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【LINEリサーチ】中学生・高校生のなりたい職業は「国家公務員・地方公務員」が上位。「大人になること」のイメージは不安と期待が入り交じる結果に(2024年1月情報)

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LINEリサーチが2023年11月実施したアンケート調査で、中学生や高校生のなりたい職業や大人になることに対するイメージが明らかになりました。国家公務員・地方公務員や教師・警察官などが上位に入る結果となりました。

目次

中学生・高校生、それぞれ人気の職業は?

中学生と高校生の調査結果をまとめました。

中学生の男子の上位3位の職業は「国家公務員・地方公務員」「スポーツ選手」「YouTuber、Vtuberなどの動画投稿者」でした。一方、女子中学生の上位3位は「教師・教員・大学教授」「歌手・ミュージシャン」「国家公務員・地方公務員」でした。

高校生の男子の上位3位の職業は「国家公務員・地方公務員」「システムエンジニア・プログラマー」「医師」でした。また、女子高校生の上位3位は「国家公務員・地方公務員」「看護師」「心理カウンセラー・臨床心理士」でした。特に、「医師」と「心理カウンセラー・臨床心理士」が注目される結果となりました。

上記の結果は、2022年の同様の調査結果と比較しても変化が見られ、将来の職業選択における中高生の興味や関心が変化していることがわかります。

上位3位の職業に就きたい理由は?中高生のリアルな声を紹介!

中高生それぞれの職業に就きたい理由を聞いてみました。

まず、中学生の理由をみてみましょう。

中学生が選ぶ職業には、親の影響や自分の好きなこと、職種への興味など、さまざまな理由がありました。例えば、男子中学生の4位だった「ゲーム業界の仕事」には、プログラミングやゲームが好きといった理由がありました。また、女子中学生の4位の「イラストレーター」になりたい理由では、絵を描くのが好きで、多くの人に楽しんでもらいたいという声が挙がっていました。

続いて、高校生の理由をみてみましょう。

高校生が選ぶ職業には、憧れの人や親の影響、収入面の安定や将来性を考える理由、そして人の生活を支えたいという理由などがありました。例えば、男子高校生の5位に入った「設計者・開発者・工業デザイナー」には、ものづくりや環境問題、ロボットへの興味があるという声がありました。また、女子高校生の9位の「イベントプランナー」では、人を幸せにする手伝いをしたいといった理由が挙がっていました。

「大人になること」のイメージ、中学生は「忙しそう」、高校生では「義務や責任が増えそう」

中高生に「大人になること」のイメージについて聞いたところ、さまざまな項目があがりました。


中学生の「大人になること」のイメージでは、「忙しそう」「疲れそう」「生活が大変そう」「好きなことができるようになりそう」「義務や責任が増えそう」といったイメージがありました。女子中学生は特に、「忙しそう」「人間関係が大変そう」「不安しかない」「大人にはなりたくない」というイメージが高かった一方で、「楽しそう」なイメージもより高かったことがわかりました。

高校生になると、「義務や責任が増えそう」「忙しそう」「行動範囲が広くなりそう」「疲れそう」といったイメージがあり、女子高校生のほうが男子高校生よりも各項目の割合が高かったです。特に、「不安しかない」「お金をかせげそう」というイメージが女子高校生にとって特に高かったことがわかります。

中高生を比較すると、高校生よりも中学生のほうが、「好きなことができるようになりそう」「今よりも自由になれそう」「楽しそう」「夢がかなえられそう」「かっこいい」といったイメージが高い一方で、「義務や責任が増えそう」「不安しかない」「いろいろな契約や手続きを自分でできる」といったイメージでは高校生のほうが高い割合でした。

【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査

調査対象:日本全国の中学生、高校生の男女

実施時期:2023年11月13日~2023年11月15日

有効回収数:1047サンプル

※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

本記事は、2024年2月17日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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この記事を書いた人

公務員総研編集部のMです!
世界の情報や日本の歴史・日本の政治についてなどのライター記事やオリジナル記事を配信します。

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