地方公共団体「都道府県庁」シリーズ

【岐阜県庁】結婚式場数47軒で日本一の「岐阜県」の地方公共団体(2017年9月情報)

岐阜県といえば、飛騨高山!飛騨牛!高山ラーメン!郡上おどり・・・

都道府県庁特集の第二十回は「岐阜県庁」です。

岐阜県は日本で一番人口当たりの結婚式場数が多く、また妊婦検診の公費負担額も高い都道府県でもあります。今回はその岐阜県の都道府県地方自治体の行政機関「岐阜県庁」についてです。


※本記事は、2017年9月調査の内容です(今後更新予定です)。

「岐阜県庁」について

岐阜県は、約201万人で全国で17位、国土は、10,621.29平方キロメートルです。地方公共団体としての業務の中心となる役所「岐阜県庁」は中核市に指定されている岐阜市にあります。

岐阜県は日本のほぼ中央に位置しており、関市富之保には、日本の人口重心(ひとりひとりが同じ重さを持つとしたときに、日本全体の人口を一点で支える点)があります。面積は約1万621平方キロメートルで、全国第7位の広さを誇り、7つの県に囲まれた数少ない内陸県の一つです。県内を5つの地域に分け、それぞれに地域振興局を置いています。市町村は21市19町2村になります。

※人口:平成27年調査(国勢調査)
※面積:2016年10月1日調査(全国都道府県市区町村別面積調査)

「岐阜県」の成り立ち

「岐阜」という地名は、尾張の政秀寺の禅僧である沢彦宗恩が進言した「岐山・岐陽・岐阜」の3つのうちから、稲葉山に居城を移した織田信長が選んだものといわれています。沢彦和尚は、中国の「周の文王、岐山より起り、天下を定む」という故事に習い、これらの地名を考えたといいます。

天下統一を目指す信長は「岐阜」の名称を選び、稲葉山城下付近の「井口(いのくち)」を「岐阜」に改めました。これが岐阜県の誕生となります。

岐阜県庁のリーダー岐阜県知事「古田 肇」さんはどんな人?

2005(平成17)年2月6日から岐阜県知事を務める古田肇さんは、1947(昭和22)年9月13日に岐阜県の岐阜市で生まれました。家族は妻と娘3人です。

キャリアは東京大学法学部を卒業後、1971(昭和46)に通商産業省(現・経済産業省)に入省しました。内閣総理大臣秘書官を経て、2005(平成17)に岐阜県知事に就任しました。その後2017(平成29)年2月に岐阜県知事4期目を迎えました。

座右の銘は「自然体・胆大心小」だそうです。

プロフィールページ:http://www.pref.gifu.lg.jp/kensei/chiji/profile/11101/

岐阜県の行政「希望と誇りの持てるふるさと岐阜県づくり」

岐阜県は、目標を《希望と誇りの持てるふるさと岐阜県づくり》と掲げ、5つの将来像を目指しています。


(1)安心して暮らせる岐阜県

介護や医療、障がいのある人たちに対する支援の体制を整えると同時に、県民・家庭・企業・ 行政などが協力し合い、災害や犯罪、火災など、様々な不安を解消し、安心して暮らすことができる岐阜県を目指します。

(2)人・モノが活発に交流する岐阜県

日本の真ん中であると同時に、中部圏の真ん中にあり、東西南北の結節点であるという地の利 と豊富な地域資源を最大限に生かし、国内外の人たちが行き交い、企業が集まり、県内でつくられた物や農林畜産物が活発に取引されるような活力にあふれた岐阜県を目指します。

(3)誰もが生き生きと活躍できる岐阜県

高齢者、若者、男性、女性、障がいのある人、外国籍の人など、誰もがそれぞれが望む生き方をし、社会や地域の中で自らの力を大いに発揮できる岐阜県を目指します。

(4)清流と自然を守る岐阜県

先人から受け継いだ豊かな自然環境を守ると同時に、地球全体の環境を守るため、県民が一丸となって取り組む岐阜県を目指します。

(5)つながり、支え合う岐阜県

よりよい社会をつくろうとする意欲を持ち、多様な人たちとつながり、一緒になって理想の社会を考え、実際に行動できる力を持った人々に満ちた岐阜県を目指します。

まとめ

いかがでしたか?

岐阜県は保険が適用されない妊婦検診で、妊婦さんへの負担が少しでも軽くなるようにと公費負担の割合を多く設定している都道府県です。県が人を支え人が県を支える理想の姿を目指し今後もより良い県を目指していきます。

本記事は、2017年7月16日時点調査または公開された情報です。
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