日本が誇る「千年企業」を特集!創業1000年以上の会社を解説します

日本は世界的に見ても老舗が多い国です。世界にも、1000年続く企業はたった12社しか確認されていないようですが、そのうち9社が日本の企業だというデータもあるようです。

日本が誇る「千年企業」のうち、最も古い3社をご紹介します。

「千年企業」とは?1000年以上前に創業し、今も続いている企業のこと

日本は「老舗企業大国」とも呼ばれるほど、世界的に見ても老舗が多い国です。一般的に会社の平均寿命は30年などと言われますが、日本には創業から100年以上経っている企業が3万件以上も存在するようです。

2020年現在であれば、1020年以前に創業した会社が「千年企業」にあたります。1020年といえば、日本はまだ平安時代です。具体的にどのような企業が1000年以上続いているのか、ご紹介します。

参考:帝国データバンク「「老舗企業」の実態調査(2019年)」
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p190101.html

参考:100年経営の会
https://100nen-keiei-no-kai.jp

1000年企業その1)世界最古の建設業「金剛組」578年創業

日本国内だけでなく、世界で最も古い企業としてギネスにも認定されているのが大阪府に本社がある「株式会社金剛組」です。

まだ日本が飛鳥時代だった578年に、聖徳太子からの命を受けて、百済の国から呼ばれた職人の1人が、創業者の初代の金剛重光だったそうです。

その後も四天王寺のお抱えの宮大工として活動が続き、四天王寺から分離した後も幾度となく廃業の危機はあったようですが、建設業として現在も会社は続いています。

参考:金剛組
https://www.kongogumi.co.jp

1000年企業その2)いけばなの根源「池坊華道会」587年創業

日本で2番目に古い老舗が、いけばな発祥の地として知られる「頂法寺六角堂」で創業したいけばなの家元、京都府にある「池坊華道会」です。

金剛組との共通点は、創業に聖徳太子が関係しているという点です。587年は聖徳太子が「頂法寺六角堂」は聖徳太子が創建したと伝えられており、その住職が「池坊」という名前でした。寺の実務の一環として、池坊専慶や池坊専応いけばなの成立に尽力したとされています。

依頼、いけばな文化の普及活動などの事業を続け、現在も続く老舗企業の一つとなっているようです。

参考:池坊「いけばな発祥の地 六角堂と池坊」
http://www.ikenobo.jp/ikebanaikenobo/rokkakudo.html

1000年企業その3)世界で最も古い歴史を持つ宿「慶雲館」705年創業

日本はもちろん、世界最古のホテルとしてもギネスに認定されているのが山梨県の旅館「慶雲館」です。

創業した西暦705年は、和暦で「慶雲2年」にあたることから、「慶雲館」と名付けられたようです。山梨県の西山温泉にある慶雲館は、秘湯・名湯として評判が高く、武田信玄や徳川家康などの武将からも愛されていました。

歴史上の人物と同じ温泉に入ることができるというのは、1000年企業ならではの特長だと思います。歴史もさることながら、温泉は全館源泉掛け流しということで、今も昔も変わらない良質なお湯が楽しめるようです。

参考:慶雲館「慶雲館について」
https://www.keiunkan.co.jp/overview/

まとめ

このページでは、老舗大国・日本が誇る「千年企業」として、日本で最も長い歴史がある会社を3社ご紹介しました。

今回紹介した3社は1000年どころか、1300〜1400年以上続いている企業です。千年企業には、教科書に載っているような歴史上の人物が創業に関わっていたり、企業を利用していたりするなど、普通とはスケールが違う、と思うような歴史を感じさせるエピソードが満載でした。

日本に老舗が多い理由として「同族経営」や、長男、あるいは長子が継ぐといった伝統色が強い企業体質があるからではないかという声もあるようです。もちろん、後継者の存在も大切ですが、後継者が育つまでの間、歴代の経営者がたゆまぬ努力してきたということの積み重ねもあったように思います。

激動の歴史を乗り越えて、今も残る老舗の千年企業についてご紹介しました。

本記事は、2020年11月15日時点調査または公開された情報です。
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