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【看護師の事務補助】県立医科大学附属病院の事務補助に関する仕事内容

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目次

医療安全・感染対策に関する「事務業務」の仕事について

2012年におよそ1年間、東京近郊の県立医科大学附属病院の医療安全・院内感染対策を担当する看護師の事務補助として勤務した場合のキャリアレポートです。

仕事内容は、院内の医療事故や安全に関する警鐘や事例の検証、それから院内感染(MRウィルス、インフルエンザなど)の予防や事例の検証を毎月行う「委員会」の準備でした。

その委員会は医師や看護師、薬剤師、事務など科の代表を集めた会で、専門用語などが飛び交う素人の私には不似合いな場所でした。だいたい毎回同じメンバーでしたが、院長や外科部長など普段お目にかかれない方が来て意見を出していきました。時間は30分から1時間とそんなに長くはありませんでしたが、内容は濃密で、充実していて、毎回資料を作成する看護師は大変そうでした。その資料をコピーしてまとめて、準備する私も毎回、汗をかきながらの作業でした。

そして、委員会が終わるとレコーダーに録音した委員会の音声の議事録作成です。

これは本当に大変で、聞きなれない専門用語が飛び交うので、最初はインターネットで調べたり、聞きながらの作業でしたが、それでも間違いだらけでした。のちに担当看護師におもしろい間違いがたくさんあって楽しかったと言われました。私は一生懸命調べて、考えて提出した議事録でしたが、それがさらにおもしろさを増したのかもしれません。

主に委員会の準備と議事録作成が私の仕事でした。

医科大学での看護師の事務補助の1日について

8:30 出勤、メールチェック
8:40 朝のミーティング
9:00 頼まれている業務・委員会の資料作成
12:00 昼食・休憩
13:00 頼まれている業務・委員会の資料作成
15:00 今日中に送る郵送の準備・発送
17:00 退社

医科大学の事務で働いてみての課題やポイントなど

看護師2名の補助的な作業は思ったよりも大変でした。

全く業務がないときもありましたが、2人の委員会の議事録作成業務が重なったときは、内容が混乱するときもありまとめるのに時間がかかりました。

また、物品の発注作業もわたしがしていたので、病院全ての科に医療安全や院内感染を防ぐ道具を設置するときの数量の多さに、体力を使いました。

しかし、看護師や医師との会話は、ためになることもあり勉強になったことも多くありました。そして、結婚のための退職と聞き医療安全の部長である医師が、私に2つの桐のお椀を送ってくれました。


ただ、それを渡されたのは本当に退社するときで、お会いすることができませんでした。とても心残りです。

まとめ

看護師の補助作業は専門用語が多いため、大変なこともありますが、医療の裏側がどのようになっているのか覗くことができます。

医師や看護師が診察だけではなく、病院の中でどのような安全対策、感染対策を行っているか、患者さんとどのように向き合う努力をしているか見ることができると思います。

私達の健康・命を守ってくれる医師と看護師をサポートするやりがいのある仕事だと思います。

本記事は、2018年5月9日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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この記事を書いた人

公務員総研の編集部です。公務員の方、公務員を目指す方、公務員を応援する方のチカラになれるよう活動してまいります。

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