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豊かな人材育成と知的資産の創出を担う中央官庁「文部科学省」の基本情報

学術・スポーツ・文化や科学の振興を任務とする中央官庁「文部科学省」について解説します。

「文部科学省」は、旧文部省と旧科学技術庁が統合されて誕生し、教育分野、科学技術・学術分野からスポーツ、文化などを中心に担当する行政機関です。

その基本的な情報についてまとめました。

2018年12月24日更新

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目次
はじめに
「文部科学省」について
「文部科学省」の役割について
「文部科学省」の組織構成について
「文部科学省」の年間予算は、約5兆3,093億円
まとめ
「文部科学省」のウェブサイトのURL
豊かな人間性を持つ人材の育成と知的資産の創出を担う中央官庁「文部科学省」の基本情報

はじめに

「文部科学省」は、東京都千代田区霞が関にあり、2001年に設置された日本の行政機関の1つで、略称は、「文科省」です。定員は、2,204人で、定員のうち文部科学省の職員は、1,968人、文化庁の職員は、236人です。

なお、前身の組織は、「文部省」「科学技術庁」でした。

今回は、「文部科学省」の公務員を目指す方に押さえておいてほしい基本的な情報と役割について解説します。

「文部科学省」について

「文部科学省」は、2001年の中央省庁再編に伴い、学術・教育・学校等に関する行政を行う旧文部省と、旧総理府の外局で、科学技術行政を総合的に推進する旧科学技術庁とが統合されて誕生しました。長は、文部科学大臣です。

また、「文部科学省」は、豊かな人間性と創造性を備えた人材の育成や、教育・学術・スポーツおよび文化・科学技術の振興、適切な宗教に関する行政事務を任務としています。

「文部科学省」の役割について

「文部科学省」の役割は、「人材の育成」のために「教育」「科学技術」「学術」「スポーツ」「文化」を振興することです。

現在、「文部化学省」では、少子化・高齢化が進み、社会環境の変化が大きく変わる中で、今後、活力ある成熟した社会を築いていくために、人材育成の観点から、未来の動向を見据えた総合的な政策の企画・立案およびその展開が課題となっています。

それを踏まえて、「文部科学省」の業務は、「教育」「科学技術」「学術」「スポーツ」「文化」などの幅広い分野にわたり、国民の心と体の健康と豊かな生活のため、様々な法律や計画に基づいて行われています。

具体的には、「文部科学省」の「教育」の分野では、平和で民主的な社会を担い、心身ともに健康な国民の育成に関する業務が、「科学技術」の分野では、科学技術を振興し、日本の経済社会の発展、国民の福祉向上に関する業務が行われています。

また、「文部科学省」の「スポーツ」の分野では、スポーツを通じて全ての人が健康で豊かな生活ができることを目的とした様々な業務が、「文化」の分野では、文化芸術を大切にし、楽しむことで豊かな国民生活の実現に関する業務が行われています。

「文部科学省」の組織構成について

「文部科学省」の組織構成は、幹部である「文部科学大臣」「副大臣(2名)」「大臣政務官(2名)」「秘書官」「事務次官」「文部科学審議官」、内部部局である「大臣官房」「生涯学習政策局」「初等中等教育局」「高等教育局」「科学技術・学術政策局」「研究振興局」「研究開発局」「国務統括官」、外局である「スポーツ庁」「文化庁」によって成り立っています。

ほかに、施設等機関である「国立教育政策研究所」「科学技術・学術政策研究所」や、特別機関である「日本学士院」「地震調査研究推進本部」「日本ユネスコ国内委員会」があります。

このような「文部科学省」の組織構成の中で、省全体の舵取り役を担っているのが「大臣官房」です。

「大臣官房」は、文部科学省の政策全体を調整し、教育や科学などに関する様々な制度が円滑に運用され、普及するよう努めています。また、文部科学省の数多くあるそれぞれの部署が仕事をしやすいよう、全体の連絡や調整を行っています。

具体的な業務は、人事・総務・会計などの一般事務、省全体の総合的な政策調整や政策評価、所掌事務に関する広報や情報処理、国際関係事務の総括や国際援助協力の実施、また学校・文教施設の整備に関する企画等の事務などです。

「文部科学省」の年間予算は、約5兆3,093億円

「文部科学省」の2018年度の予算(一般会計)は、約5兆3,093億円でした。

その予算の主な内訳は、大きく15の項目に分かれて編成されています。

1)社会を生き抜く力の養成費用
2)未来への飛躍を実現する人材の養成費用
3)学びのセーフティネットの構築費用
4)絆づくりと活力あるコミュニティの形成費用
5)未来社会の実現に向けた先端研究の抜本的強化費用
6)科学技術イノベーション・システムの構築費用
7)基礎研究力強化と世界最高水受の研究拠点の形成費用
8)科学技術イノベーション人材の育成・確保費用
9)最先端大型研究施設の整備・共用の促進費用
10)科学技術イノベーションの戦略的国際展開費用
11)社会とともに創り進める科学技術イノベーション政策の推進費用
12)健康・医療分野の研究開発の推進費用
13)クリーンで経済的なエネルギーシステムの実現費用
14)自然災害に対する強靱な社会に向けた研究開発の推進費用
15)人類のフロンティアの開拓および国家安全保障・基幹技術の強化費用

内訳については、こちらの予算の概要をご参考ください。
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2017/12/22/1399821_2.pdf

まとめ

いかがでしたか?

「文部科学省」は、高齢化社会や少子化、グローバル化の進展の中、学校内の複雑化・多様化や、支え合いの希薄化、家族の孤立化などの課題を克服するため、国力の源である人材の育成を充実・強化できるよう、教員の資質能力の向上や学校の組織体制の整備、地域と学校のための施策などに取り組んでいます。

ちなみに、「文部科学省」の英語名称は、「Ministry of Education,Culture,Sports, Science and Technology」で、略称は、「MEXT」です。

「文部科学省」のウェブサイトのURL

www.mext.go.jp/

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