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和歌山県:世界農業遺産の梅がビーチに登場!若手農家×県×観光協会が仕掛ける「梅ラッシー無料ふるまい&天日干し実演イベント」を扇ヶ浜で8月11日開催(2026年8月)

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世界農業遺産の梅が白い砂浜に 扇ヶ浜で「梅ラッシー無料ふるまい&天日干し実演」8月11日開催

和歌山県西牟婁振興局 農林水産振興部 農業水産振興課は、みなべ・田辺地域の若手梅農家や観光協会と連携し、世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」を体感できるイベント「梅ラッシー無料ふるまい&天日干し実演」を、2026年8月11日(祝・火)に田辺市・扇ヶ浜海水浴場にて開催する。

梅の消費量減少や温暖化による不作・雹害など、梅産地が抱える課題に対し、「若手農家の情熱」「行政の伴走支援」「観光地・扇ヶ浜」という三つの力を掛け合わせ、海水浴客をはじめとする多くの来訪者に梅産地の魅力と現場の取組を直接伝えることを目的としている。

世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」

「みなべ・田辺の梅システム」は、400年以上続く梅づくりの伝統と、山・里・海が一体となった循環型の農業システムが評価され、2015年に国連食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産に認定された。ニホンミツバチによる受粉、急傾斜地でのネットを活用した効率的な収穫方法、薪炭林の維持管理による土砂災害防止や生態系保全など、環境と調和した農業が営まれている。

若手農業者組織「西牟婁4Hクラブ」の活動

本イベントの中心を担うのは、若手農業者組織「西牟婁4Hクラブ」である。4HとはHead(頭)、Heart(心)、Hand(腕)、Health(健康)の頭文字で、次世代農業を担う若者たちが知恵と情熱、技術と健全な暮らしを重視しながら活動することを意味する。メンバーの多くは梅農家で、地元出身者に加え移住者や元公務員など多様な背景を持つ若者が集い、産地の未来を見据えた活動を展開している。

同クラブはこれまで、小学校での出前授業による食育・産地理解の促進や、全国の若手農家との交流、地域の農林水産業まつりへの出店など、幅広い取組を続けてきた。

ビーチで「天日干し」を実演 伝統作業を間近に

イベントでは、世界農業遺産を支える伝統作業「梅の天日干し」を、白い砂浜のビーチ上で再現する。普段は山間部の梅畑で行われる工程を、梅をざるに並べて太陽の光を浴びせる様子から間近に見学できる。若手農家が梅干しの製造工程や品質へのこだわり、気候変動の影響などについて解説を行う。

「梅ラッシー」無料提供 新たな梅の楽しみ方を提案

あわせて、塩と梅だけで仕上げた伝統的な「白干し梅」の試食と、若手農家が開発したオリジナルドリンク「梅ラッシー」の無料提供を実施する。梅ラッシーは梅シロップと牛乳を合わせた飲料で、さっぱりとした飲み口が特徴。夏場の熱中症対策としても期待され、子どもから大人まで楽しめる「飲む梅干し」として、梅の新たな消費スタイルを発信する。なお、無料ふるまいの数量には限りがあり、なくなり次第終了となる。

開催概要

日時2026年8月11日(祝・火)
場所和歌山県田辺市 扇ヶ浜海水浴場
主な内容梅の天日干し実演/白干し梅の試食/梅ラッシー無料ふるまい
参加費無料
主催和歌山県西牟婁振興局、地元観光協会、西牟婁4Hクラブ
備考荒天時の対応は和歌山県公式ウェブサイトにて告知

産地が直面する課題と今後の展望

梅は日本の食文化を支えてきた伝統食材である一方、近年は食生活の変化等により家庭での梅干し消費量が減少傾向にある。また、地球温暖化の影響による不作や雹害など自然災害の頻発により、生産現場は厳しい状況に直面している。

今回のイベントでは、「ビーチで天日干し」という演出により梅づくりの現場への関心を喚起し、梅ラッシーなど新たな楽しみ方を提案することで、若い世代や観光客にも梅を身近に感じてもらうことを狙う。世界農業遺産の価値や環境保全の取組をわかりやすく伝え、梅産地のファンづくりと消費拡大、地域全体の活性化につなげることを目指す。

関係者コメント

平岩氏(和歌山県西牟婁振興局)
「行政の情報発信力と、農家さんの技術力・情熱を掛け合わせることで、『みなべ・田辺の梅』を世界一のブランドに育て、地域の活性化につなげていきたい。今回のビーチイベントをきっかけに、より多くの方に梅産地の魅力を知っていただければ幸いです。」

小谷氏(若手梅農家・西牟婁4Hクラブ)
「私たちは、農業が一番輝いている地域にしたいと思っています。子どもたちが『将来は梅農家になりたい』と自然に言えるような、誇りと夢のある産地づくりが目標です。扇ヶ浜でのイベントを通じて、梅の可能性と、私たち若手農家のチャレンジを感じてもらえたらうれしいです。」

和歌山県西牟婁振興局では、本イベントを単発で終わらせるのではなく、若手農家や地域団体との連携を深めながら、世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」の価値を発信し続ける仕組みづくりを進めていく方針である。


問い合わせ先
和歌山県西牟婁振興局 農林水産振興部 農業水産振興課

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000182609.html

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この記事を書いた人

公務員の高みを目指す「公務員総研」の編集部員のTです。

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