はじめに – 「農林水産消費安全技術センター」とは?
「農林水産消費安全技術センター」は、食品や農薬の分析や立ち入り検査、情報提供などを行っています。
設立:2007年
予算:66億8,352万7,000円(平成30年度)
組織:農林水産省所管
所在地:埼玉県さいたま市中央区新都心2-1
公式ホームページ:http://www.famic.go.jp/
「農林水産消費安全技術センター」の事業内容
「農林水産消費安全技術センター」の事業内容を、5つのポイントに分けて、ご紹介します。
ポイント1:食品表示・JAS等
1つ目は、「食品表示・JAS」に関する業務です。
この業務は、主に下記の7つの業務に細分化されています。
1)農林水産物、飲食料品(酒類を除く)・油脂の品質および表示に関する調査および分析並びにこれらに関する情報の提供
2)日本農林規格または飲食料品以外の農林物資の品質に関する表示の検査
3)遺伝子組み換え食品検査・分析マニュアルの作成に関する情報の提供
4)調査研究の報告に関する情報の提供
5)JASの測定方法の妥当性確認試験の実施に関する情報の提供
6)有害化学物質の分析法に関する情報の提供
7)食品の自主回収情報に関する情報の提供
ポイント2:肥料・土壌改良資材
2つ目は、「肥料・土壌改良資材」に関する業務です。
この業務は、下記の8つの業務に細分化されています。
1)肥料・土壌改良資材関係法令の案内
2)肥料登録申請手続に関する相談・案内
3)普通肥料の検査結果の公表
4)肥料登録銘柄検索システムによる情報の提供
5)肥料認証標準物質の配付申請手続に関する案内
6)製造基準適合確認事業場に関する案内
7)肥料関係試験法に関する案内
8)肥料調査研究に関する情報の提供
ポイント3:農薬
3つ目は、「農薬」に関する業務です。
この業務は、下記の9つの業務に細分化されています。
1)登録・失効農薬情報の提供
2)農薬登録・速報に関する情報の提供
3)農薬審査報告書の公表
4)農薬抄録および評価書の発行
5)農薬関連法令の案内
6)農薬登録申請に関する通知・案内
7)GLP適合確認申請に関する案内
8)農薬の検査技術に関する調査研究
9)残留農薬分析技術について
ポイント4:飼料
4つ目は、「飼料」に関する業務です。
この業務は、下記の11の業務に細分化されています。
1)飼料に関する申請・届出・報告手続に関する情報の提供
2)飼料および飼料添加物に関する検査
3)飼料および飼料添加物の検定・表示に関する業務
4)飼料および飼料添加物の製造設備・製造管理の方法等に関する調査
5)飼料に関する試験結果の公表
6)製造基準適合確認事業場の案内
7)飼料分析法に関する案内
8)飼料に関する研究の報告
9)有害物質に関する情報の提供
10)薬剤耐性菌に関する調査
11)抗菌性白湯添加物のリスク管理措置に関する策定
ポイント5:ペットフード
5つ目は、「ペットフード」に関する業務です。
この業務は、下記の5つの業務に細分化されています。
1)ペットフードに関する各種申請・届出・報告手続に関する情報の提供
2)愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律に基づく立入検査
3)愛玩動物用飼料等の検査法に関する情報の提供
4)立入検査およびその他の試験結果の公表
5)愛玩動物用飼料に関する研究・報告
「農林水産消費安全技術センター」に就職するには?
「農林水産消費安全技術センター」には、毎年定期・不定期に行われる採用試験に合格し採用されることで、就職することができます。
新卒採用から社会人採用まであり、新卒採用は、毎年採用試験があります。
「農林水産消費安全技術センター」の募集職種
「農林水産消費安全技術センター」には、一般職、畜産系技術職員、水産系技術職員の職種があります。
直近の募集・採用情報
参考までに、2020年上半期は、2020年4月27日調査時点では準備中で、決定次第HPに掲載される予定です。
採用に関する詳細
上記に記載してある情報は、2020年4月に調査したものです。詳細は、公式ホームページの採用情報をご覧ください。
▼参考URL:http://www.famic.go.jp/information/adoption_guidance/01/01saiyoujyouhou.html
まとめ
以上、「農林水産省所管の独立行政法人「農林水産消費安全技術センター」に就職するには?」でした。
「農林水産消費安全技術センター」は、食品や農薬の分析や立ち入り検査、情報提供などを行うを行う役割を担っています。
「農林水産消費安全技術センター」への就職を希望されている方は、ぜひこの記事をご参考ください。
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