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熊本地震で刑務所が活躍? 元・国家公務員のコラムシリーズ

刑務官など矯正職員歴37年,現在里山で晴耕雨読を享受している元・国家公務員の小柴龍太郎さんのコラム「熊本地震で刑務所が活躍?」です。2016年4月の熊本地震の際にとある刑務所がとった行動とは、何だったのでしょうか?

2018年03月07日更新

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目次
熊本地震で刑務所が活躍?  
刑務官について

熊本地震で刑務所が活躍?  


昨年4月に発生した熊本地震の際、刑務所が被災者を助けていたことはあまり知られていないと思います。実は、熊本刑務所が200人以上の住民を受け入れていたのです。(公財)矯正協会発行の「刑政」に詳細が載っていました。

刑務所には武道場のほか非常時に職員が集まる待機所というものがありますが、地震の際にそこを解放したとのこと。どちらも広いですし、特に熊本刑務所には井戸や自家発電装置もあったので、避難先として好都合だったようです。

とはいえそこは刑務所。職員は受刑者たちへの対応だけでも大変で、被災者を受け入れる余裕はないはず。しかし熊本刑務所は、東日本大震災以来大規模災害が発生した際の対応を検討していたそうで、その積み上げを基に決断したとのことです。

熊本刑務所にはその後全国の刑務所から応援職員が駆けつけ、支援態勢を維持しました。いわば刑務所全体で被災者を助けたわけです。

目立たないところで被災者支援に力を尽くしたところはほかにもあるでしょう。こうやって日本はこれからも少しずつ災害に強くなっていくのだと思います。

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