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国立大学法人「北海道教育大学」の基本情報(沿革・職員数など)

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目次

はじめに

国立大学法人「北海道教育大学」は、本拠地(大学本部/キャンパス)は、北海道札幌市にあり、1949年(昭和25年)に設置された国立大学です。

国立大学法人「北海道教育大学」の入試の偏差値は、学部によって変わりますが、52~57程度のようです。

今回は国立大学法人「北海道教育大学」に関する基本的な情報について解説します。

国立大学法人「北海道教育大学」の沿革について

国立大学法人「北海道教育大学」の沿革は、「北海道第一師範学校」「北海道第二師範学校」「北海道第3師範学校」「北海道青年師範学校」が統合され、「北海道学芸大学」として設置された1949年(昭和24年)までさかのぼります。

その後、1966年(昭和41年)に北海道学芸大学教育学部が北海道教育大学教育学部に改称されました。

国立大学法人「北海道教育大学」の理念・スローガンについて

国立大学法人「北海道教育大学」の理念・スローガンは、下記の3つです。

1)先進の人間教育
2)行動する教養
3)高い志の滋養

国立大学法人「北海道教育大学」は、この教育理念のもと、3つの分野「教育」「研究」「社会貢献」に関し、それぞ下記の目標を掲げています。

教育目標

1)幅広い教養、鋭敏な人間観察力と豊かな人間性・専門的能力を培い、地域の特性を活かした教育を展開する教師を養成する

2)地域に関する学問療育を探求し、豊かな国際感覚・語学力を持ち、地域を活性化できる人材を育成する

3)芸術・スポーツに関する専門性を深め、市民とともに地域のニーズに応える活動を実践し、地域に貢献できる人材を育成する


研究目標

1)あらゆる分野での理論的研究と実践的な研究を深める

2)現代の諸課題に対応した先進的で学術的な研究を地域に還元する

社会貢献

1)地域社会に有益な情報を発信し、学びの場を広く提供する

2)現代社会に信頼される教師と人材を送り出し、他大学や書記官と連携して国際社会に貢献する

国立大学法人「北海道教育大学」の学章・校歌について

学章(シンボルマーク)について

国立大学法人「北海道教育大学」の学章(シンボルマーク)は、創立50周年を記念して制定され、アルファベット小文字の「hue」を左側に5つの星を右側に配したデザインです。

この学章(シンボルマーク)のアルファベット小文字の「hue」は、国立大学法人「北海道教育大学」の英語表記「Hokkaido University Eduation」の頭文字から取ったもので、「h」には「human(人間らしさ)」と「hope(希望、期待」、「u」には「unity(調査、協調)」と「universal(普遍性)」、「e」には「energy(力強さ)」の意味が込められています。

さらに、この学章の図形部分の5つの星は、「Education(教育)」の頭文字「E」を形作っており、附属校を含む5校とカシオペア座を意味しています。

なお、この学章(シンボルマーク)は、マーク全体で、より一層人間性豊かな人材を育成し、各校が力を合わせて困難を乗り切り、未来に力強く飛躍したいという願いと気概が込められており、「ヒューマーク」の愛称がつけられています。

校歌について

国立大学法人「北海道教育大学」に校歌はありませんが、札幌校には学生歌「明け行く原野に」があり、作詞は、「千葉 敏雄」さん、作曲は、「津田 元」さんです。

国立大学法人「北海道教育大学」の学長について

現在の国立大学法人「北海道教育大学」の学長は、「蛇穴 治夫(じゃあな はるお)」さんです。

「蛇穴 治夫」さんの経歴は、北海道大学大学院理学研究科博士後期課程を修了、北海道教育大学旭川分校の助教授に就任、北海道教育大学旭川校の教授に就任、北海道教育大学理事・副学長に就任した後、2015年(平成27年)に国立大学法人「北海道教育大学」の学長に就任しました。

学長の「蛇穴 治夫」さんは、最近の国立大学の改革が加速していることから、教員養成特別入試の導入や行動な専門職を養成する教育研究機関への移行に着手しながら、国立大学法人「北海道教育大学」が地域の求める様々な領域で活躍できる人材を養成できるよう努めています。

なお、「蛇穴 治夫」さんは、国立大学法人「北海道教育大学」の第13代目の学長です。

国立大学法人「北海道教育大学」の本拠地・キャンパスについて

国立大学法人「北海道教育大学」には、本拠地(本部キャンパス)を含め、5つの分校「札幌校」「旭川校」「釧路校」「函館校」「岩見沢校」と「札幌駅前サテライト」があります。

札幌校

国立大学法人「北海道教育大学」の「札幌校」には、教員養成課程の教育臨床専攻、特別支援教育専攻、養護教育専攻、総合学習開発専攻、基礎学習開発専攻があります。


このほかに、附属図書館、保健管理センター、大学教育開発センター、事務局などが置かれています。

なお、「札幌校」は、北海道札幌市にあり、最寄り駅は、JR線「あいの里教育大駅」、南北線「麻生駅」、東豊線「栄町駅」です。

旭川校

国立大学法人「北海道教育大学」の「旭川校」には、教員養成課程の教育発達専攻、国語教育専攻、英語教育専攻、社会科教育専攻、数学教育専攻、理科教育専攻、生活・技術教育専攻、芸術・保健体育教育専攻があります。

このほかに、図書館、筑ヶ丘寮、春光寮などが置かれています。

なお、「旭川校」は、北海道旭川市にあり、最寄り駅は、JR線「旭川駅」です。

函館校

国立大学法人「北海道教育大学」の「函館校」には、国際地域学科の地域協働専攻、地域教育専攻、人間地域科学課程の人間発達専攻、国際文化・協力専攻、地域創生専攻、情報科学専攻、環境科学専攻があります。

このほかに、図書館、北方教育資料館、多目的ホール、マルチメディア国際語学センターなどが置かれています。

なお、「札幌校」は、北海道札幌市にあり、最寄り駅は、JR線「札幌駅」です。

釧路校

国立大学法人「北海道教育大学」の「釧路校」には、教員養成課程の地域学校教育専攻、地域・環境教育専攻、学校カリキュラム開発専攻があります。

このほかに、キャリアセンター、学生寮などが置かれています。

なお、「釧路校」は、北海道釧路市にあり、最寄り駅は、JR線「釧路駅」です。

岩見沢校

国立大学法人「北海道教育大学」の「岩見沢校」には、芸術・スポーツ文化学科、芸術課程、スポーツ教育課程があります。

このほかに、図書館、多目的活動施設、i-HALL、アートファクトリー、トレーニングルームなどが置かれています。

なお、「岩見沢校」は、北海道岩見沢市にあり、最寄り駅は、JR線「岩見沢駅」です。

国立大学法人「北海道教育大学」の教職員数について

国立大学法人「北海道教育大学」の教職員数の総数は、973人で、このうち職員数は、596人で、教員数は、377人です。

教職員採用に関する情報は、下記ページをご覧ください。

▼参考URL:国立大学法人「北海道教育大学」の教職員数
http://www.hokkyodai.ac.jp/intro/shokuinsu.html

国立大学法人「北海道教育大学」の学生数について

国立大学法人「北海道教育大学」の平成30年5月1日現在の学生数は、学部学生数は、10,078名(うち外国人学生 3名)で、大学院学生数は、815名(うち外国人学生 29名)です。

▼参考URL:
http://www.hokkyodai.ac.jp/intro/regular/students_gakubu.html
http://www.hokkyodai.ac.jp/intro/regular/students_daigakuin.html
http://www.hokkyodai.ac.jp/files/00000000/00000056/gaiyou2018.pdf


国立大学法人「北海道教育大学」の学部について

国立大学法人「北海道教育大学」の学部は教育学部で、下記の通り、1つの課程と2つの学科に分かれています。

1)教員養成課程
2)国際医地域学科
3)芸術・スポーツ文化学科

国立大学法人「北海道教育大学」大学院について

国立大学法人「北海道教育大学」の大学院は、教育学研究科と養護教諭特別学科で、このうち、教育学研究科は、下記の5つの専攻に分かれています。

1)学校教育専攻
2)教科教育専攻
3)養護教育専攻
4)学校臨床心理専攻
5)高度教職実践専攻

国立大学法人「北海道教育大学」の財務状況について

平成29年度の、国立大学法人「北海道教育大学」の収入は、104億900万円でした。

その主な内訳は、運営費交付金、授業料・入学料および検定料などです。

▼参考URL:http://www.hokkyodai.ac.jp/files/00000500/00000528/ketusanhoukoku29.pdf

まとめ

いかがでしたか?

国立大学法人「北海道教育大学」は、教員養成の拠点として高い実践指導力のある教員の養成と地域活性化に寄与できる人材の養成を特徴とする国立大学です。

ちなみに、国立大学法人「北海道教育大学」出身の有名人は、佐々木 倫子さん、三遊亭 道楽さん、石塚 喜久三さんなどがいらっしゃいます。

国立大学法人「北海道教育大学」のウェブサイトのURL

国立大学法人 北海道教育大学
国立大学法人 北海道教育大学 北海道教育大学の公式ウェブサイトです。学部、大学院等のご案内、入試情報やイベント情報、キャンパスの最新情報を掲載しています。

そのほかの「国立大学法人」の基本情報はこちらです。

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本記事は、2019年12月1日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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この記事を書いた人

公務員総研の編集部です。公務員の方、公務員を目指す方、公務員を応援する方のチカラになれるよう活動してまいります。

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