域区分には、紀北・紀南の二分法と紀北・紀中・紀南の三分法との2つが使い分けられ用いられています。紀北・紀南の二分法は、近世紀州藩における口六郡・両熊野という地域区分を引き継いでいます。市町村は9市20町1村になります。

※人口:平成27年調査(国勢調査)
※面積:2016年10月1日調査(全国都道府県市区町村別面積調査)

「和歌山県」の成り立ち

明治2年に版籍奉還され、紀州藩は和歌山藩、田辺藩、新宮藩の3つに分かれました。このとき、高野山寺領は堺県に属していました
明治3年に旧高野山寺領は、五条県に属していました。明治4年7月に廃藩置県によって、3つの藩はそれぞれ藩から県に変わることになりました。この3つの県を合わせて、現在の和歌山県の県域が確定されています。この時、牟婁郡の一部が渡会県に属していて、全国でも珍しい“飛地の村”北山村が誕生し、旧高野山寺領も和歌山県域となりました。

当時は7郡(伊都、那賀、名草、海部(あま)、有田、日高、牟婁)と462の村でありました。

和歌山県庁のリーダー和歌山県知事「仁坂吉伸」さんはどんな人?

平成18年12月から和歌山県知事を務める仁坂吉伸さんは、昭和25年10月2日に和歌山県の和歌山市で生まれました。家族は妻と娘1人です。

キャリアは東京大学経済学部経済学科を卒業後、昭和49年4月に通商産業省に入省しました。平成10年6月に通商産業省生活産業局総務課長、平成14年7月に経済産業省製造産業局次長、平成15年7月にブルネイ国大使、平成18年10月に社団法人日本貿易会専務理事を経て、平成18年12月に和歌山県知事に就任しました。平成26年12月には和歌山県知事3期目を務めています。

座右の銘は「誠心誠意」だそうです。

公式ホームページ:http://www.nisaka.gr.jp/

和歌山県の行政、ここを知っておこう!「元気な和歌山」

若者の流出や少子高齢化による人口減少や、甚大な被害が予測されている南海トラフ地震など、県民が不安を感じる様々な課題が山積しています。誰もが将来に希望を持ち、安心して暮らすことができる社会づくりに向けた取り組みとして『安全と安心の政策』と『未来への投資の政策』の2つの柱で、『元気な和歌山』の実現を推進しています。


『安全と安心の政策』は2つの軸で、『未来への投資の政策』は3つの軸で推進されています。

安全と安心の政策

(1)災害から県民の命を守る安全の政策の推進
(2)暮らしに安心を届ける政策の強化(少子化対策、高齢者対策、医療提供体制)

未来への投資の政策

(1)紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会の開催
(2)地域経済を支える産業の強化(商工業、農業、林業、水産業、観光)
(3)成長を支えるインフラ整備の推進

まとめ

いかがでしたか?

和歌山県といえば梅のイメージが強いですが、実はみかんや柿の生産量もトップクラスの都道府県です。四国地方ではみかんと柿の生産が盛んな傾向があり、暖かい地方の気候や環境が食物を育んでくれています。

本記事は、2017年8月1日時点調査または公開された情報です。
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