「気象大学校(学生)」の学費・給料・ボーナスや休みについて

「気象大学校」は、国家公務員である気象庁職員を養成する国が運営する大学校です。この大学校の学生は、学生でありつつ公務員という身分で給料が支払われます。今回はその「気象大学校」の学生の初任給やボーナスなどの給料情報や、学生生活・大学校祭などについて解説します。


目指すは、気象庁職員!気象大学校の学生の給料について

気象大学校の学生は、気象庁職員として、国家公務員の身分で、学生として勉学に励みます。

大学校では、教育課程で153単位以上、特修課程で500時間以上の履修が必要で、卒業すると学士(理学)の学位を取得することができます。

さてそんな学生は、入学金、授業料、学生寮費は一切無料です。教科書代、食費等は自己負担となっています。
給料も毎月、所定の給与141,424円(地域手当を含む、平成24.4.1現在)と年2回の期末勤勉手当、及び諸手当が支給されます。

福利厚生も、一般的な国家公務員共済組合に加入でき、医療制度、年金制度等の保障が受けられます。

学生寮も用意されています!必須ではないようです。

校舎から徒歩1~2分の距離に「智明寮」という学生寮が用意され、原則として学生は全員入寮となっています。許可を受ければ自宅や近隣のアパートなどからの通学も可能とのことです。

平日の8時30分から17時15分の勤務時間を除けば、寮生の行動に特別な制限はなく、土日の帰省なども自由です。

寮は原則として二人部屋ですが、部屋割りなど、学生が自主的に運営されています。

土日はお休み、夏休みもあります!

土日は帰省もでき自由に過ごすことができます。また一般の国家公務員と同様に3日間の夏休みがあります。

7月下旬から8月末までは夏期学修期間として通常授業は行われませんので、実習等の期間を除けば、年次休暇を取得して休むことができます。この期間に休暇を取得して、帰省をしたり、免許合宿や海外旅行に出かける学生もいます。

なお、年次休暇は年間20日まで取得することが可能で、残した場合は20日を限度に翌年に繰り越すこともできます。

年に一度の学園祭「紫雲祭」があります!

気象大学校の一大イベント学校祭「紫雲祭(しうんさい)」が秋に開催されます。


60名の学生で行う学園祭は、小規模ながら、1年間の文化活動の成果(天気の会、写真、絵画、軽音楽、ピアノ演奏等)をすべて手作りで発表し、近隣にお住まいの方々や、関東近辺に在住の気象大学校OB、OGなどが来場するようです。

本記事は、2017年5月30日時点調査または公開された情報です。
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