公立大学「新潟県立看護大学」の基本情報(沿革・職員数など)

公立大学の職員を目指す方に知っておいてほしい公立大学「新潟県立看護大学」の基本情報について解説します。

公立大学「新潟県立看護大学」は、新潟県上越市にある公立大学で、「新潟県立中央病院附属看護専門学校」「新潟県公衆衛生看護学校」の流れをくむ大学です。


はじめに

公立大学「新潟県立看護大学」は、本拠地(大学本部/キャンパス)は、新潟県上越市にあり、2002年(平成14年)に設置された公立大学です。

公立大学「新潟県立看護大学」の入試の偏差値は、学部によって変わりますが、52~55程度のようです。

今回は公立大学「新潟県立看護大学」に関する基本的な情報について解説します。

公立大学「新潟県立看護大学」の沿革について

公立大学「新潟県立看護大学」の沿革は、「新潟県立中央病院附属看護専門学校」および「新潟県講習衛生看護学校」が開校された1977年(昭和52年)までさかのぼります。

この後、この2つの教育機関を統合・改組して、1994年(平成6年)に「新潟県立看護短期大学」が開学し、2002年(平成14年)に「新潟県立看護大学」に移行しました。

公立大学「新潟県立看護大学」の理念・スローガンについて

公立大学「新潟県立看護大学」の理念・スローガンは、「生命の尊厳を基盤とする豊かな人間性を醸成し、自己及び他者への深い洞察力をもって自己成長への志向を育むとともに、基礎的・先進的な知識と技術を教授することにより、多様に変化する人々の健康と福祉のニーズに柔軟に応えうる人材を育成」することです。

この理念のもと、公立大学「新潟県立看護大学」は、下記の6つの目標を掲げています。

1)深い洞察力と豊かな想像力に根ざした倫理観を養い、自分の持てる力を行動に移すことのできる人材を育成する。
2)基本的な専門知識と技術を習得するため、様々な健康状態の人々と関わり、実践的問題を解決できる人材を育成する。
3)社会情勢の変化や科学技術の発達に対応し、生涯学習を継続・発展できる人材を育成する。
4)保健・医療・福祉分野での多職種と協働・連携し、専門性に対する誇りと責任感を持って利用者のニーズに専心できる人材を育成する。
5)国際的な視野により、コミュニケーションを取ることのできる人材を育成する。
6)研究的態度を養い、看護の専門性を向上できる人材を育成する。

公立大学「新潟県立看護大学」の学章・校歌について

学章について

公立大学法人「新潟県立看護大学」の学章は、公立大学「新潟県立看護大学」の英語表記「Niigata College of Nursing」の頭文字「N」と、新潟県の県花である「チューリップ」とをモチーフにしたデザインです。

この学章のデザイン中の赤い円は、希望の太陽と活力を、「N」部分は、看護に関する情報の発信や保健・医療・福祉における創造性と大学の飛翔する雄姿を表現しています。

校歌について

公立大学「新潟県立看護大学」の校歌は、「連なる山の夜明け」です。


この校歌の作詞は、「栗原 美枝」さん、作曲は、「後藤 丹」さんです。

公立大学「新潟県立看護大学」の学長について

現在の公立大学「新潟県立看護大学」の学長は、「小泉 美佐子(こいずみ みさこ)」さんです。

「小泉 美佐子」さんの経歴ですが、1983年(昭和58年)に千葉大学大学院看護学研究科修士課程を修了、1984年に筑波大学医療技術短期大学部講師(基礎看護学・成人看護学)に就任、1993年(平成5年)に自治医科大学看護短期大学看護学科教授(老年看護学)に就任しました。

その後、1997年(平成9年)に群馬大学医学部保健学科看護学専攻教授に就任、2001年(平成13年)に群馬大学大学院医学系研究科前期課程教授に就任、2003年に昭和大学医学博士を取得しました。

2011年(平成23年)に公立大学新潟県立看護大学教授に就任、2013年に同大学副学長に就任した後、2017年(平成29年)に公立大学法人新潟県立看護大学理事長(学長)に就任しました。

学長の「小泉 美佐子」さんは、歴史・文化・自然に恵まれた公立大学「新潟県立看護大学」が地域住民に発信・交流する拠点となり、日本の看護学教育・研究および看護実践を牽引できるリーダーの育成に努めています。

なお、「小泉 美佐子」さんは、公立大学「新潟県立看護大学」の第3代目の学長です。

公立大学「新潟県立看護大学」の本拠地・キャンパスについて

公立大学「新潟県立看護大学」には、本拠地(本部キャンパス)のある「上越キャンパス」があります。

この「上越キャンパス」には、看護学部、看護学研究科があるほか、県立中央病院、図書館、看護研究交流センター、合同講義室、レセプションホール、グラウンド、体育館、ホールなどが置かれています。

なお、この「新潟県立看護大学」は、新潟県上越市にあり、最寄り駅は、「南高田駅」または「高田駅」です。

公立大学「新潟県立看護大学」の教職員数について

公立大学「新潟県立看護大学」の教職員数については、確認できませんでした。

公立大学「新潟県立看護大学」の学生数について

公立大学「新潟県立看護大学」の平成30年度の学生数は、学部学生数は、95名で、大学院学生数は、35名です。

参考URL:http://www.niigata-cn.ac.jp/guide/campus_life/students.html

公立大学「新潟県立看護大学」の学部について

公立大学「新潟県立看護大学」には、「看護学部」があります。

公立大学「新潟県立看護大学」大学院について

公立大学「新潟県立看護大学」の大学院には、「看護学研究科」があります。


公立大学「新潟県立看護大学」の財務状況について

平成29年度の決算報告書では、公立大学「新潟県立看護大学」の収入は、8億6,900万円ということです。

その主な内訳は、運営費交付金、授業料および入学金考査料などです。

参考URL:http://www.niigata-cn.ac.jp/files/H29kessanhoukokusyo.pdf

まとめ

いかがでしたか?

公立大学「新潟県立看護大学」は、生活者に対する洞察力や想像力を身につけるため、地域社会の人々と交流する「ふれあい実習」を特徴とする公立大学です。

公立大学「新潟県立看護大学」のウェブサイトのURL

参考URL:http://www.niigata-cn.ac.jp/

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本記事は、2020年1月5日時点調査または公開された情報です。
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