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【地域医療】医師の偏在解消策を検討することこそが重要

刑務官など矯正職員歴37年の元・国家公務員の小柴龍太郎さんのコラム「医師の偏在解消策を検討することこそが重要」(平成24年4月28日)です。「地域医療を担う人材育成」について、公務員時代の刑務所の医師不足について触れています。

2017年04月08日更新

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目次
より重要なのは医師が偏って地域にいることに対する問題解決
地域医療を担う人材不足

より重要なのは医師が偏って地域にいることに対する問題解決

河北新報4月28日の一面に「地域医療を担う人材育成」という記事が掲載された。近年の医師不足を解消するための策として、医学部を新設すべしという考え方とその定員を増やせば足りるというふたつの考え方があると紹介していた。

しかし、より重要なのは医師の偏在の問題解決ではないか。医師の総数が増えても、おそらくその多くは都会に集まり、東北や過疎地・被災地などには来ない。これをどうするのかという具体策を検討すべきであろう。

私は全国各地の刑務所などで勤務したが、その医師不足も深刻である。刑務所は過疎地と同じように医師に嫌われる場所なのである。医学部や医師会に何度もお願いに行ったが、行きたがる医師はないと言われることが多かった。

医師の自由意思を尊重するのはわかる。しかしその結果医療過疎を生むならば、もはや勤務先や開業地をコントロールするしかないのではないか。外国には既にその例があるようだからぜひ検討してほしい。

(文:小柴龍太郎 平成24年4月28日)

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