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平成30年度 地方公務員採用試験「警視庁警察官Ⅰ類」の試験日程

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東京都の警察組織である「警視庁」に関する採用試験の試験区分や試験日程および試験内容についてお知らせします。

本ページでは、地方公務員採用試験の「警視庁警察官Ⅰ類」について解説します。

目次

「警視庁警察官Ⅰ類」の採用試験について

警視庁警察官Ⅰ類採用試験は、大学卒業者を対象にした上級職採用試験区分です。その他に警察官Ⅲ類は高校卒業者向けの中級職採用試験で構成されます。

なお、大学卒業(見込)を要件としているのではなく、これと同等の資格があると認める者も含まれ、受験者に要求する能力や試験問題のレベルを大学卒業程度としています。

「警視庁警察官Ⅰ類」採用試験の受験資格について

受験資格には、日本国籍を有する者で、次の通りの年齢や身体の要件があります。

▼年齢要件について
35歳未満の年齢制限がありますが、各試験の第一次試験日が年齢基準となるため、年齢要件(生年月日)は次の通りです。

【第1回試験】
・1983年5月1日以降生まれで、大学卒業または2018年3月までに卒業見込みの者
・1983年5月1日~1997年4月1日の間に生まれ、大学卒業程度の学力を有する者

【第2回試験】
・1983年9月19日以降生まれで、大学卒業または2018年3月までに卒業見込みの者
・1983年9月19日~1997年4月1日の間に生まれ、大学卒業程度の学力を有する者

【第3回試験】
・1984年1月15日以降生まれで、大学卒業または2018年3月までに卒業見込みの者
・1984年1月15日~1997年4月1日の間に生まれ、大学卒業程度の学力を有する者

▼身体要件について

次の条件をすべて満たす必要があります。


まず、身長条件についてです。男子はおおむね160センチ以上、女子はおおむね154センチ以上の身長があるということです。

次に、体重条件ですが、男子はおおむね48キログラム以上、女子はおおむね45キログラム以上の体重が必要です。

そして、視力条件ですが、両眼ともに、裸眼視力では0.6以上、眼鏡やコンタクトレンズ等使用した矯正視力では1.0以上の視力があるということです。

最後に、警察官の職務執行に支障がない身体の運動機能、色覚、聴力があること、そして職務執行に支障がある疾患がないということが条件です。

警視庁「警察官Ⅰ類」 採用試験の日程・内容について

警視庁「警察官Ⅰ類」の平成30年度採用試験は<第1回><第2回><第3回>の3回があります。それぞれ試験日程は異なりますが、試験方法・内容は同じです。

<応募受付期間>

<第1回>受付期間は、2018年3月30日(金)~ 4月9日(月)です。
<第2回>受付期間は、2018年8月17日(金)~ 8月27日(月)です。
<第3回>受付期間は、2018年11月30日(金)~ 12月10日(月)です。

「警察官Ⅰ類」採用試験の申込方法はインターネットと申込書による申込の2種類があります。

▼インターネットによる申込
警視庁の採用サイトから申し込みができます。受付開始日午前10時から受付最終日10時まで受信有効です。

>警視庁採用サイト:インターネット申し込み
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/saiyo/30/footer/entry.html

▼申込書による申込
郵送の場合は、警視庁採用センタ―宛に郵送します。申込締切日の消印が有効です。もしくは、期間内に東京都内の警察署・交番・駐在所・その他警察施設へ直接持参することもできます。

<第一次試験の日程・内容>

▼試験日:
<第1回>2018年4月29日(日)
<第2回>2018年9月17日(月)
<第3回>2019年1月13日(日)

▼合格発表日:第一次試験日の約2週間後
受験者全員に郵便で通知されます。合格者へは第二次試験の案内、不合格者へは第一次試験の受験者数と合格者数及び順位が通知されます。

▼試験科目:
>「教養試験」
この試験は、警察官に必要な一般教養、社会、法律、経済等の知識に関する大学卒業程度の五肢択一式の筆記試験です。問題数は50題で、知能分野と知識分野から出題されます。

>「論(作)文試験」
この試験は、1題必須解答となり、課題式の論(作)文試験です。

>「国語試験」
この試験は、警察官の職務に必要な国語力(漢字の読み書き)についての記述式試験です。


>「身体検査」
この検査は、身長測定と体重測定を行います。

>「適性検査」
この検査は、警察官としての適性についてマークシート方式で検査します。

>「資格経歴等の判定検査」
必ず申込時に採用試験申込書の「資格経歴等の申請」欄へ必要事項を記入し、第一次試験時に証明書類(原本とそのコピー)を持参します。申込時点で取得済みで、第一次試験日に証明可能なものが評定の対象となります。

【資格経歴等の標準の目安(一例)】
・柔道または剣道、その他武道の初段以上の資格
・全国規模で行われるスポーツ大会への出場経験
・経済産業省管轄の情報処理国家資格
・実用英語技能検定(英検)2級以上もしくはTOEIC470点以上
・その他「体力」「情報処理」「語学」に類する資格経歴等

<第二次試験の日程・内容>

▼試験日:
<第1回>
【男性】2018年5月26日(土)・5月27日(日)・6月2日(土)
【女性】2018年6月3日(日)
<第2回>
【男性】2018年10月6日(土)・10月7日(日)
【女性】2018年10月8日(月)
<第3回>
【男性】2019年2月2日(土)
【女性】2019年2月3日(日)

▼合格発表日:第二次試験日の約70日後
受験者全員に郵便で通知されます。合格者へは最終合格者数及び順位、不合格者へは第二次試験の受験者数と最終合格者数及び順位が通知されます。

▼試験種目:
>「面接試験」
この試験は、人物についての面接試験です。

>「身体検査」
この検査は、警察官の職務執行について支障がないか、視力検査、色覚検査、聴力検査、運動機能検査、医師の診察、レントゲン検査、血液検査、尿検査を行います。

>「適性検査」
この検査は、警察官としての適性について記述式等の方法で検査します。

>「体力検査」
この検査は、警察官の職務執行上必要な体力があるか、腕立て伏せ、バーピーテスト、上体起こし、半福横跳び等で検査を行います。

警視庁警察官参加する合同企業説明会が開催されます

みん就フォーラムin東京

2018年5月19日(土)楽天クリムゾンハウス(二子玉川)にて「みん就フォーラムin東京」合同企業説明会が開催され、警視庁が参加します。警察官の概要説明や採用試験の案内、また質疑応答、受験相談も可能です。

この他の警視庁採用説明会やイベント情報について、平成30年度警視庁採用サイトに掲載されています。

>平成30年度警視庁採用サイト:警視庁採用イベント情報
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/saiyo/30/recruit/event.html
・各署採用説明会、採用相談所、採用セミナー、女性セミナーなど

警視庁採用サイトの次ページには、職員数や組織図、警察署数、交番数、保有パトカー数など警察庁情報と、警察官の階級構成やその昇級制度(キャリアステップ)の説明があります。

>平成30年度警視庁採用サイト:警視庁で働くとは
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/saiyo/30/about/

その他にも、採用や警視庁に関する情報が掲載されていますので、ぜひご覧ください。

まとめ – 採用予定人数

いかがでしたか?

最後に、平成30年度 地方公務員採用試験「警察官Ⅰ類」採用予定数についてご案内します。

採用予定数は、男性警察官が1,210名(内80名は共同試験から採用)、女性警察官が200名、合計1,410名と発表されています。ただし、採用予定数は変動することがありますので、留意ください。


関連ページ:警察官の階級と階級ごとの役割・仕事内容について

わたしたちの平和を様々な方面から守ってくれる警察官ですが、ひとくちに警察官と言ってもいくつも階級が分かれており、階級によって業務の内容や責任も大きく変わってきます。普段なかなか知ることのない警察官の階級とその内容について解説します。

本記事は、2018年4月29日時点調査または公開された情報です。
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この記事を書いた人

公務員総研の編集部です。公務員の方、公務員を目指す方、公務員を応援する方のチカラになれるよう活動してまいります。

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