はじめに – 「国立重度知的障害者総合施設のぞみの園」とは?
「国立重度知的障害者総合施設のぞみの園」は、知的障害者への支援技術の研究・調査などを行っています。
設立:1971年1月11日
予算:138億9,946万6,769円(平成30年度)
組織:厚生労働省所管
所在地:群馬県高崎市寺尾町2120番地2
公式ホームページ:https://www.nozomi.go.jp/
「国立重度知的障害者総合施設のぞみの園」の事業内容
「国立重度知的障害者総合施設のぞみの園」の事業内容を、2つのポイントに分けて、ご紹介します。
ポイント1:調査研究事業に関する業務
1つ目は、「調査研究事業」に関する業務です。
この業務は、さらに下記の3つの業務に細分化されています。
1)調査・研究テーマの設定
障害福祉策の動向や社会的ニーズなどから障害福祉施策の推進に資するもので、知的障害者支援施設等での支援実践につながるテーマを設定する。
2)調査・研究の充実
全国の研究機関や研究者・事業所と連携・協働し、方針内容を協議し、業務を計画的・効率的に実施し、調査・研究方法を倫理的に配慮し、その内容の充実を図る。
3)調査・研究の成果の積極的な普及・活用
ニュースレター・研究紀要・有償刊行物などの発行やホームページの掲載、学会や障害福祉関係団体主催研修会で成果を報告することで、調査・研究成果の積極的な普及・活用を図る。
ポイント2:養成・研修に関する業務
2つ目は、「養成・研修」に関する業務です。
この業務は、強度行動障害者の支援者に対する養成研修の主催開催、矯正施設等を対処した知的障害者への支援を学ぶための研修会の開催、福祉セミナーの催などを行う業務です。
また、実習生・見学・ボランティアの受入れを行い、知的障害者に対する理解や支援技術の習得・知識の向上などに努めています。
「国立重度知的障害者総合施設のぞみの園」に就職するには?
「国立重度知的障害者総合施設のぞみの園」には、毎年不定期に行われる採用試験に合格し採用されることで、就職することができます。
公益財団法人「日本知的障害者福祉協会」に求人情報が掲載されています。
「国立重度知的障害者総合施設のぞみの園」の募集職種
「国立重度知的障害者総合施設のぞみの園」には、保育士・児童指導員・作業療法士などの療育支援員、看護師などの正職員、生活支援員などの職種があります。
毎年全ての職種に募集があるわけではなく、年度によって、募集している職種は異なります。くわしくは、公益財団法人「日本知的障害者福祉協会」の公式ホームページをご参照ください。
直近の募集・採用情報
参考までに、2020年上半期に募集のあった職種をご紹介します。
療育支援員
「療育支援員」とは、保育士・児童指導員・作業療法士などの資格を有し、療育支援の経験がある人が対象です。
なお、「療育支援員」は、履歴書・職務経歴書の書類を確認の上、面接試験に合格し、採用されれば就職することができます。
看護師(正職員)
「看護師(正職員)」は、看護師資格を有する人が対象で、公益財団法人「日本知的障害者福祉協会」の採用情報画面から応募した後、連絡があり、その後の面接試験に合格し、採用されれば就職することができます。
生活支援員(非常勤職員)
「生活支援員(非常勤職員)」は、知的障害者に対する総合的な支援や知的障害者の支援に関する調査・研究を行う職員で、履歴書・職務経歴書を提出し、求人担当者より連絡があり、採用されれば就職することができます。
採用に関する詳細
上記に記載してある情報は、2020年1月に調査したものです。詳細は、公式ホームページの採用情報をご覧ください。
▼参考URL:公益財団法人「日本知的障害者福祉協会」
https://aigo-job.net/jobfind-pc/job/All/12342
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「国立重度知的障害者総合施設のぞみの園」は、知的障害者への支援技術の研究・調査などを行う役割を担っています。
「国立重度知的障害者総合施設のぞみの園」への就職を希望されている方は、ぜひこの記事をご参考ください。
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