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「専門学校」で働く「教務部事務職」に関する仕事内容・給料レポート

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教務部事務職


目次

はじめに

「専門学校」に中途で入社して働く、男性で「教務部事務職」のキャリア体験談レポートです。

「専門学校の教務部事務職」を目指した理由

在学中に職業教育を行って、必ず就職させる就職率100%を目標に掲げている学校法人であったからです。

就職希望をしないような学生とも面談を繰り返し希望まで導く学校法人です。

「専門学校の教務部事務職」の仕事内容について

担任業務

クラス担任として学生指導です。

朝のホームルームから授業開始の挨拶、また講師との打ち合わせが主体です。

提出物の内容の添削指導は大切な指導項目でした。「期限までに仕上げる」=「社会人は期限までに仕事を完了させる」ことを疑似体験として指導します。

広報学生募集

専門学校の主業務たる学生募集に重点を置いていました。

オープンキャンパスの企画運営や参加希望者との面談カウンセリングや学生スタッフの研修なども行います。

また学校生活の様子をブログに挙げるなど、学校紹介には特に力を入れてきました。定員達成が責務なので毎月の数字報告の積み重ねが3月に結果として現れるので真剣勝負です。高校訪問なども毎月行います。

就職支援

就職学年では履歴書・面接指導も行います。就職率100%達成は絶対でしたので毎月の数値報告が義務付けられています。学生たちの夢の達成に向けて本気の面談を繰り返します。必要なら親御さんとも話し合いを行っていきます。

「専門学校の教務部事務職」の1日の仕事の流れ

7時の電車で通勤します。


8:40~ ミーティング
~9:00 担当の学生を含めてあいさつ運動を行います。
ホームルームで出欠席を確認して、欠席者にはすぐに保護者へ連絡します。
9:10 講師の先生を授業にご案内して1日が始まります。
12:00 昼休みの学生対応
職員室にくる学生の対応が主体です。
13:00 午後の授業を開始したら 自分の昼休みです。
16:30 午後の授業の終了
学生の清掃指導を行って 終了の挨拶をして解散です。
放課後に学生面談を行う場合もあります。
18:00 職員の終礼

基本的に毎日残業で 学生募集の時間になります。オープンキャンパスの準備や、ブログの更新、学校案内の発送を行っていました。

「専門学校の教務部事務職」の給料・残業・有給休暇について

私の場合ですが、月給は35万円(残業込)で、ボーナスは100万円でした。ちなみに、年収500万円でした。

休日出勤と残業が40時間程(実際は80時間)ありました。毎日遅くまで勤務です。有給は全く取れません。公休も月に6日位です。夏休み冬休みはしっかり休めました。

この仕事で、働いているときに困ったこと

入学式や卒業式は休めません。そこで、家族の行事と重なってしまうと悲劇です。担当制なので交代で休めるようにして欲しいですが言い出せる雰囲気ではありません。周りも家族を犠牲にしているように聞き取れました。教育機関なので諦めていました。

毎日が残業なのも苦しいです。学生募集が未達成ですとさらにハードルが上がっていく部署を散見してきました。少子化のため毎年徐々に苦しくなります。留学生に活路を求めるのは改善してほしいです。

この仕事や職場でよかったこと

夏休みや冬休み、年末年始に家族と一緒にいられることは恵まれています。大晦日も働いてきたことを思うと嬉しい職場です。教育職ということで危険性も低く、汚い現場でもありませんので恵まれています。

私学共済のため、健康保険や年金面でも恵まれています。負担金額が低いのを実感します。退職金も中小企業よりも支給基準がしっかりしてるので安心です。

周りの職員の方も先生なのでまともな判断をできる方々なので、職場関係で困ったことは少ないです。

「専門学校の教務部事務職」の仕事エピソード

入学から卒業まで対応した学生が卒業していく日は感動的です。

手のかかる学生ほど、在学中に大きく成長していきます。その関わりを教職員や保護者とチームで取り組んでいけるのは魅力的です。

また、卒業後訪ねてきて話せるのも楽しいですね。実習訪問などで行ってみると、卒業生が活躍しているのはたまらなく嬉しいです。卒業生が在校生を指導しているのも嬉しく感動的であります。就職先に選んでくれたら嬉しいです。

宿泊行事なども多数企画するので、旅行気分で日本や世界の都市を訪問できます。日ごろ接している学生たちとの旅行は修学旅行のような気分になれます。

退職の事情や理由について

あまりにも残業が多かったからです。

「専門学校の教務部事務職」の職場恋愛について

あまり無いように思います。同じ学校内は見当たらなかったですね。他校も含めて少ないようです。


新卒の男女ともにすでに学生から付き合っている人がいるようです。出会いの場は外出時にたくさんあるので、職場内の手短にする人はいないようです。
実習訪問で自分の息子と結婚しませんかと誘われている女性職員がいました。珍しいことのようです。

卒業生と結婚する職員も少ないようです。世間でいうような教え子に手を出す職員もいませんでした。厳しく研修で禁止されているからだと思います。

まとめ ー「専門学校の教務部事務職」を目指す方へメッセージ

専門学校の職員は学校法人によって大いに異なります。

旧態依然としている学校法人はあまりおすすめできません。改革や改善案が通ることは無いようです。

本記事は、2019年6月29日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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この記事を書いた人

公務員総研の編集部です。公務員の方、公務員を目指す方、公務員を応援する方のチカラになれるよう活動してまいります。

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