「キリバス共和国」ってどんな国?
「キリバス共和国」の正式名称は英語で「Republic of Kiribati」、漢字では「基里巴斯、吉里巴斯」などと表記されます。
「キリバス共和国」の広さ 面積・場所について
「キリバス共和国」の面積は約730平方キロメートルで、対馬とほぼ同じ大きさです。
「キリバス共和国」の場所は、太平洋上にあり、ギルバート諸島、フェニックス諸島、ライン書等の一部を領土にしています。
「キリバス共和国」の首都について
「キリバス共和国」の首都は「タラワ」で、「タラワ」は、中部太平洋にある環礁の名称で実質的な首都機能を果たしており、太平洋戦争中の激戦地として知られています。
「タラワ」の人口は、2008年現在、約4万311人です。
「キリバス共和国」の人口について
「キリバス共和国」の人口は、世界銀行が2018年に調べた時点で約11.6万人であり、人口密度は、約146.73人で、第57位です。
「キリバス共和国」の成り立ちについて
「キリバス共和国」は、1606年にスペイン人キロスによって、ブタリタリ島(ギルバート諸島)が発見され、1892年に英国によって、ギルバート諸島、次いでエリス諸島を保護領と宣言されました。
1916年に英国によって、ギルバート、エリス諸島を併合され、植民地となり、1939年に英国および米国によって、カントン島およびエンダベリ島(フェニックス諸島)が共同統治されました。
1941年に日本軍、バナバ、タラワ、マキンによって占領され、1979年7月12日に独立しました。
「キリバス共和国」の国民・宗教・言語について
「キリバス共和国」の国民について
「キリバス共和国」の人種割合は、約98.9パーセントがミクロネシア人で、ほかには少数のポリネシア人やヨーロッパ系人種や韓国系などの混成者もいます。
「キリバス共和国」の宗教について
「キリバス共和国」の国家宗教は、キリスト教が主流ですが、固有の宗教の習慣が混在しています。
「キリバス共和国」の言語について
「キリバス共和国」の公用語は、キリバス語と英語で、英語よりキリバス語の方が広く使用されています。
「キリバス共和国」の経済状況について
「キリバス共和国」の通貨は豪ドルで、GDPは約1.9億米ドルで、世界190位です。そして、一人当たりのGDPは約1,687.51米ドルで、世界151位です。
「キリバス共和国」の貿易について
「キリバス共和国」の貿易相手は主に、輸出がフィリピン、マレーシア、日本、米国、輸入が豪州、フィジー、ニュージーランド、中国となっています。
「キリバス共和国」の主な輸出品目は、コプラ、観賞用魚、海草で、輸入品目は、食品、輸送機器・機械、工業製品です。
「キリバス共和国」の政治・政策について
政治体制について
「キリバス共和国」は、共和制で、議会はで一院制、議員数は45名、そのうち1名はランビ島評議会代表者で、任期は4年です。
「キリバス共和国」の元首、大統領、外務・移民大臣について
「キリバス共和国」の元首について
「キリバス共和国」の元首は、ターネス・マーマウです。
「キリバス共和国」の大統領兼外務・移民大臣について
「キリバス共和国」の大統領兼外務・移民大臣は、ターネス・マーマウです。
「キリバス共和国」の国防・軍事制度・兵役について
「キリバス共和国」は、豪、NZを含む太平洋諸国との友好関係維持・強化し、経済自立が達成すると、財政収入確保のため多様な国際関係を模索しました。
トン大統領は2003年11月に台湾と外交関係を樹立、これに対抗し、中国はキリバスと断交、2019年9月にマーマウ大統領は、台湾と断交し、中国と外交関係を再度樹立しました。
なお、「キリバス共和国」には、軍隊はありません。
「キリバス共和国」と「日本」の関係は?
「キリバス共和国」と「日本」の政治関係は、1979年7月にキリバス独立式典に大野明衆議院議員が派遣され、同日国家が承認され、1982年11月にバイテケ初代駐日大使(移動大使)によって日本に信任状が捧呈、1983年4月に在京キリバス名誉総領事館が開設、2013年に閉館されました。
2015年7月に在仙台キリバス名誉領事が開設され、2018年2月に閉館されましtあ。
経済関係は、貿易額においては、2019年現在、キリバスへの輸出は約6.7億円、キリバスからの輸入は約7.8億円で、進出日本企業数は、2018年現在で3社です。
在留邦人数は、2018年10月現在で20名、在日キリバス人数は、2019年6月現在で14名です。
まとめ
以上、国特集「キリバス共和国」でした。
ちなみに、「キリバス共和国」の男子サッカーFIFAには加盟していません。
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