【目指せ!外交官】カリブ海の島国「アンティグア・バーブーダ」の基本知識

世界の各国特集、今回ご紹介する「アンティグア・バーブアーダ」は、人口約10万人、GDPランキング172位の国です。 「アンティグア・バーブーダ」は、カリブ海に浮かぶ島国で、多くの美しいビーチを有しているため、観光客に人気の国の一つです。 外交官になるなら押さえておきたい国の基本知識です。

「アンティグア・バーブーダ」ってどんな国?

「アンティグア・バーブーダ」の正式名称は、英語で「Antigua and Barbuda」です。日本語では、「アンティグア・バーブーダ」と呼ばれますが、「アンチグア・バーブーダ」と表記することもあります。

「アンティグア・バーブーダ」の国名の由来は、この国を構成する2つの主な島、アンティグア島とバーブーダ島の名前を合わせたものです。

「アンティグア・バーブーダ」はイギリス連邦加盟国であり、さらに英連邦王国の一国でもあります。

なお、英連邦王国(Commonwealth realm)とは、イギリス連邦加盟国のうち、イギリス国王を、自国の国王としている主権国家のことです。

面積・場所について

「アンティグア・バーブーダ」の国土の広さは、約440平方キロメートルと小さく、これは「日本」の種子島とほぼ同じ大きさです。

「アンティグア・バーブーダ」の場所はカリブ海東部にあり、アンティグア島、バーブーダ島、レドンダ島の3島と、その他のいくつかの小さな島で成り立っています。

都市について

「アンティグア・バーブーダ」の首都は「セントジョンズ(St.John’s)」であり、場所はアンティグア島の北西にあります。

「セントジョンズ」は国家の商業の中心地で、大きな港を有してます。「アンティグア・バーブーダ」で一番発展した街であり、リゾート観光業が盛んです。観光客向けに、ショッピングモールやブティックなど、多くの店が営業しています。

人口について

「アンティグア・バーブーダ」の人口は、約10万人(2016年)です。

成り立ちについて

1493年、コロンブスがアンティグア島を発見しました。

アンティグア島は最初にスペイン、次にフランスの植民地となり、1632年にイギリスの植民地になりました。

一方バーブーダ島は、イギリスのコドリントン家の私有地でしたが、1666年に、アンティグア島と同じく、イギリスの植民地になりました。

1860年、アンティグアとバーブーダはイギリスによって統合され、イギリスの自治領になりました。

1958年、西インド連邦に加盟しましたが、1962年に連邦が解体し、1981年、英連邦王国の一国として、独立を果たしました。

「アンティグア・バーブーダ」の国民・宗教・言語について

国民について

「アンティグア・バーブーダ」の国民は、約9割がアフリカ系で、その他、混血、ヨーロッパ・アメリカ系の人々も住んでいます。

宗教について

「アンティグア・バーブーダ」の宗教は、そのほとんどが、英国国教会・プロテスタント・カトリック等のキリスト教です。

言語について

「アンティグア・バーブーダ」の公用語は英語ですが、住民の間では、アンティグア・クレオール語も話されています。

「アンティグア・バーブーダ」の経済状況について

「アンティグア・バーブーダ」の通貨は東カリブ・ドルで、GDPは約15億ドル、世界第172位です。一人当たりのGDPは約17,000ドルで、世界で49位です。

「アンティグア・バーブーダ」の主な産業は観光業、建設業、軽工業(衣料品、アルコール、家電等)であり、基幹は観光などのサービス業です。農林水産業は、サトウキビ栽培、ヒツジやヤギを中心とした牧畜などが行われています。なお、「アンティグア・バーブーダ」には鉱物資源はありません。

2014年頃のGDP成長率は約4.8%で、一時、観光部門において成長率は落ち込みましたが、2016年、観光業の回復や、新規クルーズ船桟橋への投資によって、「アンティグア・バーブーダ」の経済は多少持ち直しました。

しかし依然として財政難の状況は続いており、電気や燃料のほとんどを輸入しているので、国民の生活費も高額です。これらの解決が、国家の課題となっています。

貿易について

「アンティグア・バーブーダ」の主要な貿易相手国は、2016年のWTOの調べによれば、輸出が「EU、米国、カナダ、バルバドス」で、輸入が「米国、EU、日本、中国」です。

「アンティグア・バーブーダ」の主な貿易品目は、輸出が石油製品、機械、輸送機器、工業製品、食料・動物で、輸入は、食料・動物、工業製品、輸送機器、加工製品、化学品、石油です。

総貿易額は、輸出が約6,200万ドルで、輸入が約4億5,000万ドルであり、輸入額が輸出額を大幅に上回る貿易赤字となっています。

「アンティグア・バーブーダ」の政治・政策について

政治体制について

「アンティグア・バーブーダ」は立憲君主制で、英連邦王国の一国なので、国家元首はイギリス国王です。国王の代理として総督職があり、政府の代表として首相職も置かれています。

「アンティグア・バーブーダ」の議会は二院制で、上院が17名、下院が17名であり、議員は総督が指名します。国会議員の任期は5年です。

「アンティグア・バーブーダ」の国王・首相について

国王について

「アンティグア・バーブーダ」の国王はイギリス国王であり、現在はエリザベス二世女王です。

首相について

「アンティグア・バーブーダ」の首相の役割は、政府の代表を務め、行政を執行することです。通常、下院の多数党の党首が首相として選出されます。

現在の首相は、ガストン・ブラウン氏が務めています。

「アンティグア・バーブーダ」の国防制度・軍事制度・兵役

「アンティグア・バーブーダ」の軍事組織は「アンティグア・バーブーダ国防軍」であり、陸軍と沿岸警備隊で編成されています。

兵力は陸軍が約130人、沿岸警備隊が約50人、そして予備役が約80人であり、アンティグア・バーブーダ国防軍の規模は、世界でも最小クラスです。

なお、「アンティグア・バーブーダ」は東カリブ安全保障機構の加盟国であり、OECS6か国及びバルバドスの7か国の間で地域安全保障システム、通称「RSS」を設立しました。

兵役年齢は18歳からとなっています。

「アンティグア・バーブーダ」の「日本」の関係について

「アンティグア・バーブーダ」と「日本」は1982年に外交関係を樹立しました。

「日本」は「アンティグア・バーブーダ」に、経済的な支援の他、2000年に凧・独楽のデモンストレーションを行うなどの日本文化紹介派遣も行っており、文化面での交流もあります。

2016年の時点で、「アンティグア・バーブーダ」に住む日本人は8名おり、「日本」に住むアンティグア・バーブーダ人は7名います。

要人の往来もあり、2015年には宇都隆史外務大臣政務官が、東カリブ漁業大臣会合のため「アンティグア・バーブーダ」を来訪しており、2016年にはマイケル・ブラウン教育科学技術相が、第13回国際科学技術関係大臣会合・STSフォーラムのため「日本」を訪れています。

まとめ

いかかでしたか?

「アンティグア・バーブーダ」は、多くの美しいビーチを有し、クルーザー船でのリゾート観光業に力を入れているので、観光地として今人気にの国です。また、シュノ―ケリングなどのマリンスポーツを楽しむことも出来ます。

「アンティグア・バーブーダ」では、スポーツはクリケットが盛んで、これは、かつてイギリスの植民地であったことが影響しています。

なお、男子サッカーの「アンティグア・バーブーダ」のFIFAランキングは、2018年12月では「126位」です。

本記事は、2019年1月26日時点調査または公開された情報です。
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