公立大学「長野県立大学」の基本情報（沿革・職員数など）

2019年11月24日2021年2月9日

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はじめに

公立大学「長野県立大学」は、本拠地（大学本部／キャンパス）は、長野県長野市にあり、2018年（平成30年）に設置された公立大学です。

公立大学「長野県立大学」の入試の偏差値は、学部によって変わりますが、52～55程度のようです。

今回は公立大学「長野県立大学」に関する基本的な情報について解説します。

公立大学「長野県立大学」の沿革について

公立大学「長野県立大学」は、「長野県立短期大学」の前身である「長野県女子専門学校」が創設された1929年（昭和4年）までさかのぼります。

その後、1950年（昭和25年）に「長野県短期大学」が開学し、2004年（平成16年）に男女共学化された後、2018年に「長野県立大学」が開学して長野市と包括連携協定を結び、2019年（平成31年）に長野県と日本ユニシスとの間に地域の課題を解決するソーシャル・イノベーションで連携する協定が締結されました。

公立大学「長野県立大学」の理念・スローガンについて

公立大学「長野県立大学」の理念・スローガンは、「長野県の知の礎となり、未来を切り拓くリーダーを輩出し、世界の持続的発展を可能にする研究成果を発信することで、人類のより良い未来を創造し、発展させる大学を目指すこと」です。

この理念のもと、公立大学「長野県立大学」は、「自ら考え、自ら学び、主体的に行動し、長野県の優れた人々、世界中のイノベーターと出会い、グローバルな視野で未来を切り拓き、地域を創生できるリーダー」を育てることを目的としています。

公立大学「長野県立大学」の学章・校歌について

学章（ロゴマーク）について

公立大学「長野県立大学」の学章（ロゴマーク）は、長野県の川をモチーフに、「川」の字と大学のアルファベット表記「THE UNIVERCITY OF NAGANO」の頭文字「U」「N」を融合・図案化したものです。

このマークの3色の色彩には、源泉から激流にもまれて大海原へ飛び出す学生の飛躍と成長への期待が込められ、3本のラインは産学官を表し、大学を中心として地域創生の実現に取り組む姿勢が表現されています。

校歌について

公立大学「長野県立大学」の校歌は、確認できませんでしたが、その母体となった「長野女子専門学校」が「長野県立短期大学」に移行する際に、祝歌「新しき世に」が創られたようです。

この祝歌は、作詞は、初代「井上柳梧」学長、作詞は、久田貞祐先生によって創作されました。

公立大学「長野県立大学」の学長について

現在の公立大学「長野県立大学」の学長は、「金田一真澄（きんだいちますみ）」さんです。

「金田一真澄」さんの経歴ですが、1971年（昭和46年）に早稲田大学理工学部を卒業、1976年に同大学大学院理工学研究科修士課程を修了、1988年（昭和63年）に東京大学大学院人文科学研究科博士課程を修了し、1991年（平成3年）に文学博士（東京大学）を取得しました。

その後、1991年に慶應義塾大学理工学部助教授に就任、1996年に同大学教授に就任、2002年（平成14年）に慶應義塾大学名誉教授に就任、2005年に慶應義塾大学外国語教育研究センター所長に就任、2009年（平成21年）に同大学日吉カリキュラム検討委員会委員長・日吉主任代表に就任した後、2018年（平成30年）に公立大学「長野県立大学」の学長に就任しました。

学長の「金田一真澄」さんは、公立大学「長野県立大学」が、グローバル時代において世界で活躍できるリーダーを輩出できるよう、英語の集中授業や全生徒の短期海外プログラム、ディスカッションの導入などに力を入れています。

なお、「金田一真澄」さんは、公立大学「長野県立大学」の初代学長です。