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新卒で市役所へ就職 - 公務員試験合格体験談2019

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目次

はじめに

市役所(大卒程度)の「事務系」の職種を目指し、公務員試験を受験した小林英介さんによる、公務員試験合格体験記についてご紹介します。

小林英介さんのプロフィール

ニックネーム:小林英介さん
出身大学:北海道の私立大学
出身学部:経済学部
性別:男性
最終合格:市役所(大卒程度)
内定先:市役所(大卒程度)
最終進路先:市役所(大卒程度)

なぜ公務員を目指しましたか?

私が公務員を目指したのは、祖父のような公務員になりたいと考えたからです。

私の祖父は市役所職員として、定年まで働いていました。祖父と進路の話をすることが度々あり、その際に祖父が「公務員は良い勉強になる」と話していて、公務員への志望度が上がったことを覚えています。

公務員試験の勉強法を教えてください

勉強方法(独学・スクールなど)

私は独学で勉強しました。

書店で販売している参考書を購入し、大学の講義のない時間や放課後を利用し、図書館を中心に勉強していました。勉強する際は、勉強時間50分ー休憩10分を繰り返し、集中力を持続させるために色々と工夫をしていました。

いつから勉強を始めましたか?

大学3年生の終わりから4年生にかけてと記憶しています。

民間企業と公務員を平行して就職活動に臨んでいたので、大変忙しかったことを覚えています。

各科目の勉強方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

一次試験(教養試験)

数的推理と判断推理、生物、化学、物理は苦手科目だったので、その他の文系科目だけで合格できるよう、勉強しました。苦手科目は毎日勉強するようにし、間違えた問題(知識なども)を専用のノートにまとめて、毎日見返すようにしていました。

特に数的推理は苦手だったので、同じ問題や似た問題を用意し、1日10回前後または理論を理解できるまで解いていました。

得意だった文章理解や日本史、世界史、政治や経済などは、一日おきに5問ずつ取りかかるなどして、問題を目に慣れさせることを意識しました。


二次試験(面接)

面接が大の苦手だった私は、大学のキャリアセンターを沢山利用し、面接練習を沢山行いました。沢山行うことで、緊張することもなくなり、面接試験本番で自分の力を発揮できました。

志望動機は「なぜその自治体なのか」を明確にすることが大切です。私はその自治体の広報を隅々まで読み、自治体について理解するようにしていました。志望動機を明確にすることで自信を持って堂々と話すことができ、その後の質問に対してもスムーズに答えることができます。

自己PRについては、大学生活の中でのサークル活動や授業、ボランティアなどのエピソードがそのまま活きてきます。話の引き出しを沢山持っておくことによって、予期しない質問に対しても、落ち着いて対処することができます。

話すときにはハキハキ・落ち着いて話し、間違えることを恐れずに面接を受けましょう。

公務員試験で辛かったことは何ですか?

公務員採用の内定がなかなか出なかったことです。

内定が出ないことによって自信を失い、途方に暮れることもありました。しかし、諦めないという強い気持ちを持って勉強を継続したことにより、最終的に内定を取ることができました。

公務員試験を通じて良かったことは何ですか?

ものごとの計画を立てる力がついたと思います。

私は独学で公務員試験の勉強をしたので、モチベーションの維持が大変でした。そこで、ご褒美を設定したり、勉強できなかった日があった週は週末も勉強するなどしました。

そのおかげで、「勉強する問題を溜めたくない」という心理状態に陥り、スケジュール管理を徹底するクセがつき、現在でもそのスキルがお仕事に活きています。

公務員を目指す方にメッセージを!

公務員試験はモチベーションの維持が大切です。友人などと一緒に勉強するなら良いのですが、一人で勉強するとなるとなおさら辛いものがあります。悲観的になったり、不安が襲ったりすることがあるかもしれませんが、最後まで自分の力を信じて目標を達成してほしいと思います。

公務員試験を通じて思ったのは「自分を信じ続け、勉強を継続する」ことが大切だということです。私も自分に対して疑心暗鬼になることがあり、大変辛かったですが、そこを乗り越えた先に、合格が待っています。

まとめ – 編集部より

以上、新卒で市役所へ就職された地方公務員の合格体験談でした。

公務員試験に合格するためには、モチベーションの維持と、自分を信じることが大切だと話してくれた小林英介さん。公務員試験の勉強をする中で培ったスケジュール管理能力は、今後様々な場面で活きていくことと思います。

合格おめでとうございます。すばらしい活躍をご祈念しています。

本記事は、2020年6月24日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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この記事を書いた人

元・公務員のライターです。
公務員総研では、公務員採用試験合格のための問題集の選び方や勉強方法についての記事を書いています。小林英介名義で、noteやブログも運営しています。

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