地方公共団体「都道府県庁」シリーズ

【富山県庁】魚屋店舗数が320軒超えの「富山県」の地方公共団体(2017年9月情報)

富山県といえば、立山黒部アルペンルート!鱒寿司!ホタルイカ!トロッコ列車・・・

都道府県庁特集の第十六回は「富山県庁」です。

富山県は魚屋の店舗数が多く、漁業の盛んな都道府県でもあります。今回はその富山県の都道府県地方自治体の行政機関「富山県庁」についてです。


※本記事は、2017年9月調査の内容です(今後更新予定です)。

「富山県庁」について

富山県は、約105万人で全国で37位、国土は、4,247.61平方キロメートルで全国33位です。地方公共団体としての業務の中心となる役所「富山県庁」は中核市に指定されている富山市にあります。

市町村の数が15しかなく、これは都道府県の中で一番少ない市町村数となっています。内訳は10市4町1村となります。

※人口:平成27年調査(国勢調査)
※面積:2016年10月1日調査(全国都道府県市区町村別面積調査)

「富山県」の成り立ち

天正11年(1583)に織田氏の武将佐々成政により越中がほぼ統一されました。その後、越中4郡である砺波・射水・婦負・新川は加賀前田氏の領国となりましたが、寛永16年(1639)に婦負郡と新川郡の一部が富山藩に分封されたことにより、前田利次が初代藩主となりました。

明治4年(1871)の廃藩置県により、越中のうち旧富山藩領は富山県になり、旧加賀藩領は金沢県の一部となりました。しかしその後明治9年には越中全域が石川県に編入されました。米沢紋三郎らによる分県運動が起こされ、明治16年5月に現在の富山県が誕生しました。

富山県庁のリーダー富山県知事「石井 隆一」さんはどんな人?

平成16年11月から富山県知事を務める石井隆一さんは、昭和20年12月15日に富山県の富山市西町で生まれました。妻は東京女子大学教授である石井志保子、息子は国家公務員です。

キャリアは東京大学法学部を卒業後、昭和44年に自治省採用されました。平成7年に地方分権推進委員会事務局次長、平成9年に自治省税務担当審議官、平成13年に総務省自治税務局長と経て、平成16年1月市町村職員中央研修所学長(同年8月退職)、同11月富山県知事に就任しました。その後平成28年11月に富山県知事4期目を務めています。

公式ホームページ:http://www.pref.toyama.jp/

富山県の行政、ここを知っておこう!「とやま未来創生戦略」

富山県の総合戦略は「とやま未来創生戦略」を掲げます。ねらいは人口減少を克服し、富山県の自然、文化、産業など、各地域の特色・強みを活かした持続可能で活力ある未来を創造します。

以下のための様々な施策を検討します。


(1)人口減少自体への対応

○結婚・出産・子育ての願いが叶う環境整備
→富山での結婚・出産・子育てのハッピーライフキャンペーンを展開
→産前・産後ケア、周産期保健医療体制の充実
○産業振興、若者等の 雇用創出、観光振興、 県内への移住促進
→「薬都とやま」の産業集積を活かしたライフイノベーションの推進

(2)人口減少社会への適応

○女性・高齢者など多様な人材の確保と労働生産性の向上
→女性の活躍促進、女性人材育成の推進
→ものづくり・観光分野等での人材育成
○活力あるまち・健やかな暮らし・未来を担う人づくり
→北陸新幹線の整備促進

まとめ

いかがでしたか?

富山県は持ち家住宅の床面積が広い都道府県でもあります。またコシヒカリのイメージ通り、米の生産量も日本トップです。自然が多くのどかな地域が多く、漁業も盛んな温かみに溢れる魅力的な県です。

本記事は、2017年7月12日時点調査または公開された情報です。
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