地方公共団体「都道府県庁」シリーズ

【福島県庁】東北の中で最も南に位置する「福島県」の地方公共団体(2017年9月情報)

福島県といえば、桃!ままどおる!赤べこ!ハワイアンズ・・・

都道府県庁特集の第七回は「福島県庁」です。

福島県は、記念館や城跡、リゾート施設など観光地の多い都道府県でもあります。今回はその福島県の都道府県地方自治体の行政機関「福島県庁」についてです。


※本記事は、2017年9月調査の内容です(今後更新予定です)。

「福島県庁」について

福島県は、約191万人で全国で21位、国土は、13783.74平方キロメートルで全国3位です。地方公共団体としての業務の中心となる役所「福島県庁」は福島市にありますが、中核市には郡山市・いわき市が指定されています。

福島県は東西に長い形状をしていて、2つの山地によって浜通り・中通り・会津の3つの地域に分かれ、さらに県庁の出先機関である地方振興局の管内によって7つに分けられています。浜通り・中通り・会津は天気予報でもこの呼称が使われています。市町村は13市31町15村になります。

※人口:平成29年5月1日調査(国勢調査)
※面積:2016年調査(福島県庁ホームページ)

「福島県」の成り立ち

奥羽越列藩同盟のもと本県域で戦いがくりひろげられましたが、白虎隊自刃の1ヵ月後、明治元年(1868)9月に会津藩主松平容保は若松城を明け渡しました。これによって県域の戊辰戦争は終わり、新しい時代が始まることとなりました。

明治9年(1876)8月21日には福島県(第1次)、若松県、磐前県が合併され、福島県が成立しました。これを福島県の誕生とし、現在は県民の日になっています。

福島県庁のリーダー福島県知事「内堀 雅雄」さんはどんな人?

平成26年10月26日から福島県知事を務める内堀雅雄さんは、昭和39年3月26日に長野県の長野市で生まれました。

キャリアは東京大学経済学部を卒業し、平成13年から福島県生活環境部次長、生活環境部長、企画調整部長を経て、平成18年12月から平成26年9月までは副知事を務めました。10月26日の福島県知事選で、次点の熊坂に約37万票の大差をつけ初当選し福島県知事となりました。

座右の銘は「進取果敢」だそうです。

※「進取果敢」とは、「しんしゅかかん」と読みます。意味は、進取が、自分から進んで積極的に事をなすことで、果敢が決断力が強く大胆に突き進むことです。

福島県の行政、知っておこう!「ふくしま新生プラン」

「夢・希望・笑顔に満ちた“新生ふくしま”」の実現に向け、県民が復興を実感できるよう国や市町村等と緊密な連携を図りながら、全庁一体となって復興・再生の取組を加速していくため、《ふくしま新生プラン》を策定しました。


基本目標を【夢・希望・笑顔に満ちた “新生ふくしま”】とし、全ての県民が夢や希望を持ち、原子力に依存しない、安全で安心な笑顔 に満ちあふれた社会を目指します。

ふくしまを支える3本の柱を次の3つとし、様々な施策を推進していきます。

(1)いきいきとして活力に満ちた「ふくしま」

【農林水産業】

〇商工業/サービス業などで様々な施策
○安全・安心な農林水産物の提供
○県産農林水産物のブランド化・高付加価値化
○農業の再生
〇林業・木材産業の再生
○水産業の再生

(2)安全と安心に支えられた「ふくしま」

【健康づくり/健康管理】

○疾病予防と生涯を通じた健康づくり
○感染症の予防と感染の拡大防止対策
○東日本大震災・原子力災害の影響を踏まえた健康管理
○保健を担う人材の確保

(3)人にも自然にも思いやりにあふれた「ふくしま」

【人権の尊重/男女協働参画社会】

○人権の尊重、人権意識の向上
○男女共同参画社会の形成
○地域社会の国際化
○ユニバーサルデザインを生かした社会づくりなど

まとめ

いかがでしたか?

福島県は銘菓や湖、記念館、お城、リゾート施設など観光地が多く他県からの出入りも多い都道府県です。東日本大震災の後、原発に関する問題はもちろん様々な問題が持ち上がりましたが、県をあげて問題点の改善に努めています。

多くの史跡が存在し、観光都市の会津若松市、重要な歴史都市白河市などもあります。

本記事は、2017年7月4日時点調査または公開された情報です。
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