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【目指せ!外交官】聖ルチアの祝日が国名に由来している「セントルシア」の基礎知識(2021年6月調査情報)

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目次

「セントルシア」ってどんな国?

「セントルシア」の正式名称は英語で「Saint Lucia」です。漢字では「聖盧西亞」と表記し、その他「聖露西亞」などとも表記されます。

「セントルシア」の広さ 面積・場所について

「セントルシア」の面積は約620平方キロメートルで、淡路島とほぼ同じ大きさです。

「セントルシア」の場所は、西インド諸島のウィンドワード諸島中央部にあり、海を隔てて北にフランス領マルティニーク、南にセントヴィンセント・グレナディーン、南東にバルバドスが存在する島国です。

「セントルシア」の首都について

「セントルシア」の首都は「カストリーズ」で、「カストリーズ」は、西印度諸島にあり東カリブ諸国気候の事務局となっています。

「カストリーズ」の人口は、2006年現在で、約12,904人です。

「セントルシア」の人口について

「セントルシア」の人口は、世界銀行が2018年に調べた時点で約18.1万人であり、人口密度は、約293.83人で、第32位です。

「セントルシア」の成り立ちについて

「セントルシア」は、1814年に英国植民地となり、1958年~1962年は、英領西インド諸島連邦に加盟していました。

1967年に英国自治領となり、1979年に独立、1982年に総選挙が実施され、統一労働党(UWP)政権が成立しました。

1987年に総選挙が実施、コンプトン首相(UWP)が再任、1992年に総選挙が実施、コンプトン首相(UWP)が再任、1997年に総選挙が実施、セントルシア労働党(SLP)政権が成立、2001年に総選挙が実施、アンソニー首相(SLP)が再任しました。

2006年に総選挙が実施、統一労働党(UWP)政権が成立、コンプトン首相が就任、2011年に総選挙が実施、セントルシア労働党(SLP)政権が成立、アンソニー首相が就任しました。

2016年に総選挙が実施、統一労働党(UWP)政権が成立、シャスネ首相が就任しました。


「セントルシア」の国民・宗教・言語について

「セントルシア」の国民について

「セントルシア」の人種割合は、約90パーセントがアフリカ系で、混血が約6パーセント、インディオが約3パーセント、白人が約1パーセントです。

「セントルシア」の宗教について

「セントルシア」の国家宗教は、ローマ・カトリックが約90パーセント、聖公会が約3パーセント、プロテスタントが約7パーセントとなっています。

「セントルシア」の言語について

「セントルシア」の公用語は、英語で、フランス語をベースとしたパトワと呼ばれるクレオール語が使われています。

「セントルシア」の経済状況について

「セントルシア」の通貨は東カリブ・ドルで、GNIは約17億3,900米ドルで、世界171位です。そして、一人当たりのGDPは約9,351.36米ドルで、世界66位です。

「セントルシア」の貿易について

「セントルシア」の貿易相手は主に、輸出が米国、EU、トリニダード・トバゴ、日本で、輸入は、米国、トリニダード・トバゴ、EU、バルバドスとなっています。

「セントルシア」の主な輸出品目は、輸送機器、装飾品、アルコール飲料で、輸入

品目は、燃料、食料品、機械、輸送機器、化学製品です。

「セントルシア」の政治・政策について

政治体制について

「セントルシア」は、立憲君主制で、議会は、二院制で、上院は選任議員による11名、下院は選出議員による17名です。

「セントルシア」の元首・首相・外相について

「セントルシア」の元首について

「セントルシア」の元首は、エリザベス二世女王です。

「セントルシア」の首相について

「セントルシア」の首相は、外相と兼ねており、アレン・シャスネです。

「セントルシア」の国防・軍事制度・兵役について

「セントルシア」は、近隣の東カリブ諸国機構(OECS)諸国やバルバドス、ならびに歴史的に関係の深い英・米を中心とする欧米諸国との関係を重視し、英連邦に加盟しています。

カリブ共同体(CARICOM)、東カリブ諸国機構(OECS)に加盟し、OESCの中央事務局はセントルシアに所在しています。

台湾承認国でしたが、SLP政権下の1997年9月中国と外交関係が開設、UWP政権下の2007年4月に台湾と外交関係が回復されました。

2011年にSLP政権へ、2016年に再びUWPへ政権交代があったものの、現在まで台湾と関係を維持していおり、北朝鮮と国交があります。

軍事力は、1996年3月現在、OECS6か国およびバルバドスの7か国の間で域内安全保障システム(RSS)が設立、独自の軍隊は持っていません。


「セントルシア」と「日本」の関係は?

「セントルシア」と「日本」の政治関係は、1979年2月22日に独立後、日本は同年3月9日に承認、1980年1月11日に外交関係が開設、1981年より日本側は在トリニダード・トバゴ大使館が同国を兼轄しています。

なお、セントルシアは駐日大使館は、設置されていません。

経済関係は、対日貿易において、2019年現在、貿易額は対日輸出が約152万円、対日輸入が約14.5億円で、主要品目は、対日輸出は、アルコール飲料(蒸留酒)で、対日輸入は、自動車、原動機です。

文化関係は、1990年度、1996年度に、音響・照明機材の文化無償協力が2件ありました。

在留邦人数は、2018年10月に21名、在日当該国人数は、2019年6月現在、6名です。

まとめ

以上、国特集「セントルシア」でした。

ちなみに、「セントルシア」の男子サッカーFIFAランキングでは、2020年11月の時点では「176位」でした。

本記事は、2023年2月8日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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この記事を書いた人

2021年に公務員総合研究所に入所した新人研究員。

好きな言葉は、「つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの」

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