有名政治家の家系図について(小泉家・河野家)【有名政治家の家系シリーズ】

政治家の中には、何代にもわたって続く世俗議員一族出身の議員が多く存在します。 その中でも特に有名な、「小泉家」と「河野家」についてご紹介します。


政治家一族「小泉家」について

小泉家 家系図 イメージ画像
公務員総研作成

小泉家といえば、第87〜89代内閣総理大臣を務めた「小泉純一郎氏」や、その次男であり、環境大臣を務める「小泉進次郎氏」が有名です。

このように、2代にわたって大臣を務める小泉家の政治家たちですが、実はさらに遡ると、小泉純一郎氏の父や祖父の代まで大臣を務めていた歴史があります。

小泉純一郎氏の父、小泉純也氏は佐藤内閣の「防衛庁長官」

小泉純一郎氏の父、進次郎氏の祖父にあたるのが、「純也氏」です。純也氏は元々鮫島純也という名前でしたが、婿養子として小泉家に入り、政治家を継いでいます。

小泉純一郎の祖父、小泉又次郎は「逓信大臣」を2度務める

小泉純一郎氏の祖父、進次郎氏の曽祖父にあたるのが、「又次郎氏」です。又次郎氏は、横須賀市長を務めたのち、国会議員になり、かつて郵便や通信について管轄していた省庁である「逓信省」のトップ「逓信大臣」を2度務めました。

又次郎氏が「逓信大臣」として入閣したのは、1929年の濱口内閣と、1931年の第2次若槻内閣‎です。

実は「小泉進次郎氏」と「石原伸晃氏」は親戚

家系図をたどって行くと、石原慎太郎元東京都知事や、自民党の石原伸晃氏を輩出した石原家と、小泉家が親戚関係にあることがわかります。

政治家一族「河野家」について

河野家 家系図 イメージ画像
公務員総研作成

2021年現在、菅内閣で行政改革担当大臣、国家公務員制度担当大臣、内閣府特命担当大臣(規制改革・沖縄及び北方対策)、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種担当大臣を務める河野太郎氏の家系についてご紹介します。

河野太郎氏も、小泉進次郎氏と同じく、4代目の政治家です。

父は自民党総裁を務めた「河野洋平氏」

河野太郎氏の父も、自民党総裁を務めた有名政治家です。自民党総裁の他に、衆議院議長や、副総理、内閣官房長官、外務大臣などの役職を歴任しています。

もし長男である太郎氏が自民党総裁になり、総理大臣になった場合は、実力ある政治家でありながら総理大臣の座に就くことは無かった、洋平氏にとっても悲願の成就になると報道されています。

祖父は元副総理「河野一郎氏」

河野太郎氏の祖父は、副総理、農林大臣、建設大臣、東京オリンピック担当大臣などを歴任した、河野一郎氏です。


河野一郎氏の弟・河野謙三氏も参議院議長を務めるほど実力のある政治家だったようです。

曽祖父の「河野治平氏」は、神奈川県議会議長

河野太郎氏の曽祖父である河野治平氏は、地方議員で、神奈川県議会の議長を務めた方です。

国会議員と地方議員という立場は違えど、曽祖父の代から4代にわたって、政治家家業が脈々と受け継がれてきたことがわかります。

まとめ

このページでは、有名政治家一家の家系として、ともに4代続く政治家である小泉進次郎氏などを輩出した「小泉家」の家系図と、河野太郎氏などを輩出した「河野家」についてご紹介しました。

政治家は世襲が可能な職業であることから、2代目、3代目議員などが数多く誕生しています。しかし、「親の地盤(選挙区)が継げる」とはいえ、選挙に当選しなければ議員として就職できない実力主義のような側面もあります。

実際に、小泉純一郎氏も初出馬の選挙では落選した経験があるようで、後継者だから安泰かというと、実際には本人の実力も求められる厳しい世界だということがわかります。

親子何代にもわたって有名政治家であり続けるのは、名門政治家一家のそれぞれの努力が続けられていることでもあるようです。

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本記事は、2021年11月2日時点調査または公開された情報です。
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