日本近海でサメの目撃情報と、世界で発生している死亡事故などについて(2022年8月情報)

近年、日本でのサメの目撃情報や、サメによる被害が報じられる中、世界でもサメによる死亡事故が発生しているようです。

今回は、サメに対して注意を呼びかけている自治体やその情報についてご紹介します。


日本近海で相次ぐ、サメの目撃情報

近年、日本の近海では、人に危害を加えるようなサメの目撃情報が相次いでいます。

2021年、鹿児島県・奄美大島にある瀬戸内町の漁港で、体長約4メートルのイタチザメが釣り上げられたことが注目されました。イタチザメは「人食いザメ」と呼ばれることもある危険な種類のサメのようです。

2021年の10月には、愛知県豊橋市の伊古部海岸でサメによる事故が起きています。沖合でサーフィン中の40代男性がサメに噛まれけがをし、男性は幸い自力で助けを呼ぶことができ無事でした。

2022年に入ってからは、5月に山口県周防大島町で、体長3・5mの「ホホジロザメ」が捕獲されたことが報告されています。

2022年6月には沖縄県那覇市の干潟で「オオメジロザメ」が目撃され、こちらも人に危害を加える恐れのある品種として、注意が呼びかけられています。

世界でもサメの襲撃による死亡事故が発生

サメによる被害は世界でも報告されています。

2022年7月、エジプト東部のリゾート地ハルガダ沖の紅海で、遊泳中の女性2人がサメに襲われ亡くなる事故が発生し、日本でも大きく報じられました。

このビーチリゾートは世界有数の観光地で、世界中の観光客が訪れるビーチのようです。事故当時も観光客が大勢いる中で、事故は起きてしまいました。

事故当時の画像が投稿されたこともあり、日本でも事故についてのニュースを目にしたという方は多いのではないでしょうか。

行政からの注意喚起

このように、日本や世界で事故が起きているサメについて、注意喚起を行なっている自治体もあります。

内灘町(石川県河北郡)

2022年7月、権現森海水浴場付近でサメの目撃情報があったとして、町から注意が呼びかけられています。


▼参考URL:内灘町|サメにご注意ください!
(https://www.town.uchinada.lg.jp/soshiki/chiiki/10466.html)

小松島市(徳島県)

2022年6月、釣りなどのレジャーで訪れる方も多い小松島町新港にて、シュモクザメが目撃されたとして、市が注意を呼びかけています。

▼参考URL:小松島市|サメの目撃情報について

糸島市(福岡県)

2021年7月に、海水浴やサーフィンで賑わう「幣の浜(にぎのはま)」でエイとシュモクザメと思われるサメの回遊が目撃されており、9月にもサメ目撃情報があったようです。

▼参考URL:糸島市|幣の浜
(https://www.city.itoshima.lg.jp/s026/s040/010/020/010/070/niginohama.html)

まとめ

このページでは、近年増加しているサメの目撃情報や、実際に起きてしまった日本や世界でのサメの事故についてまとめました。

人が暮らしたりレジャーを楽しむ海の近くでサメが増えていることについて、専門家は温暖化や海流が影響していると説明しています。

リゾート地だから・観光地だから、サメが来ないとは限りません。海で過ごす場合にはサメにも気をつけて、注意喚起されている場所でのレジャーは控えるなど、対策することが大切です。

参考資料サイト

>クーリエジャポン「リゾート地にサメが出没 観光客の目の前で女性が手足を食いちぎられる「衝撃の瞬間」をカメラがとらえた エジプト」
(https://news.yahoo.co.jp/articles/63713194655706fc41e2117b4f9692b51429000ehttps://courrier.jp)

>Newsポストセブン「日本近海でサメの目撃情報が相次ぐ 温暖化や黒潮大蛇行の影響で生息区域に変化か」
https://www.news-postseven.com/archives/20220716_1773333.html/3

本記事は、2022年8月8日時点調査または公開された情報です。
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