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国立大学法人「鳴門教育大学」の基本情報(沿革・職員数など)

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鳴門教育大学


目次

はじめに

国立大学法人「鳴門教育大学」は、本拠地(大学本部/キャンパス)は、徳島県鳴門市にあり、1981年(昭和56年)に設置された国立大学です。

国立大学法人「鳴門教育大学」の入試の偏差値は、50程度のようです。

今回は国立大学法人「鳴門教育大学」に関する基本的な情報について解説します。

国立大学法人「鳴門教育大学」の沿革について

国立大学法人「鳴門教育大学」の沿革は、「教員のための新しい大学・大学院の構想について」が公表された1974年(昭和49年)までさかのぼります。

その後、1978年に「徳島大学鳴門教育大学創設準備室」が設置され、1981年(昭和56年)に「鳴門教育大学」が開学しました。

さらに、1984年(昭和59年)に大学院学校教育研究科が設置、1996年(平成8年)に兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)に構成大学として参加しました。

国立大学法人「鳴門教育大学」の理念・スローガンについて

国立大学法人「鳴門教育大学」の理念・スローガンは、「自由な学問の府として、学術・文化の継承と発展に寄与し、真理を探究する批判的精神をもって、平和で健全な社会の建設に向けた創造的役割を担う。また、すべての構成員の基本的人権を尊重し、民主主義の原則に基づいて大学を運営する。」です。

この基本理念のもと、国立大学法人「鳴門教育大学」は、下記の通り、6つの「教育目標」と5つの「研究目標」を掲げています。

教育目標

1)教育の核心が「人間愛」であるとの認識を堅持する。
2)教育の機会均等を尊重し、学ぶ権利を保障する。
3)教養教育を重視し、高潔な倫理と品性をそなえた人格を育成する。
4)必要な専門的知識と技能を身につけ、実践力のある教員を養成する。
5)教師教育を充実させ、教育諸課題に応えられる判断力・指導力をもった人材を養成する。
6)上記を踏まえた教育活動により、文化的で民主的な社会の確立を目指す。

研究目標

1)知と創造を愛する精神を基本とし、自発性と創意を尊重する。
2)学術・文化の継承と発展に寄与し、あらゆる研究分野で最高水準を目指す。
3)研究活動の公共性と倫理性を重視する。
4)歴史的・現代的課題の解決に専門的見地から積極的に取り組む。
5)以上を踏まえた研究活動により、地域社会や世界の持続的発展に貢献する。

国立大学法人「鳴門教育大学」の学章・校歌について

学章について

国立大学法人「鳴門教育大学」の学章は、1986年(昭和61年)に制定されました。


この学章は、大学の英語表記「NARUTO UNIVERSITY OF EDUCATION」のうち、英語表記「NARUTO」部分の頭文字「N」を上部に、「UNIVERSITY」部分の「U」を下部に配置したデザインで、「N」部分は鳴門の島々を、「U」部分は動的な海を表現しています。

さらに、この図形中の3つに分かれた各部分は、それぞれ職員・学部生・院生を意味し、デザイン全体としてそれらが一体となっている様子を表しています。

ちなみに、学章の色彩表現は、恵まれた自然環境のイメージから「N」を緑色、「U」を「青色」を基準色としています。

校歌について

国立大学法人「鳴門教育大学」の校歌(学歌)は、「わたつみの波はかがやき」です。

この校歌(学歌)の原作は、「浮橋 康彦」さん、補作は、「学歌制定選考委員会」、作曲は、「松岡 貴史」さんです。

なお、この校歌(学歌)のほかに、国立大学法人「鳴門教育大学」には、学生歌「浜風薫る高島に」があります。この学歌の作詞は、「中尾 教子」さん、作曲は、「近森 真哉」さんです。

国立大学法人「鳴門教育大学」の学長について

現在の国立大学法人「鳴門教育大学」の学長は、「山下 一夫(やました かずお)」さんです。

「山下 一夫」さんの経歴は、1980年(昭和55年)に京都大学大学院教育学研究科教育方法学専攻修士課程を修了、1986年(昭和61年)に京都大学教育学部助手に就任、1998年(平成10年)に鳴門教育大学学校教育学部教授に就任、2000年に京都大学大学院教育学研究科附属輪唱教育実践研究センター客員教授に併任、2003年(平成15年)に兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科Dマル合教員と判定されました。

その後、2005年に鳴門教育大学学長補佐に就任、2008年(平成20年)に鳴門教育大学大学院学校教育研究科教授に就任、2012年に国立大学法人「鳴門教育大学」理事に就任した後、2016年(平成28年)に国立大学法人「鳴門教育大学」の学長に就任しました。

学長の「山下 一夫」さんは、国立大学法人「鳴門教育大学」が、「教師教育のリーダー大学」となるよう「鳴教モデル」と称される大学院の様々な改革に取組み、大学の基本方針である「専門性」「共感性」「社会性」「実践力」を基に「人間的魅力のある」教師・教育関係者の養成に努めています。

なお、「山下 一夫」さんは、国立大学法人「鳴門教育大学」の第7代目の学長です。

国立大学法人「鳴門教育大学」の本拠地・キャンパスについて

国立大学法人「鳴門教育大学」には、本拠地(本部キャンパス)のある「鳴門キャンパス」です。

「鳴門キャンパス」には、学校教育学部、学校教育研究科があり、このほかに、附属図書館、情報基盤センター、大学会館、地域連携センターなどが置かれています。

この「鳴門キャンパス」は、徳島県鳴門市にあり、最寄り駅は、鳴門線「鳴門駅」です。

国立大学法人「鳴門教育大学」の教職員数について

国立大学法人「鳴門教育大学」の教職員数の総数は、359人で、このうち職員数は、91人で、教員数は、268人です。


教職員採用に関する情報は、下記ページをご覧ください。

> 国立大学法人「鳴門教育大学」の教職員数
参考URL:https://www.naruto-u.ac.jp/information/03/007.html

国立大学法人「鳴門教育大学」の学生数について

国立大学法人「鳴門教育大学」の平成30年5月1日現在の学生数は、学部学生数は、465名(うち外国人学生を含む。)で、大学院学生数は、537名(うち外国人学生 を含む。)です。

参考URL:https://www.naruto-u.ac.jp/information/03/009.html
https://www.naruto-u.ac.jp/information/03/008.html

国立大学法人「鳴門教育大学」の学部について

国立大学法人「鳴門教育大学」には「学校教育学部」があります。

国立大学法人「鳴門教育大学」大学院について

国立大学法人「鳴門教育大学」の大学院には、「学校教育研究科」があります。

国立大学法人「鳴門教育大学」の財務状況について

平成29年度の、国立大学法人「鳴門教育大学」の収入は、43億2,500万円でした。

その主な内訳は、運営費交付金、授業料・入学料および検定料、産学連携等研究収入および寄付金収入などです。

参考URL:https://www.naruto-u.ac.jp/_files/00123129/29kessan.pdf

まとめ

いかがでしたか?

国立大学法人「鳴門教育大学」は、大学教育の改善と高等教育の活性化を目的とする大学教育支援プログラムの導入を特徴とする国立大学です。

ちなみに、国立大学法人「鳴門教育大学」出身の有名人は、高橋 久美子さん、まさやんさん、森本 真司さんなどがいらっしゃいます。

国立大学法人「鳴門教育大学」のウェブサイトのURL

参考URL:https://www.naruto-u.ac.jp/

そのほかの「国立大学法人」の基本情報はこちらです。

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本記事は、2019年8月28日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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この記事を書いた人

公務員総研の編集部です。公務員の方、公務員を目指す方、公務員を応援する方のチカラになれるよう活動してまいります。

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