平成30年度 地方公務員採用試験「東京都職員Ⅰ類B」技術職の試験日程

平成30年度 地方公務員採用試験の「東京都職員Ⅰ類B」技術職(試験区分:土木・建築・機械・電気)の試験日程のお知らせです。

東京都職員Ⅰ類Bは大学卒程度試験で、試験の区分が複数あり、一部区分に試験科目にプレゼンテーションがある「新方式」を導入していることが特徴です。


地方上級といわれる都道府県採用試験の東京都に関する試験区分や試験日程、内容についてお知らせします。

本ページでは、地方公務員採用試験の「東京都職員Ⅰ類B」の中で技術職の試験区分(土木・建築・機械・電気)について解説します。

「東京都職員Ⅰ類B」採用試験の区分について

試験の区分については、職種によって分かれており、行政、土木、建築、機械、電気、環境検査、林業、畜産、水産、造園、心理、福祉A、福祉C、衛生監視、栄養士、獣医、薬剤A、薬剤Bがあります。

この中で、複数の区分を受験することはできませんが、東京都職員Ⅰ類A採用試験との併願はできます。

平成30年度地方公務員採用試験「東京都職員Ⅰ類A」の試験日程

平成30年度 地方公務員採用試験の「東京都職員Ⅰ類A」の試験日程・内容のお知らせです。

それぞれの職務内容により、東京都の知事部局、交通局、水道局、下水道局、行政委員会、学校、産業労働局、建設局、福祉保健局、病院経営本部などに配属されます。

「東京都職員Ⅰ類B」技術職の採用試験について

東京都職員Ⅰ類B採用試験は、大学卒業者を対象にした採用試験区分です。その他に東京都職員採用試験はⅠ類Aは大学院卒者向け、Ⅱ類は大学卒者向け、Ⅲ類は高卒者向けで構成されます。

一般的に他ではⅠ類が上級職採用試験、Ⅱ類が中級職採用試験にあたります。

技術職の試験区分は、「土木」「建築」「機械」「電気」の4つがあります。

筆記試験の出題程度は大学卒業程度で、試験区分「土木」「建築」については、試験方式が「一般方式」「新方式」の2種類あります。


「東京都職員Ⅰ類B」(土木・建築・機械・電気)採用試験の受験資格について

受験資格には、日本国籍を有する者で「22歳以上29歳未満」(平成31年4月1日現在)の年齢制限があります。

「東京都職員Ⅰ類B」技術職の採用試験の日程・内容について

技術職の試験区分「土木」「建築」「機械」「電気」についての採用試験日程・内容についてです。

<応募受付期間>

「東京都職員Ⅰ類B」採用試験の申込方法はインターネットと郵送の2種類があります。

▼インターネットによる申込
受付期間は、2018年4月3日(火)10:00~4月9日(月)15:00です。受信有効です。

▼郵送(簡易書留)による申込
受付期間は、2018年4月2日(月)~4月6日(金)の消印有効です。

「一般方式」試験(土木・建築・機械・電気)日程・内容について

※「一般方式」と「新方式」で試験日程、内容が異なります。

<第一次試験の日程・内容>

▼試験科目:
>「教養試験」
一般教養について大学卒業程度の五肢択一式の筆記試験です。問題数は44題で、知能分野から必須問題27題、知識分野は社会事情から必須問題3題、その他の選択問題14題から10題選択し、合計40題解答します。

>「課題式論文」
問題数は1題必須解答となり、解答文字数は1,000字以上1,500字程度です。全試験区分共通です。

>「専門試験」
この試験は、職務に関する高度な専門知識についての記述式試験です。問題は次の出題範囲から5題出題され、3題選択し解答します。

【区分:土木】
出題範囲:構造力学、水理学、土質工学、土木材料、測量、都市・土木計画、交通・道路工学、衛生工学、橋梁工学、河川・海岸工学、港湾工学、土木施工、技術情勢

【区分:建築】
出題範囲:建築史、都市計画、建築計画、建築環境工学、建築設備、構造力学、建築構造、建築材料、建築施工、建築法規、技術情勢

【区分:機械】
出題範囲:物理、材料力学、熱力学、熱機関、流体力学、流体機械、機械工作、機械材料、計測・制御、管理工学、技術情勢

【区分:電気】
出題範囲:数学、電気磁気学、電気回路、電気機器、電子回路、発送配電、計測・制御、情報・通信、電気応用、電気法規、技術情勢

▼試験日:2018年5月6日(日)

▼合格発表日:2018年6月6日(水)10:00


<第二次試験の日程・内容>

▼試験種目:「口述試験」

この試験は人物についての個別面接です。試験当日、面接シートまたはエントリーシートの提出があります。

▼試験日:2018年6月21日(木)~29日(金)

▼最終合格者発表日:2018年7月20日(金)10:00

「新方式」試験(土木・建築)日程・内容について

※試験区分「土木」「建築」は「一般方式」「新方式」試験の2種類あります。試験区分「機械」「電気」は「一般方式」試験のみです。

<第一次試験の日程・内容>

▼試験科目:
>「教養試験」
この試験は一般教養について、大学卒業程度の五肢択一式の筆記試験です。問題は40題必須解答で、知能分野から30題、知識分野から10題が出題されます。

>「プレゼンテーション・シート作成」
問題数は1題必須解答となり、都政課題に関する問題が出題されます。

▼試験日:2018年5月6日(日)

▼合格発表日:2018年6月1日(金)10:00

<第二次試験の日程・内容>

▼試験種目:「口述試験」

この試験はプレゼンテーションおよび人物についての個別面接です。試験当日、面接シートまたはエントリーシートの提出があります。

▼試験日:2018年6月15(金)~18日(月)

▼合格者発表日:2018年6月26日(火)10:00

<第三次試験の日程・内容>

▼試験種目:「口述試験」

この試験はフィールドワークおよびワークショップ、人物についての個別面接です。

▼試験日:2018年7月9(月)~11日(水)

▼最終合格者発表日:2018年7月27日(金)10:00

なお、合格について、全ての科目の成績を合わせたの総合成績で合否決定されますが、試験科目の1つでも、一定基準以下の成績があると、不合格になる場合があります。

東京都職員技術職の仕事紹介ページについて

東京都技術職(土木、建築、機械、電気)の仕事内容について、東京都ホームページ職員採用専用サイトに説明されています。各職種における先輩職員インタビューの掲載もあります。


> 東京都職員採用サイト:都庁の技術職(土木、建築、機械、電気)
http://www.saiyou2.metro.tokyo.jp/technology/job/
・土木のシゴト(水道局 金町浄水管理事務所技術課)
・建築のシゴト(財務局 建築保全部 施設整備第二課)
・機械のシゴト(交通局 車両電気部 志村車両検修場舎人車両検修所)
・電気のシゴト(下水道局 東部第二下水道事務所 葛西水再生センター)

> 東京都職員採用サイト:都庁のその他採用職種について
http://www.saiyou2.metro.tokyo.jp/pc/recruit/job.html

また、首都である東京都の公務員ならではの「東京都政」の5つのプロジェクトが紹介されています。

> 東京都職員採用サイト:プロジェクト紹介
http://www.saiyou2.metro.tokyo.jp/pc/project/

1.多摩川の水環境を永続的に維持するために
2.六本木から文化を創造していく
3.より住みやすい街「瑞江」を造り上げること
4.東京港の国際競争力と防災機能を強化せよ
5.先駆モデルを目指して観光都市東京への道

その他にも、採用や都庁に関する情報が掲載されていますので、ぜひご覧ください。

まとめ – 採用予定人数

いかがでしたか?

最後に、平成30年度 地方公務員採用試験の「東京都職員Ⅰ類B」技術職(区分:土木・建築・機械・電気)採用予定数についてご案内します。

採用予定数は、土木区分(一般方式)が65名、土木区分(新方式)が8名、建築区分(一般方式)が9名、建築区分(新方式)が4名、機械区分が25名、電気区分が18名と発表されています。ただし、採用予定数は変動することがありますので、留意ください。

関連ページ:地方上級「東京都職員」給料・年収・退職金について

地方公務員(地方上級)の東京都職員の平均の月給料や年収モデル、参考初任給や定められている福利厚生についてご紹介します。東京都は一般的に、東京都区部、多摩地域、東京都島嶼部に分けられ、現在基礎自治体として23区、26市、5町、8村の合計62市町村が存在し、約二万人の職員が働いています。

本記事は、2018年4月18日時点調査または公開された情報です。
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