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平成30年度「群馬県庁職員」採用情報 – 地方上級などの採用試験まとめ

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目次

はじめに

地方公務員である「群馬県庁」の平成30年度の公務員採用試験情報について紹介します。

群馬県職員の「Ⅰ類試験」(大学卒業程度)は、試験の区分が複数あり、2次試験と3次試験に個別面接による「人物試験」があることが特徴です。

「群馬県庁」で働く公務員として知っておきたいこと

群馬県は、関東地方の北西部に位置し、人口は全国第19位で約200万人(平成27年国勢調査情報)の県です。

面積は、第21位で、市町村数は35エリア、12市15町8村です。県庁所在は前橋市で、政令指定都市でもあります。中核市として、前橋市の他に高崎市があり、伊勢崎市、太田市が施行時特例市となっています。施行時特例市とは、2015年に廃止された大都市制度の廃止時に特例市だった市のうち、中核市等に移行しなかった市を指します。

その他、世界遺産である「富岡製糸場」のある富岡市や温泉で有名な草津町などがあります。

群馬県の強み(産業の特徴)

群馬県のご当地キャラ「ぐんまちゃん」が2014年の「ゆるきゃらグランプリ」で優勝し、全国に知られることになりました。

「空っ風」でも知られる群馬県は、自然風土や文化歴史などに恵まれており、繊維・木工・食品をはじめとする多種多様な地場産業があります。

特徴として、農業では、嬬恋村の「キャベツ」が有名です。また、群馬県は全国一の「こんにゃく」の産地でもあります。

「焼きまんじゅう」、「うどん」、「おっきりこみ」などの小麦製品、自然に恵まれて多くの野菜が出来ることから「漬け物」も名産となっています。

他に、「モロヘイヤ」「うど」「ふき」「きゅうり」は全国でも上位を占めています。

民芸品として、「伝統こけし」「達磨(だるま)」などがあげられ、養蚕(ようさん)の盛んなことから「絹製品」も作られています。


また、山岳地帯が多く、林産資源が豊富なうえに、利根川の水運が発達していたために早くから木工が栄えていることから、各種木工製品の名産地となっています。

「群馬県」が募集する職種紹介

平成30年度の群馬県庁の採用募集職種は、大きくわけて「一般行政事務職」、警察事務や学校事務の「事務職」、「技術職」、薬剤師などの「資格免許職」があります。

「Ⅰ類試験」(大学卒業程度)の採用試験情報

大学卒業程度の「Ⅰ類試験」の受験資格は、22~29才の年齢での資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。また、21才までで、大学を卒業または卒業見込みの人および、これと同等の資格があると認められる人にも資格があります。

試験内容は、1次試験は、「教養試験」「専門試験」で、2次試験は人物試験として「個別面接」「 適性検査」と、第2次試験日に実施して採点は第3次試験で行う「論文試験」があります。3次試験は人物試験として「個別面接」です。

申込期間は、5月10日(木) ~ 5月25日(金)、1次試験の日程は、6月24日(日)、2次試験の日程は、7月中旬 ~7月下旬、3時試験は8月中旬~8月下旬を予定しています。

最終合格発表は、8月31日(金)の予定です。

「Ⅱ類試験」(短大卒程度)の採用試験情報

短大卒程度の「Ⅱ類試験」の受験資格は、20~27才の年齢での資格があります。(※試験実施年度の4/1の年齢)

試験内容は、1次試験は、「教養試験」、2次試験は、人物試験として「個別面接」「 適性検査」及び「論文試験」です。

申込期間は、5月10日(木) ~ 5月25日(金)、1次試験の日程は、6月24日(日)、2次試験の日程は、7月中旬 ~ 8月上旬を予定しています。

最終合格発表は、8月17日(金)の予定です。

「Ⅲ類試験」(高卒程度)の採用試験情報

高卒程度の「Ⅲ類試験」の受験資格は、18~21才の年齢での資格があります。(※試験実施年度の4/1の年齢)

試験内容は、1次試験は、「教養試験」及び、技術系職種のみに実施される「 専門試験」で、2次試験は人物試験として「個別面接」「 適性検査」、及び、「作文試験」です。

申込期間は、8月6日(月) ~ 8月21日(月)、1次試験の日程は、9月23日(日)、2次試験の日程は、10月下旬 ~ 11月上旬を予定しています。

最終合格発表は11月16日(金)の予定です。

「社会人経験者」の採用試験情報

社会人経験者の受験資格は、30~38才の年齢で、民間企業等で5年以上の一定の職務経験を有する人に資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。


詳細は職種により異なりますので、受験案内などでご確認ください。

試験内容は、1次試験は、「教養試験」及び、技術系職種のみに実施される「専門試験」です。2次試験は、人物試験として「個別面接」、「 適性検査」、及び、実施が2次試験で3次試験で採点される「論文試験」です。3次試験は、人物試験として「個別面接」です。

申込期間は、8月6日(月)~8月21日、1次試験の日程は、9月23日(日)、2次試験の日程は、10月中旬~10月下旬を予定しています。

最終合格発表は、11月30日(金)の予定です。

「選考考査」の採用試験情報

「選考考査」の職種区分は、平成30年度は「薬剤師」「獣医師」「福祉」「心理」「保健師」「臨床検査技師」「診療放射線技師」などを募集しています。

なお、選考考査とは、公務員の採用方法の一つで、自治体(首長)が行うものです。医療職の様な免許を条件とし、既に一定の能力が証明されている場合は、人事委員会のある自治体でも専門的な試験を省略して行います。なお、一般的な採用試験は競争試験と呼ばれます。

群馬県では、「福祉」「心理」「保健師」「臨床検査技師」「診療放射線技師」「薬剤師」「獣医師」や、身体障害者を対象とする「行政事務」「警察事務」「学校事務」が「選考考査」に含まれます。

尚、採用試験情報の詳細は職種により異なりますので、選考考査受験案内などでご確認ください。

区分:「福祉」

選考考査「福祉」の受験資格は、35才の年齢まで資格があり、職種ごとに必要な資格又は免許を取得していること又は取得見込みが要件となっています。

試験内容は、1次考査は、択一式「教養試験」と択一式「専門試験」、2次考査は、個別面接と適性検査による「人物試験」と「論文試験」です。

申込期間は、5月10日(木) ~ 5月25日(金)で、1次考査の日程は、6月24日(日)、2次考査の日程は、7月中旬~8月上旬を予定しています。

最終合格発表は、8月17日(金)の予定です。

区分:「心理」

選考考査「福祉」の受験資格は、29才の年齢まで資格があり、職種ごとに必要な資格又は免許を取得していること又は取得見込みが要件となっています。

試験内容は、1次考査は、択一式「教養試験」と択一式「専門試験」、2次考査は、個別面接と適性検査による「人物試験」と「論文試験」です。

申込期間は、5月10日(木) ~ 5月25日(金)で、1次考査の日程は、6月24日(日)、2次考査の日程は、7月中旬~8月上旬を予定しています。

最終合格発表は、8月17日(金)の予定です。

区分:「保健師」

選考考査「保健師」の受験資格は、29才の年齢まで資格があり、職種ごとに必要な資格又は免許を取得していること又は取得見込みが要件となっています。

試験内容は、1次考査は、択一式「教養試験」、2次考査は、個別面接と適性検査による「人物試験」と「論文試験」です。

申込期間は、8月6日(月) ~ 8月21日(火)で、1次考査の日程は、9月23日(日)、2次考査の日程は、10月中旬~11月下旬を予定しています。


最終合格発表は、11月16日(金)の予定です。

区分:「臨床検査技師」

選考考査「臨床検査技師」の受験資格は、29才の年齢まで資格があり、職種ごとに必要な資格又は免許を取得していること又は取得見込みが要件となっています。

試験内容は、1次考査は、択一式「教養試験」、2次考査は、個別面接と適性検査による「人物試験」と「論文試験」です。

申込期間は、8月6日(月) ~ 8月21日(火)で、1次考査の日程は、9月23日(日)、2次考査の日程は、10月中旬~11月下旬を予定しています。

最終合格発表は、11月16日(金)の予定です。

区分:「診療放射線技師」

選考考査「診療放射線技師」の受験資格は、29才の年齢まで資格があり、職種ごとに必要な資格又は免許を取得していること又は取得見込みが要件となっています。

試験内容は、1次考査は、択一式「教養試験」、2次考査は、個別面接と適性検査による「人物試験」と「論文試験」です。

申込期間は、8月6日(月) ~ 8月21日(火)、1次考査の日程は、9月23日(日)、2次考査の日程は、10月中旬~11月下旬を予定しています。

最終合格発表は、11月16日(金)の予定です。

区分:「薬剤師」

選考考査「薬剤師」受験資格は35才の年齢までで、職種ごとに必要な資格又は免許を取得している人又は取得見込みの人です。

試験内容は、1次考査は、択一式「教養試験」と択一式「専門試験」、2次考査は、個別面接と適性検査による「人物試験」と「論文試験」です。

申込期間は、5月10日(木) ~ 5月25日(金)で、1次考査の日程は、6月24日(日)、2次考査の日程は、7月中旬~8月上旬(但し、獣医師のみ7月中旬)、「保健師」「臨床検査技師」「診療放射線技師」などは、10月中旬~11月下旬を予定しています。

最終合格発表は、8月17日(金)の予定です。

区分:「獣医師」

選考考査「薬剤師」の受験資格は35才の年齢までで、職種ごとに必要な資格又は免許を取得している人又は取得見込みの人です。

試験内容は、1次考査は、択一式「教養試験」と択一式「専門試験」、2次考査は、個別面接と適性検査による「人物試験」と「論文試験」です。

申込期間は、5月10日(木) ~ 5月25日(金)で、1次考査の日程は、6月24日(日)、2次考査の日程は、7月中旬を予定しています。

最終合格発表は、8月6日(月)の予定です。

身体障害者を対象「行政事務」「警察事務」「学校事務」について

選考考査のうち、身体障害者を対象とする「行政事務」「警察事務」「学校事務」の受験資格は、18~35才の年齢での資格があります。また、介護者なしに職務の遂行が可能で、1級から4級の身体障害者手帳の交付を受けている等の要件を満たし、群馬県内に居住していることが要件となっています。

試験内容は、1次考査は、択一式「教養試験」と採点は2次考査で行われる「作文試験」、2次考査は、個別面接と適性検査による「人物試験」と「適性検査」です。

申込期間は、7月27日(金)~8月21日(火)で、1次考査の日程は、9月23日(日)、2次考査の日程は、10月下旬を予定しています。


最終合格発表は、11月9日(金)の予定です。

女性の「活躍推進プラン」を導入

群馬県では、2016年(平成28年)3月29日に策定した「群馬県職員の女性活躍推進プラン」に基づき、女性職員の活躍推進に取り組んでいます。

女性職員の割合を増加して、県行政の魅力や「やりがい」や、女性にとって働きやすい職場環境等について積極的に広報することを目的に、「職域の拡大・計画的育成とキャリア形成支援」のための研修を実施しています。

また、教職員における管理職選考考査の受験者増加を図るため、受験者増加に向けた取組を実施したり、病院職員におけるキャリア形成支援もしています。

さらに、女性が活躍できるよう、男女がともに仕事と家庭を両立できる多様な働き方を検討し、男性の子育て目的の休暇等の取得促進や、育児休業や育児短時間勤務を取得しやすい環境も整備しています。

まとめ

いかがでしたか?

群馬県は、豊かな自然に恵まれ、草津や伊香保など、たくさんの温泉があります。また、豊富な農畜産物や粉食文化を誇り、自動車産業や伝統工芸品など、様々な産業も発達しています。

さらに、東国文化の中心地として栄えていたため古墳や遺跡なども数多く、古くから受け継がれてきた文化が根付いています。

群馬県の採用案内ページURL

本記事は、2018年5月19日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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この記事を書いた人

公務員総研の編集部です。公務員の方、公務員を目指す方、公務員を応援する方のチカラになれるよう活動してまいります。

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