公立大学法人「福井県立大学」の基本情報(沿革・職員数など)

公立大学の職員を目指す方に知っておいてほしい公立大学法人「福井県立大学」の基本情報について解説します。 公立大学法人「福井県立大学」は、福岡県吉田郡にある公立大学で、福井県農業試験場内に設置された「福井県農業技術員養成課程」の流れをくむ大学です。


はじめに

公立大学法人「福井県立大学」は、本拠地(大学本部/キャンパス)は、福岡県吉田郡にあり、1992年(平成4年)に設置された公立大学です。

公立大学法人「福井県立大学」の入試の偏差値は、学部によって変わりますが、47.5~60程度のようです。

今回は公立大学法人「福井県立大学」に関する基本的な情報について解説します。

公立大学法人「福井県立大学」の沿革について

公立大学法人「福井県立大学」の沿革は、福井県農業試験場内に「福井県農業技術員養成課程」が設置された1920年(大正9年)までさかのぼります。

その後、1966年(昭和41年)に「福井県農業短期大学校」と改称、1975年に「福井県立短期大学」が開学、1992年(平成4年)に「福井県立大学」が開学されました。

1996年(平成8年)に大学院修士課程が、1998年に大学院博士課程が、1999年に看護福祉学部が設置され、2007年(平成19年)に公立大学法人に移行されました。

公立大学法人「福井県立大学」の理念・スローガンについて

公立大学法人「福井県立大学」の理念・スローガンは、下記の3つです。

1)新しい時代に相応しい魅力ある大学を目指す。
2)特色ある教育や研究を行う個性のある大学を目指す。
3)地域と連携した開かれた大学を目指す。

この理念のもと、公立大学法人「福井県立大学」は、下記の6つを目的としています。

1)学生の学問への関心を引き出し、全人的な教養を身につけ、個人として自立できる能力を養う。
2)高度な知識や技術および専門職にふさわしい態度を身につけ、科学の発展や社会のニーズに対応できる能力を養う。
3)少人数教育の特色を活かして総合的な人間力を身につけ、社会や個人と深い関わりを持つことができる能力を養う。
4)時代の変化を踏まえ、新たな諸課題に取り組める能力を養う。
5)学問を探求し、個性ある研究を行うことのできる能力を養う。
6)地域と連携し、地域住民と協働した社会づくりに貢献する態度を養う。

公立大学法人「福井県立大学」の学章・校歌について

学章について

公立大学法人「福井県立大学」の学章は、福井県の鳥「つぐみ」と勇気や力を表す「しらかし」の枝をモチーフにしたもので、学生がつぐみのように飛翔し、国際人に育ってほしいと言う願いと、全人類に共通する視野を養成するとの決意が込められています。


なお、公立大学法人「福井県立大学」には、この学章のほかに、コミュニケーションマークがあります。

このコミュニケーションマークは、公立大学法人「福岡県立大学」の英語表記「Fukui Prefectual University」の略称「FPU」を、それぞれ緑・赤・青の図形でデザインしたもので、県木の「マツ」や県鳥「つぐみ」と大学の明るく元気な姿が表現されています。

具体的には、「緑」は大学と創造性が、「赤」は個性ある大学と人・もの・情報の発信が、「青」は地域と連携した大学と可能性への挑戦が表現されています。

校歌(学歌)について

公立大学法人「福井県立大学」の校歌(学歌)は、「君のまなざし」です。

この校歌の作詞は、「清水 哲男」さん、作曲は、「水嶋 充」さんです。

公立大学法人「福井県立大学」の学長について

現在の公立大学法人「福井県立大学」の学長は、「進士 五十八(しんじ いそや)」さんです。

「進士 五十八」さんの経歴ですが、東京農業大学農学部造園学科を卒業、1987年(昭和62年)東京農業大学造園学科教授に就任、1999年に同大学学長に就任、2013年(平成25年)に福井県里山里海湖研究所所長に就任、2014年に福井県立大学客員教授に就任した後、2016年(平成28年)に公立大学法人「福井県立大学」学長に就任しました。

学長の「進士 五十八」さんは、公立大学法人「福井県立大学」の学生が、幅広く周囲と交流し、多様多彩な経験を通じて的確に判断・行動できる「大きな学び」をひろげ、生きる力と人間力を育成できるよう力を入れています。

なお、「進士 五十八」さんが公立大学法人「福井県立大学」の何代目の学長であるかについては、確認できませんでした。

公立大学法人「福井県立大学」の本拠地・キャンパスについて

公立大学法人「福井県立大学」には、本拠地(本部キャンパス)を含め、2つのキャンパス「永平寺キャンパス」と「小浜キャンパス」があります。

永平寺キャンパス

公立大学法人「福井県立大学」の「永平寺キャンパス」には、経済学部 生物資源学部 看護福祉学部、経済・経営学研究科、生物資源学研究科(生物資源学専攻)、看護福祉学研究科があります。

このほかに、図書館、キャリアセンター、多目的ホール、地域経済研究所などが置かれています。

なお、「永平寺キャンパス」は、福井県吉田郡にあり、最寄り駅は、「福井駅」です。

小浜キャンパス

公立大学法人「福井県立大学」の「小浜キャンパス」には、海洋生物資源学部、生物資源学研究科(海洋生物資源学専攻)があるほか、交流センター、小浜分館附属図書館などが置かれています。

なお、「小浜キャンパス」は、福井県小浜市学園町にあり、最寄り駅は、「小浜駅」です。


公立大学法人「福井県立大学」の教職員数について

公立大学法人「福井県立大学」の教員数は、160人で、職員数については、確認できませんでした。

教員採用に関する情報は、下記ページをご覧ください。

> 公立大学法人「福井県立大学」の教員数
参考URL:http://www.fpu.ac.jp/about/staff.html

公立大学法人「福井県立大学」の学生数について

公立大学法人「福井県立大学」の令和元年5月1日現在の学生数は、学部学生数は、1,693名で、大学院学生数は、101名です。

参考URL:http://www.fpu.ac.jp/about/students.html

公立大学法人「福井県立大学」の学部について

公立大学法人「福井県立大学」には、下記の4つの学部があります。

1)経済学部
2)生物資源学部
3)海洋生物資源学部
4)看護福祉学部

公立大学法人「福井県立大学」大学院について

公立大学法人「福井県立大学」の大学院は、下記の通り、3つです。

1)経済・経営学研究科
2)生物資源学研究科
3)看護福祉学研究科

公立大学法人「福井県立大学」の財務状況について

平成29年度の決算報告書では、公立大学法人「福井県立大学」の収入は、35億4,600万円ということです。

その主な内訳は、運営費交付金、授業料・入学料および検定料などです。

参考URL:https://www.fpu.ac.jp/about/plan_d/fil/H29kessan.pdf

まとめ

いかがでしたか?

公立大学法人「福井県立大学」は、少人数教育と充実した設備による先端的な研究を特徴とする公立大学です。

ちなみに、公立大学法人「福井県立大学」出身の有名人は、堀内 くみ子さんなどがいらっしゃいます。

公立大学法人「福井県立大学」のウェブサイトのURL

参考URL:http://www.fpu.ac.jp/

そのほかの「公立大学」の基本情報はこちらです。

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本記事は、2019年12月30日時点調査または公開された情報です。
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