地方公共団体「都道府県庁」シリーズ

【鹿児島県庁】不動の焼酎消費量日本一を誇る「鹿児島県」の地方公共団体(2017年9月情報)

鹿児島県といえば、桜島!さつまあげ!西郷隆盛!種子島宇宙センター・・・

都道府県庁特集の第四十五回は「鹿児島県庁」です。

鹿児島県は焼酎の消費量・酒造場数ともにダントツ1位の都道府県です。今回はその鹿児島県の都道府県地方自治体の行政機関「鹿児島県庁」についてです。


※本記事は、2017年9月調査の内容です(今後更新予定です)。

「鹿児島県庁」について

鹿児島県は約164万人で全国で24位、国土は、9,187平方キロメートルで全国で10位です。種子島、屋久島、奄美群島をはじめとする多くの離島は、本県総面積の約28%と大きな比重を占めています。地方公共団体としての業務の中心となる役所「鹿児島県庁」は中核市に指定されている鹿児島市にあります。

地方公共団体は鹿児島地域振興局、南薩地域振興局、北薩地域振興局、姶良・伊佐地域振興局、大隅地域振興局、熊毛支庁、大島支庁に分かれています。市町村は19市20町4村になります。

※人口:平成27年調査(国勢調査)
※面積:2016年10月1日調査(全国都道府県市区町村別面積調査)

「鹿児島県」の成り立ち

鹿児島は日本の南に位置するため、古くから中国や琉球をはじめとするアジア太平洋地域の国々との交易が盛んでした。16世紀には西洋の文化も入ってきました。1543年に中国船に乗ったポルトガル人が種子島に漂着し、日本に初めて鉄砲をもたらしました。1549年にはイエズス会の宣教師であるフランシスコ・ザビエルが鹿児島に訪れ、日本にキリスト教を広めました。

日本の鎖国体制が崩壊する19世紀後半には、鹿児島は藩主の指導で積極的に西洋文化を取り入れるようになりました。反射炉や各種機械工場の建設、英国への留学生派遣等も盛んになったのはこの頃です。鹿児島は、こうして当時の日本をリードする大きな力を持っていて、やがて古い政府を倒し新しい政府を樹立する中心勢力となりました。

鹿児島県庁のリーダー鹿児島県知事「三反園訓」さんはどんな人?

2016年7月から鹿児島県知事を務める三反園訓さんは、1958年2月13日に鹿児島県の指宿市で生まれました。

キャリアは早稲田大学を卒業後、2004年早稲田大学政治経済学術院大学院公共経営研究科非常勤講師になりました。総理官邸、自民党、外務、防衛、大蔵各省庁のキャップを務め、1990年頃からは「ニュースステーション」の政治担当キャスターとして政治・政局動向の解説に当たりました。その後2016年7月に鹿児島県知事に就任しました。

座右の銘は「保身を排し、人生の全てをなげうって命懸けで世のため人のために尽くしなさい」だそうです。

公式プロフィールページ:https://www.pref.kagoshima.jp/aa01/chiji/profile/profile.html

鹿児島県の行政、ここを知っておこう!「かごしま将来ビジョン」

鹿児島県は鹿児島の未来を拓いていくために、今後時代の趨勢をいち早くつかみながら、鹿児島の将来を信じて更に様々な課題に果敢に挑戦していくために《かごしま将来ビジョン》を策定しています。その中で目指す将来の姿を定め、挑戦すべき課題を推進します。


鹿児島が目指す将来の姿

(1)いつでもどこでも誰もが生涯を通じて安心して暮らせる安全な社会(安心・安全)
(2)暮らしやすい生活環境と足腰の強い産業基盤が築かれた快適で活力あふれる社会(活力・快適)
(3)すべての人がともに築き支え合う優しく温もりのある社会(共生・有徳)

挑戦すべき課題と取組の方向性

(1)持続可能な行財政構造の構築
(2)生涯を通じて安心して暮らせる社会づくり
(3)安心・安全な社会の形成と県土づくり
(4)人と自然が調和する地球にやさしい社会づくり
(5)新時代に対応した戦略的な産業おこし
(6)誰もがいきいきと活躍できる雇用環境づくり
(7)快適で活力ある生活空間の形成
(8)農山漁村の活性化と奄美・離島の振興
(9)共生・協働による温もりのある地域社会づくり
(10)教育の再生と文化・スポーツの振興

まとめ

いかがでしたか?

鹿児島県は焼酎の生産・消費ともにトップクラスです。酒場で「お酒」というと日本酒が一般的ですが、鹿児島県では「お酒」は焼酎のことを指すそうです。森伊蔵や魔王など名の知れた名酒の多くは鹿児島県で造られているんですよ。

本記事は、2017年9月10日時点調査または公開された情報です。
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