公立大学法人「富山県立大学」の基本情報(沿革・職員数など)

公立大学の職員を目指す方に知っておいてほしい公立大学法人「富山県立大学」の基本情報について解説します。

公立大学法人「富山県立大学」は、富山県射水市にある公立大学で、「富山県立大谷技術短期大学」を母体とする大学です。


はじめに

公立大学法人「富山県立大学」は、本拠地(大学本部/キャンパス)は、富山県射水市にあり、1990年(平成2年)に設置された公立大学です。

公立大学法人「富山県立大学」の入試の偏差値は、学部によって変わりますが、42.5~47.5程度のようです。

今回は公立大学法人「富山県立大学」に関する基本的な情報について解説します。

公立大学法人「富山県立大学」の沿革について

公立大学法人「富山県立大学」は、1962年(昭和37年)に開学された「富山県立大谷技術短期大学(1972年に「富山県立技術短期大学」と改称)」を母体とします。

その後、1990年(平成2年)に先の「富山県立技術短期大学」を統合して公立大学法人「富山県立大学」が創設、1994年に富山県立大学大学院工学研究科が開設され、2015年(平成27年)に公立大学法人に移行、2019年(平成31年)に看護学部が開設されました。

公立大学法人「富山県立大学」の理念・スローガンについて

公立大学法人「富山県立大学」の理念・スローガンは、下記の3つです。

1)富山県の発展を目指す。
2)未来を志向する。
3)特色ある教育を目指す。

公立大学法人「富山県立大学」は、この基本理念のもと、下記の3つを目的としています。

1)多様な個性の開発を促し、広い視野、豊かな人間性、創造力および実践力を兼ね備えた地域や社会にとって有為な人材を育成する。
2)学術の中心として知識・技術を授け、未来を志向した高度で深い教授研究を行う。
3)学術・産業および医療とを有機的に連携させ、大学に対する多様な要請に応え、科学技術の拠点として学術文化を向上させ、産業・医療の振興と発展に貢献する。

公立大学法人「富山県立大学」の学章・校歌について

学章(シンボルマーク)について

公立大学法人「富山県立大学」の学章(シンボルマーク)は、1990(平成元年)年に公募によって選定されたグラフィックデザイナー「彦根 正」さんの作品です。

このシンボルマークは、「富山(Toyama)」の「T」をモチーフとし、U字型の縁取りと上部にある山の図形は、発展、飛躍、向上心を表現しています。


校歌(学歌)について

公立大学法人「富山県立大学」の校歌(学歌)は、2019年(平成31年)の学域授与式にて正式発表された「明日を拓く」です。

この校歌の作詞は、「高橋 兄」さんおよび「富山県立大学校制作委員会」、補作詞は、「須藤 晃」さん、作曲は、「高橋 兄」さんです。

公立大学法人「富山県立大学」の学長について

現在の公立大学法人「富山県立大学」の学長は、「下山 勲(しもやま いさお)」さんです。

「下山 勲」さんの経歴ですが、1986年(昭和61年)に東京大学工学部助教授に就任、1999年(平成11年)に同大学大学院教授に就任した後、2019年(平成31年)に公立大学法人「富山県立大学」の教授に就任しました。

座右の銘は、「塞翁が馬」です。

学長の「下山 勲」さんは、2019年度より、公立大学法人「富山県立大学」に看護学部を開設して医療・看護分野に人材を育成することに加え、2020年(令和2年)に「電子・情報工学科」の再編拡充や「射水キャンパス」に新たな校舎を完成させるなど、大学施設の充実に力を入れています。

なお、「下山 勲」さんは、公立大学法人「富山県立大学」の第7代目の学長です。

公立大学法人「富山県立大学」の本拠地・キャンパスについて

公立大学法人「富山県立大学」には、本拠地(本部キャンパス)を含め、2つのキャンパス「射水キャンパス」と「富山キャンパス」があります。

射水キャンパス

公立大学法人「富山県立大学」の「射水キャンパス」には、工学部があるほか、図書館、生物工学研究センター、大谷講堂、学生会館などが置かれています。

なお、「射水キャンパス」は、富山県射水市にあり、最寄り駅は、「小杉駅」です。

富山キャンパス

公立大学法人「富山県立大学」の「富山キャンパス」には、看護学部があるほか、図書館、富山県立中央病院などが置かれています。

なお、「富山キャンパス」は、富山県富山市にあり、最寄り駅は、「富山駅」です。

公立大学法人「富山県立大学」の教職員数について

公立大学法人「富山県立大学」の教員数は、144人で、職員数は、確認できませんでした。

教員採用に関する情報は、下記ページをご覧ください。

> 公立大学法人「富山県立大学」の教員数
参考URL:https://www.pu-toyama.ac.jp/data/uploads/2018/06/H30kyouinsosiki.pdf


公立大学法人「富山県立大学」の学生数について

公立大学法人「富山県立大学」の2019年5月1日現在の学生数は、学部学生数は、1,449名で、大学院学生数は、1,519名です。

参考URL:https://www.pu-toyama.ac.jp/wp-content/uploads/2018/11/8632e4660d9cd937ab031cca9c67cafa.pdf
https://www.pu-toyama.ac.jp/wp-content/uploads/2018/11/aa165df3d1f215812a438bdec9ec54d9.pdf

公立大学法人「富山県立大学」の学部について

公立大学法人「富山県立大学」には、2つの学部「工学部」「看護学部」があります。

公立大学法人「富山県立大学」大学院について

公立大学法人「富山県立大学」の大学院には、「工学研究科」があります。

公立大学法人「富山県立大学」の財務状況について

平成29年度の決算報告書では、公立大学法人「富山県立大学」の収入は、36億6,500万円ということです。

その主な内訳は、運営費交付金、授業料等収入、補助金等収入です。

参考URL:https://www.pu-toyama.ac.jp/data/uploads/2015/04/29kessanhoukokusyo.pdf

まとめ

いかがでしたか?

公立大学法人「富山県立大学」は、少人数教育や、基礎学力の向上と人間力・実践力・創造力の養成に力を入れている公立大学です。

公立大学法人「富山県立大学」のウェブサイトのURL

参考URL:https://www.pu-toyama.ac.jp/

そのほかの「公立大学」の基本情報はこちらです。

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本記事は、2020年1月19日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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