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「総合病院内科病棟」の「看護師」に関する仕事内容・給料レポート

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目次

はじめに

総合病院の内科病棟で働く、キャリア2年の「看護師」によるキャリアレポートです。

「総合病院内科病棟で働く看護師」の仕事内容について

内科病棟の外来で働く看護師の仕事内容は、主に機能の低下予防と残存機能の増加です。

腎機能に障害のある患者様が入院されている病院のため確実に完治して退院というよりは、今現在の機能をいかにうまく活かしつつ機能低下を予防するかを重視する病棟でもあるため、残存機能の低下予防が主になってきます。

通院を主体として目指す中、ターミナル期の患者様も多いためターミナル期の患者様は治療を続けながら苦痛なくADLの介助と苦痛緩和に対しての看護を主に行っています。

病棟での仕事内容は、ターミナル期や腎機能障害の患者様に対して、検査の補助やADLの介助、日常での変化や身体機能の変化に対し病棟移動ができるか、または退院し通院という形にできるのかを、看護計画を通して医師と相談して、ターミナル期ではない患者様に対してはなるべく退院を促すといった選択を援助する仕事です。

ターミナル期の患者様では、苦痛緩和をしながら病床生活で生理的ニードが最低限保てるように安全安心できるような環境作りと看護を提供するといった補助の仕事を行なっています。

「総合病院内科病棟で働く看護師」の1日の仕事の流れ

二交代制で日勤と夜勤がありました。

<日勤の場合>

7時:出社
8時:申し送り・チーム毎を打ち合わせと確認
9時:検温
10時:沐浴や検査の援助やオムツ交換・必要に応じて足浴やシーツ交換
12時:食事配膳と食事介助
12時半:お昼休憩(50分)
13時20分:投薬の確認や検査結果の確認
14時:検温 15時:カルテ整理
16時半:夜間帯へ引き継ぎ事項の確認と患者様への挨拶
17時:引き継ぎと業務終了

<夜間帯の場合>

16時:出社
17時:申し送りと検温
18時:食事配膳と食事介助
19時カルテ確認
20時:消灯 ナースステーションで待機や見回り
6時:起床介助、食事配膳、食事介助
7時:カルテ整理
8時に申し送り
9時に業務終了

この仕事の給料・残業・有給休暇について

私の場合ですが、総合病院内科で働く「看護師」の給料は28万円(残業代込み)でした。ちなみに、ボーナスは70万円弱で、年収が476万円でした。

残業は業務上ほとんどないのですが、人が朝、足りてない時には残業をしています。有給休暇は、人手不足が理由で、取りづらくなかなか取れていません。


この仕事で、働いているときに困ったこと

働いている時に困ったことは、どうしても忙しい業務をこなしているため口頭指示が多い看護師さんがいて、その看護師さんの口頭指示をしっかりと把握できず、患者様に対して後輩の一人が、間違った看護を提供してしまい、チームとして連帯責任となり、ちょっとしたインシデントになりました。

夜勤では、日勤に比べて看護提供することが少ないのですが、どうしても夜中に急変する患者様が多いため、夜間は2人で業務をこなしていて、その日に2人急変した時にはナースステーションに空きができてしまい人数が足りないことを改善してほしいと思いました。

この仕事や職場でよかったこと

病院内に保育園があることです。

私には、子供が二人いるのですが、子供達をちゃんとした保育園に預けてしまうと時間帯が間に合わなくなってしまうため、病院に保育園があるのには助かりました。

夜間帯でも預かり可能で、病児になった時にはすぐに診察もしてもらえるのと、病気にかかってしまった時にはすぐに連絡が来るため、お迎えも楽で負担が少ないです。

もちろん大きいお子さんがいると出社可能な時間帯まではチームでフォローして業務をこなしているため安心しています。

「総合病院内科病棟で働く看護師」の仕事エピソード

この仕事で悲しかった出来事がありました。

私が初めて看護師になった頃に、入院してきた患者様がいらっしゃいました。

いつも先輩の看護師に怒られて泣いていた私に、その患者様は、「あなたもいつかはこの手で人を救う日が来るのよ」と励ましてくれていました。

入職して2年になるちょうど栄目の時に、その患者様は「ターミナル期」と診断されました。

私が夜勤をしていた時にナースコールがなったので、その患者様のとこに駆けつけると、すでに病状が急変していて、その夜になくなってしまいました。

あの時声をかけてくれたこと、その時に一生懸命救命に努めたけれど助けられなかった命に、未だに悲しみを覚えています。

まとめ ー「看護師」を目指す方へメッセージ

看護師の職種を選ぶと日々勉学に励むことが多いですが、一つの知識が1人の患者様を救えるので努力は怠らないことです。

本記事は、2018年7月25日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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この記事を書いた人

公務員総研の編集部です。公務員の方、公務員を目指す方、公務員を応援する方のチカラになれるよう活動してまいります。

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