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国立大学法人「信州大学」の基本情報(沿革・職員数など)

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信州大学


目次

はじめに

国立大学法人「信州大学」は、本拠地(大学本部/キャンパス)は、長野県松本市にあり、1949年(昭和24年)に設置された国立大学です。

国立大学法人「信州大学」の入試の偏差値は、学部によって変わりますが、48~68程度のようです。

今回は国立大学法人「信州大学」に関する基本的な情報について解説します。

国立大学法人「信州大学」の沿革について

国立大学法人「信州大学」の沿革は、1949年(昭和24年)に下記の7つの高等教育機関を包括・併合しました。

1)松本医学大学
2)松本高等学校
3)長野師範学校
4)長野青年師範学校
5)長野工業専門学校
6)上田繊維専門学校
7)長野県立農林専門学校

さらに、1951年(昭和26年)に、同大学の教育学部に附属長野小学校、附属松本小学校、附属長野中学校、附属松本中学校が設置され、1974年には医療技術短期大学部が併設されました。

国立大学法人「信州大学」の理念・スローガンについて

国立大学法人「信州大学」の理念・スローガンは、大きく5つあります。

1)信州の豊かな自然、その歴史と文化、人々の営みを大切にする。
2)知的資産と活動を通じて、自然環境の保全、人々の福祉向上、産業の育成と活性化に奉仕する。
3)世界の多様な文化・思想の交わることで、それを理解し受け入れ、共に生きる若者を育てる。
4)自立した個性を大切にする。
5)学び、研究した成果は、人々の幸福に役立て、人々を傷つけるためには使わない。

国立大学法人「信州大学」の学章・校歌について

学章について

国立大学法人「国立大学」の学章は、1949年(昭和24年)に一般募集し、業者の提案による図案を採択しましたが、長い年月を経て、形状が異なる複数のマークが存在しました。

そこで、国立大学法人「信州大学」は、2009年(平成21年)の役員会で先のマークに最も近いデザインに統一して使用することが承認され、2010年(平成22年)に正式な学章として制定されました。

この学章は、円形に交差して縁取られたコマクサ(駒草)の中に文字が施されたデザインです。


国立大学法人「信州大学」には、この学章のほか、国立大学法人化を契機に大学のブランドイメージを統一するため、一般公募によって選定され、2006年(平成18年)に制定されたシンボルマークがあります。

このシンボルマークは、国立大学法人「信州大学」の頭文字「S」と信州の大空を舞う鳥をモチーフにデザインされ、鳥の3枚の羽は「教育」「研究」「社会貢献」を象徴し、それらが一体となって世界への飛翔するイメージが表現されています。

校歌について

国立大学法人「信州大学」の校歌は、2019年の信州大学創立70周年に向けた記念事業として歌詞と曲の公募があり、作詞は、岡部 剛機(たけき)さんの作品が、作曲は、松永 誠さんの作品が選ばれました。

なお、この校歌は、2019年6月頃に開催される記念式典で披露される予定です。

国立大学法人「信州大学」の学長について

現在の国立大学法人「信州大学」の学長は、「濱田 州博(はまだ くにひろ)」さんです。

「濱田 州博」さんの経歴は、1987年(昭和62年)に東京工業大学大学院理工学研究科高分子工学専攻博士課程を修了、その翌年、信州大学繊維学部助手に就任、1995年(平成7年)に米国ノースカロライナ州立大学繊維学部客員研究員に就任しました。

その後、2002年に信州大学繊維学部教授に就任、2010年に国立大学法人信州大学繊維学部長に就任、2014年に同大学学術研究院教授に就任、2015年に同大学大学院総合工学系研究科長に就任した後、同10月に国立大学法人「信州大学」の学長に就任しました。

「濱田 州博」さんは、国立大学法人「信州大学」で学んでみたいと思ってもらえるよう、長野県の住環境を活かした大学の魅力づくりに努めています。

なお、「濱田 州博」さんは、国立大学法人「信州大学」の第14代目の学長です。

国立大学法人「信州大学」の本拠地・キャンパスについて

国立大学法人「信州大学」の本拠地(本部キャンパス)を含め、5つのキャンパス「松本キャンパス」「長野(教育)キャンパス」「長野(工学)キャンパス」「伊那キャンパス」「上田キャンパス」があります。

松本キャンパス

国立大学法人「信州大学」の「松本キャンパス」には、人文学部、経法学部、理学部、医学部、大学院人文科学研究科、大学院経済・社会政策科学研究科(経済・社会政策科学専攻)、大学院総合理工学研究科、大学院医学系研究科、大学院総合医理工学研究科があります。

このほか、「松本キャンパス」には、附属図書館、総合健康安全センター、医学部附属病院、グローバル教育推進センター、産学官連携・地域総合戦略推進本部などが置かれています。

なお、「松本キャンパス」は、長野県松本市にあり、最寄り駅は、「松本駅」です。

長野(教育)キャンパス

国立大学法人「信州大学」の「長野(教育)キャンパス」には、教育学部、大学院教育学研究科があります。

このほか、「長野(教育)キャンパス」には、附属次世代型学び研究開発センターが置かれています。


この「長野(教育)キャンパス」は、長野県長野市にあり、最寄り駅は、「長野駅」です。

長野(工学)キャンパス

国立大学法人「信州大学」の「長野(工学)キャンパス」には、工学部、大学院総合理工学研究科、大学院総合医理工学研究科、大学院経済・社会政策科学研究科(イノベーション・マネジメント専攻)があります。

このほか、「長野(工学)キャンパス」には、総合情報センター、基盤研究支援センター、信州科学技術総合振興センター、先鋭領域融合研究群カーボン科学研究所などが置かれています。

なお、この「長野(工学)キャンパス」は、長野県長野市にあり、最寄り駅は、「長野駅」です。

伊那キャンパス

国立大学法人「信州大学」の「伊那キャンパス」には、農学部、大学院総合理工学研究科、大学院総合医理工学研究科があります。

このほか、「伊那キャンパス」には、農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター、食と緑の科学資料館(ゆりの木)などが置かれています。

なお、この「伊那キャンパス」は、長野県上伊那郡にあり、最寄り駅は、「伊那市駅」です。

上田キャンパス

国立大学法人「信州大学」の「上田キャンパス」には、繊維学部、大学院総合理工学研究科、大学院総合医理工学研究科があります。

このほか、「上田キャンパス」には、ファイバーイノベーション・インキュベーター施設、附属農場、先進植物工場研究教育センターなどが置かれています。

なお、「上田キャンパス」、長野県上田市にあり、最寄り駅は、「上田駅」です。

国立大学法人「信州大学」の教職員数について

国立大学法人「信州大学」の教職員数の総数は、約2,540人で、このうち職員数は、約1,380人で、教員数は、約1,160人です。

教職員採用に関する情報は、下記ページをご覧ください。

> 国立大学法人「信州大学」の教職員数
https://www.shinshu-u.ac.jp/guidance/philosophy/outline/

国立大学法人「信州大学」の学生数について

国立大学法人「信州大学」の学生数は、学部学生数は、約9,130名(うち外国人学生 約120名)で、大学院学生数は、約1,900名(うち外国人学生 約130名)です。

◆国立大学法人「信州大学」の学部について

国立大学法人「信州大学」には、8つの学部があります。

1)人文学部
2)教育学部
3)経法学部
4)理学部
5)医学部
6)工学部
7)農学部
8)繊維学部

国立大学法人「信州大学」大学院について

国立大学法人「信州大学」の大学院は、下記の通り、6つあります。

1)大学院人文科学研究科
2)大学院経済・社会政策科学研究科(経済・社会政策科学専攻)
3)大学院総合理工学研究科
4)大学院医学系研究科
5)大学院総合医理工学研究科
6)大学院教育学研究科


国立大学法人「信州大学」の財務状況について

平成29年度の、国立大学法人「信州大学」の収入は、約595億4,700万円でした。

その主な内訳は、附属病院収入、運営費交付金、授業料・入学料および検定料、補助金等収入、産学連携等研究収入および寄付金収入などです。

まとめ

いかがでしたか?

国立大学法人「信州大学」は、信州の豊かな自然の中で、世界の多様な文化・思想の交わる場として社会の発展に貢献できる知識と能力を備えた人材を育成することに力を入れている国立大学です。

ちなみに、国立大学法人「信州大学」出身の有名人は、猪瀬 直樹さん、小平 奈緒さん、北 杜夫さん、佐藤 二朗さん、白石 昌則さんなどがいらっしゃいます。

国立大学法人「信州大学」のウェブサイトのURL

https://www.shinshu-u.ac.jp/

そのほかの「国立大学法人」の基本情報はこちらです。

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本記事は、2019年8月14日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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この記事を書いた人

公務員総研の編集部です。公務員の方、公務員を目指す方、公務員を応援する方のチカラになれるよう活動してまいります。

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