地方公共団体「都道府県庁」シリーズ

【新潟県庁】日本酒消費量ナンバーワンの酒好き「新潟県」の地方公共団体(2017年9月情報)

新潟県といえば、魚沼産コシヒカリ!トキ!日本酒!上越新幹線・・・

都道府県庁特集の第十五回は「新潟県庁」です。

新潟県は年間の日本酒摂取量が一人当たり14.04リットルもある、日本酒大好きな都道府県でもあります。今回はその新潟県の都道府県地方自治体の行政機関「新潟県庁」についてです。


※本記事は、2017年9月調査の内容です(今後更新予定です)。

「新潟県庁」について

新潟県は、約228万人で全国で15位、国土は、12,584.18平方キロメートルで全国5位です。地方公共団体としての業務の中心となる役所「新潟県庁」は政令指定都市に指定されている新潟市にありますが、長岡市、上越市が特例市に指定されています。

県面積が広いということもあり、2000年(平成12年)の段階では実に112の市町村がありましたが、平成の大合併で2010年(平成22年)4月までに30市町村となりました。市町村は20市8区6町4村9郡になります。

※人口:平成27年調査(国勢調査)
※面積:2016年10月1日調査(全国都道府県市区町村別面積調査)

「新潟県」の成り立ち

新潟県は高志(越)国の一部でしたが、7世紀末に高志国は越前・越中・越後の三国に分けられました。越後の戦国時代は、謙信の父長尾為景によって幕が開かれます。室町時代の越後は守護上杉氏が支配の頂点にあり、長尾氏がその補佐役を務めました。

江戸幕府の財政を支えていたのは佐渡の金銀で、幕府へ納められる佐渡の「御金荷(おかねに)」は、おもに北国街道で江戸に運ばれていました。1868年には戊辰戦争(北越戦争)が勃発し、新政府軍が長岡城を攻略し越後を制圧することとなりました。

新潟県庁のリーダー新潟県知事「米山 隆一」さんはどんな人?

平成28年10月から新潟県知事を務める米山隆一さんは、昭和42年9月8日に新潟県の北魚沼郡湯之谷村(現在の魚沼市)で生まれました。

キャリアは東京大学医学部を卒業後、平成15年1月にハーバード大学附属マサチューセッツ総合病院研究員となりました。平成23年10月に弁護士法人おおたか総合法律事務所に所属しますが、平成28年10月に新潟県知事に就任しました。

公式ホームページ:http://www.yoneyamaryuichi.com/

新潟県の行政、ここを知っておこう!「夢おこし政策プラン」

新潟県は、人口減少と少子高齢社会の進展/新潟県の全県的な停滞など、新潟県が直面している(しうる)危機を避けるべきと考えています。そこで「将来に希望の持てる魅力ある新潟県の実現」を基本理念とした、新潟県の最上位の行政計画である新潟県「夢おこし」政策プランを策定しました。「住んでみたい新潟、行ってみたい新潟」を目指します。

目指すべきシナリオとしては以下の内容です。


(1)選択と集中によって自立した新潟県

(1)円高・デフレからの脱却
(2)中越大震災、中越沖地震からの復興を契機とした全県的発展
(3)行政の役割の明確化
(4)安全・安心なくらしの実現
(5)国際的にも優れた企業への成長
(6)魅力ある農林水産業の実現
(7)安全・安心健康にいがたの実現 共同参画社会の促進
(8)教育の活性化=優れた人材の育成

(2)2024年の目指すべき姿

「将来に希望の持てる魅力ある新潟県の実現」 ── 住んでみたい新潟、行ってみたい新潟 ──を理念とする。以下の2つの政策目標を掲げる。

(1)付加価値の高い産業の振興
目標「本県産業をめぐる経済環境を整え、産業の高付加価値化を進める」
(2)くらしやすさについての県民の満足度
目標「県民が安全で安心して暮らせる新潟県をつくり県民満足度を高める」

まとめ

いかがでしたか?

新潟県は全国でも有名なトップブランドの魚沼産コシヒカリを栽培しています。良いお米がある地域では良い日本酒が造られるという傾向から、新潟県ももれなく八海山や越乃寒梅、久保田などが造られ、全国の酒好きをうならせています。

本記事は、2017年7月11日時点調査または公開された情報です。
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