※本記事は、2017年9月調査の内容です(今後更新予定です)。
「鳥取県庁」について
鳥取県は、約56万人で全国で47位、国土は、3,503,17平方キロメートルで全国で41位です。西日本有数の豪雪地帯でもあり、全国47都道府県中面積は7番目に小さく、人口が最も少ない都道府県です。地方公共団体としての業務の中心となる役所「鳥取県庁」は特例市に指定されている鳥取市にあります。
県域はかつての因幡国、伯耆国に相当しています。4市・5郡・14町・1村があり、現在は東部・中部・西部の3つに区分するのが一般的となっています。鳥取市を中心とする東部は旧因幡国、倉吉市を中心とする中部と米子市や境港市を中心とする西部は旧伯耆国で、同じ伯耆の西部、中部を総称して中・西部とすることもあります。鳥取県では町はすべて「ちょう」、村は「そん」と読みます。市町村は4市14町1村になります。
※人口:平成27年調査(国勢調査)
※面積:2016年10月1日調査(全国都道府県市区町村別面積調査)
「鳥取県」の成り立ち
県内の砂丘地帯や大山山麓などには縄文遺跡や弥生遺跡が分布していて、数多くの古墳が発見されています。平安時代になると荘園が各地に設けられましたが、これは奈良時代中期に初期荘園として東大寺領高庭庄が設けられたのがはじめとされています。
明治には、元の藩主池田慶徳が藩知事となりました。1871年(明治4年)因幡・伯耆両国と隠岐国とによって鳥取県となりましたが、その後1876年(明治9年)にいったん島根県に併合されました。しかし地元の士族を中心とした熱心な再置運動が行われ、1881年(明治14年)に、隠岐島を島根県に残し、再び鳥取県として分離されたことで現在の鳥取県が誕生しました。
鳥取県庁のリーダー鳥取県知事「平井 伸治」さんはどんな人?
平成19年4月から鳥取県知事を務める平井伸治さんは、昭和36年9月17日に東京都の千代田区で生まれました。家族は妻と息子2人で、父は弁護士です。
キャリアは東京大学法学部を卒業後、昭和59年4月に地方自治の現場を志し、自治省に採用されました。平成7年9月から半年間米国に派遣され、米国連邦選挙委員会、カリフォルニア大学バークレー校政府制度研究所客員研究員を務めました。平成11年7月に鳥取県総務部長を拝命、平成13年6月に全国最年少で鳥取県副知事 を経て、平成19年4月に鳥取県知事に就任しました。
座右の銘は「人は城、人は石垣、人は堀」だそうです。
公式ホームページ:http://hiraishinji.com/
鳥取県の行政、ここを知っておこう!「活力あんしん鳥取県」
鳥取県の持続可能な発展のため、10年後の鳥取県に向けて「活力あんしん鳥取県~心豊かな充実生活をめざして~」という将来ビジョンが掲げられています。ビジョンは6つのキーワードで様々な取り組みが推進されています。
(1)「ひらく」地域で・県外で・国外で新時代に向かって扉をひらく
高速道路の整備と鉄道の高速化を進め、その相乗効果や定期航路の拡充等により、境港等を西日本から北東アジアへのゲートウェイ(玄関口)・物流拠点とし、国内や環日本海諸国、アジア諸国などとの間での経済活動が活性化することを目指します。
(2)「つなげる」様々な活動・力をつなげ、結集して、持続可能で、魅力あふれる地域を創る
既存の枠にとらわれない産業間の連携等による新産業の展開を目指します。
(3)「守る」鳥取県の豊かな恵み・生活を守り、次代へつなぐ
本県の豊かな自然を継承します。二酸化炭素の排出抑制や自然エネルギーの導入、ごみをむやみに出さない、捨てないなど環境に配慮した快適な生活を定着させるなど、持続可能な社会の実現を目指します。
(4)「楽しむ」いきいきと楽しみながら充実した生活を送る
いわゆる「スローライフ」や「ロハス」に象徴されるような、心豊かに暮らす生活様式が重視される中で、本県の豊かな歴史、自然・環境、食、文化等を知り、楽しむとともに、その一方で情報、交通等の利便性もあり、地域において自分の存在や役割に手応え・充実感を感じる豊かな生活を満喫できるような地域をつくります。
(5) 「支え合う」お互いを認め、尊重して、支え合う
それぞれの主体が、ユニバーサル社会、男女共同参画社会、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)等の視点をもって生活・活動し、地域づくりに取り組むことを目指します。
(6)「育む」次代に向けて、躍動する「ひと」を育む
子育てと仕事を両立できる環境を整え、希望する人が子育てしながら安心して働ける社会の実現を目指します。地域の応援を受け、また、経済的負担を気にせずに、安心して子育てできる社会の実現を目指します。
まとめ
いかがでしたか?
鳥取県はズワイガニや松葉ガニが有名なように、天然のブリも多くの漁獲量を誇ります。またビールの酒造場も非常に多く、酒好きにはたまらない県ともいえます。豊かな環境が育むグルメは、全国各地から訪れる観光客も大満足間違いなしです。
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