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「高齢者住宅のデイサービス」で働く「看護師」の仕事内容・給料レポート

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目次

はじめに

サービス付き高齢者住宅のデイサービスで正社員として働く、キャリア4年の「看護師」によるキャリアレポートです。

「高齢者住宅で働くデイサービスの看護師」の仕事内容について

現在、ディサービスに配属され点滴働いています。

サービス付き高齢者住宅で働くデイサービスの「看護師」の主な仕事内容は、利用者様の健康管理ですが、基本的にはディサービスの仕事は何でもこなします。

例えば、レクの進行係やトイレ介助、おやつやコーヒーの準備、入浴介助など、また利用者様がご帰宅された後は掃除も介護職と一緒に行っています。

配属はディサービスですが、住宅も一緒になっており、ナースは私のみなので入居している利用者様が体調不良を訴えると、状況を確認して受診の必要かどうかの判断を行います。

また、入居者様が定期受診や緊急受診などで薬の処方が出てくると、薬のセットなども行っています。

1人で50名の入居者様の体調管理を行わなければいけないので大変ではありますが、介護職と連携し情報を集約することで大きな急変の前に対応することが出来ています。

また、創部や褥瘡の処置なども行っています。不定期ですが、1回/1週間程度、写真をとり創部の状態を記録し多職種や病院受診等の情報共有を行っています。

「高齢者住宅で働くデイサービスの看護師」」の1日の仕事の流れ

私は、日勤帯のみでした。

8:30 出勤
8:30~ ディサービスの準備(コーヒーの準備、参加予定者の伝票の準備等)
8:50~ 朝礼(夜間特変者の申し送りなど)
9:00~ ディサービス利用者様誘導
9:30~ ラジオ体操・リハビリ体操
10:00~ その日のレクを開始
10:30~ DVD鑑賞しながらコーヒーとお菓子の提供
塗り絵などの制作活動
11:45~ タオル体操・リハビリ体操
12:00 終了

この仕事の給料・残業・有給休暇について

私の場合ですが、「サービス付き高齢者住宅で働くデイサービスの看護師」の月給は26万2千円(総支給額 残業なし)でした。ちなみにボーナスは月給×2.0程度で、年間40万あればいい方だと思います。


ディサービス勤務なので、ほとんど残業はありません。時々勤務終了間際に薬が届くことがありますが、次の日の分を準備し翌日時間内にセットは行なうようにしています。

この仕事で、働いているときに困ったこと

やはり看護師であるので、出来るだけ看護業務を中心にやっていかなければいけないと思っています。

なので薬が多く届いたり、体調不良の利用者様がいる場合に看護師としての業務に取りかかりたいのですが、ディサービス業務から離れられないことです。デイサービススタッフはいて当たり前、レクの進行やその他の業務も私がいる前提で動いているので、なかなか思うようにはいきませんでした。

会社自体が介護士と看護師の業務分担をしっかり行ってくれている様なところだと助かるのですが、現在の職場は介護業務と看護業務が入り乱れている感じがあるのでそこを改善していきたいと思います。

この仕事や職場でよかったこと

やはり時間内に帰宅できるところだと思います。

自宅から職場も近いので交通費もかかりませんし、子供たちも、私が近くで働いているという安心感があるようです。

あとは、看護師一人での勤務ですが、同じ系列の施設があと2店舗あるので、私が休みの希望があるときは他の店舗から応援のナースが来てくれることです。

そのおかげで多少遠慮はありますが有休休暇を使うこともできました。上司の方もいろいろと相談しやすいです。

「高齢者住宅で働くデイサービスの看護師」の仕事エピソード

4月のことですが、私がディサービスで仕事をしているときに、訪問スタッフによばれ2階の食事スペースに上がったら入居者様が顔面蒼白、喘ぎ呼吸で倒れていました。

すぐに頸動脈を確認し心肺停止状態と判断し、心臓マッサージを開始し救急隊を呼んでもらいましたが正直、とても怖かったです。その時、救急隊員が来るのがふだんよりもとても長く感じられました。

幸い、この搬送された入居者様は現在気管切開は行なっているものの意識も回復し、おおきな後遺症もなく入院されています。

しかし、この出来事があってから、私が働いている場所は医者もいないので、私の判断一つで入居者様の運命も左右することになるという事を強く感じています。

まとめ ー「看護師」を目指す方へメッセージ

施設で働いているナースは、ほんとに五感をフル活用してやっていかないとと思います。

大変な仕事ですが頑張っていきましょう。

本記事は、2018年7月28日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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この記事を書いた人

公務員総研の編集部です。公務員の方、公務員を目指す方、公務員を応援する方のチカラになれるよう活動してまいります。

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