はじめに – 「農業者年金基金」とは?
「農業者年金基金」は、農業者の老後の生活の安定および福祉の向上の推進、農業者の確保などを行っています。
設立:2003年10月1日
予算:2,245億463万8千円(平成26年度)
組織:農林水産省所管
所在地:東京都港区西新橋一丁目6番21号
公式ホームページ:https://www.nounen.go.jp/
「農業者年金基金」の事業内容
「農業者年金基金」の事業内容を、3つのポイントに分けて、ご紹介します。
ポイント1:農業者年金事業
1つ目は、「農業者年金事業」に関する業務です。
この業務は、下記の8つの業務に細分化されています。
1)被保険者資格の運用および収納関係業務の手続の迅速化
2)農業者年金の被保険者資格の適切な管理
3)保険料収納業務の円滑な実施を目的とする業務受託機関を通じた被保険者に対する働きかけ
4)過大に納付された保険料の迅速・確実な還付処理
5)年金等の給付に関する手続の迅速化
6)通知等による年金の受給漏れの防止
7)支給停止該当の有無や生存確認等を定期的に行い、受給資格者に対する適切な年金の給付
8)農業者年金記録管理システムの開発・改修
ポイント2:年金運用
2つ目は、「年金運用」に関する業務です。
この業務は、下記の5つの業務に細分化されています。
1)年金資産の安全・効率的な管理・運用
2)運用状況の評価・分析
3)政策アセットミクスの検証・見直し
4)運用に関する情報の積極的な公開
5)スチュワードシップ活動の実施
政策アセットミクスとは、中長期ベースで策定される制度全体の資産配分を計画することです。
スチュワードシップとは、人から預かった資産を、責任をもって管理運用することです。
ポイント3:普及推進および情報提供
3つ目は、「普及推進および情報提供」に関する業務です。
この業務は、下記の4つの業務に別れています。
1)若い農業者による農業者年金基金の加入拡大の推進
2)女性農業者に対する制度の普及啓発の取り組みの強化
3)加入推進活動の実施
4)ホームページ等による情報の提供
「農業者年金基金」に就職するには?
「農業者年金基金」には、毎年不定期に行われる採用試験に合格し採用されることで、就職することができます。
主に社会人採用で、不定期で募集があります。
「農業者年金基金」の募集職種
「農業者年金基金」には、事務職、事務系総合職、IT職、の職種があります。
なお、年度によって募集している時期は異なります。くわしくは、公式ホームページをご参照ください。
直近の募集・採用情報
2020年上半期には、募集はありません。
採用に関する詳細
上記に記載してある情報は、2020年4月に調査したものです。詳細は、公式ホームページの採用情報をご覧ください。
▼参考URL:https://www.nounen.go.jp/news/
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「農業者年金基金」は、農業者の老後の生活の安定および福祉の向上の推進、農業者の確保などを行う役割を担っています。
「農業者年金基金」への就職を希望されている方は、ぜひこの記事をご参考ください。
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