岸田総理大臣、インド太平洋地域への支援拡充表明(2023年4月2日情報)

公務員総研の行政・社会ニュース紹介、今回は「岸田総理大臣、インド太平洋地域への支援拡充表明」についてです。


岸田総理大臣、インド太平洋地域への支援拡充表明

2023年3月20日、インドを訪問中の岸田文雄総理大臣は法の支配などを重視する「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の新たな推進計画を発表し、インド太平洋地域のインフラ支援として、2030年までに官民で750億ドル(約9兆8000億円)以上の資金を投入すると表明したというニュースがありました。

岸田総理大臣のインド訪問

岸田総理大臣は、2023年3月19日から21日までインドを訪問しました。
下記を予定とした4日間の出張でした。

  1. 訪問中、岸田総理大臣はナレンドラ・モディ・インド共和国首相(H.E. Mr. Narendra Modi, Prime Minister of the Republic of India)と会談を行い、国際社会の様々な重要課題について議論し、日本が議長国を務めるG7と、インドが議長国を務めるG20との連携を確認する考えです。
  2. また、「日印特別戦略的グローバル・パートナーシップ」の深化や「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、幅広く意見交換を行う予定です。

 

その時の様子が、外務省のサイトに掲載されています。

出典)https://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sw/in/page1_001534.html

参考)外務省のサイト:https://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sw/in/page1_001534.html

自由で開かれたインド太平洋とは?

自由で開かれたインド太平洋について、「2つの大陸」「2つの大洋」のの交わりにより生まれるダイナミズムといった内容で、詳しくは、外務省のサイトの掲載内容をご紹介します。

国際社会の安定と繁栄の鍵を握るのは,
「2つの大陸」:成長著しい「アジア」と潜在力溢れる「アフリカ」
「2つの大洋」:自由で開かれた「太平洋」と「インド洋」

⇒ これらを一体として捉えることで,新たな日本外交の地平を切り拓く

出典)外務省のサイト:https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000430631.pdf

参考)外務省のサイト:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/page25_001766.html

自由で開かれたインド太平洋(FOIP)のための新たなプランとは?

2023年3月20日、岸田内閣総理大臣は、訪問先のインド・ニューデリーにおいて、「インド太平洋の未来~『自由で開かれたインド太平洋』のための日本の新たなプラン~“必要不可欠なパートナーであるインドと共に”(The future of the Indo-Pacific-Japan’s new plan for a “Free and Open Indo-Pacific”- “Together with India, as an Indispensable Partner”)」と題する政策スピーチを行い、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の新たなプランを発表しました。

岸田内閣総理大臣のスピーチの内容が外務省のサイトに掲載されています。

PDF)岸田総理大臣のインド世界問題評議会(ICWA)における
総理政策スピーチ(令和5年3月20日)

参考)外務省のサイト:https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/pc/page1_001544.html

みんなの反応・SNSの反応

岸田総理大臣のインド太平洋地域への支援拡充表明についてのTwitterでの反応をいくつかご紹介します。ばらまきなのではや増税を心配する声などがありました。


本記事は、2023年4月11日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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