文部科学省所管の独立行政法人「大学入試センター」に就職するには?

文部科学省所管の独立行政法人「大学入試センター」は、大学入試センター試験および法科大学院適性試験を実施・運営する機関です。

この記事では、「大学入試センター」の役割や、就職するための方法を解説していきます。


はじめに-「大学入試センター」とは?

「大学入試センター」は、大学入試センター試験および法科大学院適性試験を実施・運営する機関で、下記の2つを目的としています。

【独立行政法人「大学入試センター」の目的】
1)大学入学者の選抜の改善を図る。
2)大学および高等学校等における教育の振興に資する。

また、「大学入試センター」では、関連機関等と広く意見を交換し、現状を津年に正しく分析・評価するとともに積極的に完全する努力を継続し、よりよい試験の実施を目指しています。

「大学入試センター」の事業内容

「大学入試センター」の事業内容を、3つのポイントに分けて、ご紹介します。

ポイント1:センター試験の運営業務

1つ目は、「センター試験の運営」業務です。

この業務は、試験を利用する国立・公立・私大の各大学と協力して同一の期日に同一の試験問題によるセンター試験に関するもので、具体的に下記の5つ業務を行っています。

1)試験問題の作成、印刷、輸送
2)受験案内、実施マニュアルなどの作成
3)出願の受付、試験場の指定、受験票の交付
4)答案の採点、集計
5)試験成績などの各大学への提供
6)試験成績の本人への通知

ポイント2:研究開発業務

2つ目は、「研究開発」業務です。

この業務は、試験の制度や問題作成・実施に関する研究を行い、試験問題を分析・評価し、試験問題・評価結果をデータベース化にする業務です。

また、研究交流を推進するために全国大学入学者選抜研究連絡協議会の開催や、大学入試研究ジャーナルの発行、アドミッションリーダー研修の開催などの業務も行っています。

ポイント3:情報公開業務

3つ目は、「情報公開」業務です。


この業務は、大学入試センターの目的や業務の概要、国の施策との関係などの組織に関する情報の公開や、大学入試センターの業務実績報告書の作成、政策評価や監事・監査役の結果を報告する業務です。

「大学入試センター」に就職するには?

「大学入試センター」には、毎年定期・不定期に行われる採用試験に合格し採用されることで、就職することができます。

「大学入試センター」の募集職種

「大学入試センター」には、教員・事務職員(常勤)・非常勤職員などの職種があります。

毎年全ての職種に募集があるわけではなく、年度によって、募集している職種は異なります。詳しくは公式ホームページをご参照ください。

直近の募集・採用情報

参考までに2019年に募集のあった職種をご紹介します。

事務職員

「事務職員」とは、2020年4月より入所する職員であり、新卒者が対象です。

採用の流れとしては、第1次試験、集団による1次面接、個別の2次面接に合格し、採用されれば就職できます。

なお、2019年は、既に募集を終了しています。

採用に関する詳細

上記に記載してある情報は、2019年12月に調査したものです。詳細は、公式ホームページの採用情報をご覧ください。

http://www.dnc.ac.jp/

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「大学入試センター」は、大学入試センター試験および法科大学院適性試験を実施・運営する役割を担っています。

「大学入試センター」への就職を希望されている方は、ぜひこの記事をご参考ください。

本記事は、2020年4月14日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

気に入ったら是非フォローお願いします!
NO IMAGE

第一回 公務員川柳 2019

公務員総研が主催の、日本で働く「公務員」をテーマにした「川柳」を募集し、世に発信する企画です。

CTR IMG