平成30年度「和歌山県職員」採用情報 – 地方上級などの採用試験まとめ

平成30年度 地方公務員採用試験の「和歌山県職員」の試験日程のお知らせです。

平成30年度の和歌山県庁の採用募集職種は、「一般行政職」、警察事務や学校事務の「事務職」、「技術職」、「資格免許職」などがあります。


はじめに

地方公務員である「和歌山県庁」の平成30年度の公務員採用試験情報について紹介します。

和歌山県職員の「Ⅰ種試験」(大学卒業程度)は、試験の区分が複数あり、試験区分「一般行政」には、「通常枠」と「特別枠」が設けられています。「特別枠」は、留学や社会貢献活動、スポーツなどの特定分野に高い目標を持って打ち込んでいた人が受けやすい試験制度で、アピール試験と面接を重視することが特徴です。

「和歌山県庁」で働く公務員として知っておきたいこと

和歌山県は、紀伊半島の西側に位置し、人口は全国で第40位の約94万人(平成27年国勢調査情報)の県です。

面積は、神奈川県と沖縄県を足した広さで第30位で、市町村数は30エリア、9市20町1村です。県庁所在は和歌山市で、中核市です。中核市とは、日本の地方公共団体の中で地方自治法第252条の22第1項に定められた政令によって指定を受けた市で、現在は「法定人口が20万人以上」であることが指定要件となっています。

その他、熊野古道に位置する御坊市、紀州漆器の産地である海南市などがあります。

和歌山県の強み(産業の特徴)

和歌山県は、四季の温度の変化が少なく南部では冬でも暖かい気候を生かした果物の栽培が盛んなため、「果樹王国」と呼ばれる県です。また、海面生産量は少ないものの、県沖に黒潮があるため、漁業も盛んに行われています。

第2次産業では、鉄鋼業・石油産業が主流で、第3次産業は、「卸売業、小売業」が全体の3割程度、次 いで「宿泊業、飲食サービス業」、「医療、福祉」が続きます。

具体的な各産業の特徴として、農業では、「温州ミカン」「ウメ」「柿」「グリンピース」の収穫量は全国第1位、「松茸」「ししとう」は全国第3位に入っています。

水産業では、「むろあじ」「たちうお」の生産量は全国第3位、「ちだい」「きだい」「いさき」は全国第7位、「うるめいわし」は全国第9位です。

工業では、鉄鋼業、石油製品・石炭製品 で出荷額の6割弱を占め、 具体的には、「ニット機械」「写真装置」「同関連器具」「高級アルコール(還元、蒸留)」などの出荷額が全国第1位となっています。

「和歌山県」が募集する職種紹介

平成30年度の和歌山県庁の採用募集職種は、「一般行政職」、警察事務や学校事務の「事務職」、「技術職」、「資格免許職」などがあります。


和歌山県職員「Ⅰ種」の採用試験情報

平成30年度では、大学卒業程度の和歌山県職員「Ⅰ種」の試験区分は、「一般行政職(通常枠・特別枠)」「警察事務職」「情報職」「総合土木職」「建築職」「電気職」「化学職A」「化学職B」「農学職」「林学職」「水産職」「法医鑑識職」での募集を予定しています。

和歌山県職員「Ⅰ種」の受験資格は、22~35才の年齢での資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。

試験内容は、1次試験は、択一式「教養試験」、択一式「専門試験」で、2次試験は、「論文試験」、個別面接2回と集団討論による「面接試験」、「適性検査」です。

なお、試験区分「一般行政職(特別枠)」については、1次試験は、択一式「教養試験」、択一式「専門試験」、「アピール試験」で、2次試験は、「論文試験」「面接試験」「適性検査」です。

申込期間は、4月24日(火)~5月25日(金)、1次試験の日程は、6月24日(日)、2次試験の日程については、「個別面接①」「論文試験」「適性検査」は、7月下旬、「個別面接②」および「集団討論」は、8月下旬を予定しています。なお、試験区分「一般行政職(特別枠)」の2次試験の日程については、「論文試験」と「適性検査」は、7月中旬、「面接試験」は、8月上旬の予定です。

最終合格発表は、9月上旬の予定です。

6月実施「資格免許職」の採用試験情報

平成30年度では、和歌山県職員「資格免許職」の試験区分は、「社会福祉士」「臨床心理士」「精神保健福祉相談員」「獣医師」「薬剤師」「保健師A」「保健師B」での募集を予定しています。

和歌山県職員「資格免許職」の受験資格は、39才の年齢まで資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。なお、各試験区分の資格要件は、下記の通りです。

区分:「社会福祉士」

試験区分「社会福祉士」は、社会福祉士の資格を取得した人、または、3019年3月末日までに行われる社会福祉士国家試験により資格を取得する見込みの人に受験資格があります。

区分:「臨床心理士」

試験区分「臨床心理士」は、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定した臨床心理士の資格を取得した人、または、2019年3月末日までに行われる臨床心理士認定試験により資格を取得する見込みの人にも受験資格があります。

区分:「精神保健福祉相談員」

試験区分「精神保健福祉相談員」は、精神保健福祉士の資格を取得した人、または、2019年3月末日までに行われる精神保健福祉士国家試験により免許を取得する見込みの人にの受験資格があります。

区分:「獣医師」

試験区分「獣医師」は、獣医師の免許を取得した人、または、2019年3月末日までに行われる獣医師国家試験により免許を取得する見込みの人に受験資格があります。

区分:「薬剤師」

試験区分「薬剤師」は、薬剤師の免許を取得した人、または、2019年3月末日までに行われる薬剤師国家試験により免許を取得する見込みの人に受験資格があります。

区分:「保健師A・B」

試験区分「保健師A・B」の受験資格は、保健師の免許を取得した人、または、2019年3月末日までに行われる保健師国家試験により免許を取得する見込みの人に資格があります。なお、試験区分「保健師A」は日本国籍を有しない人でも受験できますが、日本国籍を有さない場合には、採用後に職務として公権力の行使、または、地方公共団体の意思の形成への参画に携わることはできません。

和歌山県職員「資格免許職」の試験内容は、1次試験は、択一式「教養試験」、択一式「専門試験」で、2次試験は、「論文試験」「面接試験」「適性検査」です。なお、試験区分「獣医師」の1次試験は、択一式「教養試験」のみ行われます。


申込期間は、4月24日(火)~5月25日(金)、1次試験の日程は、6月24日(日)、2次試験の日程については、「論文試験」と「適性検査」は、7月中旬、「個別面接」は、8月上旬を予定しています。

最終合格発表は、9月上旬の予定です。

和歌山県職員「Ⅲ種」の採用試験情報

平成30年度では、高等学校卒業程度の和歌山県職員「Ⅲ種」の試験区分は、「一般事務」「学校事務」「警察事務」ほかでの募集を予定しています。

和歌山県職員「Ⅲ種」の受験資格は、18~24才の年齢での資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。

試験内容は、1次試験は、択一式「教養試験」と択一式「専門試験」で、2次試験は、「論文試験」または「作文試験」、「面接試験」、「適性検査」です。なお、1次試験の「専門試験」は技術系職種の試験区分のみで実施されます。

申込期間は、8月7日(火)~8月24日(金)、1次試験の日程は、9月23日(日)、2次試験の日程は、10月中旬~下旬を予定しています。

最終合格発表は、後日掲載予定です。

なお、試験案内の配布開始は、7月17日(火)を予定しています。

9月実施「資格免許職」の採用試験情報

平成30年度では、9月実施の和歌山県職員「資格免許職」の試験区分は、後日掲載予定です。

9月実施の和歌山県職員「資格免許職」の受験資格は、39才の年齢まで資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。

試験内容は、1次試験は、択一式「教養試験」と択一式「専門試験」で、2次試験は、「論文試験」または「作文試験」、「面接試験」、「適性検査」です。

申込期間は、8月7日(火)~8月24日(金)、1次試験の日程は、9月23日(日)、2次試験の日程は、10月中旬~下旬を予定しています。

最終合格発表は、後日掲載予定です。

なお、試験案内の配布開始は、7月17日(火)を予定しています。

その他注目情報「和歌山県データ利活用推進プラン」について

和歌山県では、データの利活用によって産学官のさらなるレベルアップを図り、日本のデータ利活用の拠点となることを目指して、データ利活用に関する本県の取組方針や施策をまとめた「和歌山県データ利活用推進プラン」を策定しました。

具体的には、「近畿圏の有識者によるデータ利活用ネットワーク」を構築し、「日本のデータ利活用拠点の構築」「統計的思考・エビデンスに基づく行政の推進」「データ利活用による県内産業の活性化」「県民の統計リテラシーの向上」の5つを柱に、和歌山県は、シンポジウムの開催、データのオープン化推進、セミナーの開催、統計思想の普及・啓発などに取り組んでいます。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、和歌山県の平成30年度の採用試験情報をお届けしました。

参考になれば幸いです。


和歌山県の採用案内ページURL

https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/210100/saiyou.htm

本記事は、2018年6月29日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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