はじめに
地方公務員である「広島県庁」の平成30年度の公務員採用試験情報について紹介します。
広島県職員の上級職員(大卒程度)は、行政(一般事務B)、及び、技術系職種に分かれており、いずれも1次試験に自己アピールシート作成を実施していることが特徴です。
上級職員、中級職員、初級職員については、1次試験に論文試験または作文試験があります。
「広島県庁」で働く公務員として知っておきたいこと
広島県は、本州の南西部に位置し、人口は全国で第12位の約283万人(平成27年国勢調査情報)の県です。
面積は、山梨県と滋賀県を足した広さで全国第11位、市町村は28エリア、14市9町5群で村はありません。県庁所在は広島市で、政令指定都市でもあります。
その他、大和ミュージアムのある呉市、千光寺のある尾道市などがあります。
広島県の強み(産業の特徴)
広島県は、気候的に北国のような厳しい寒さもあれば、南国のような温暖な地もあるため、「日本の縮図」と呼ばれています。
産業では、第1次産業では、農業・漁業も盛んで、自動車産業・商業などの第2次産業も活気があります。「広島風お好み焼き」などのある広島県では、第3次産業が県全体の7割を占めています。
具体的な各産業の特徴として、農業では「くわい」が全国第1位、「エリンギ」が第3位、「つけな」が第4位に入っています。
水産業では、なんと言っても「カキ」が有名です。現在の生産量は、全国の約7割で、圧倒的なシェアを誇っています。
工業では、広島都市圏と豊後都市圏を中心に自動車産業・商業が盛んに行われています。
「広島県」が募集する職種紹介
平成30年度の広島県庁の採用募集職種は、大きくわけて「一般行政職」、警察事務や学校事務の「事務職」、「技術職」があります。
広島県庁「大学卒業程度採用」の採用試験情報
平成30年度では、広島県職員「大学卒業程度採用」の試験区分は、「行政(一般事務B)」などで募集を予定しています。
区分:「行政(一般事務B)」
受験資格は、22~29才の年齢での資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。また、21才の年齢までで大学を卒業または卒業見込みの人にも資格があります。
試験内容は、1次試験は、択一式「教養試験」「アピールシート試験」「論文試験(2次試験に反映)」で、2次試験は、「面接試験」、3次試験は、「面接試験」です。
申込期間は、5月15日(火)~6月6日(水)、1次試験の日程は、6月24日(日)、2次試験の日程は、7月19日(木)~7月25日(金)を予定しています。
最終合格発表は、8月17日(金)の予定です。
区分:「行政(一般事務B)以外」
平成30年度では、広島県職員「大学卒業程度採用」の「行政(一般事務B)以外」の試験区分については、今後掲載される予定です。
受験資格は、22~29才の年齢での資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。また、21才の年齢までで大学を卒業または卒業見込みの人にも資格があります。
試験内容は、1次試験は、択一式「教養試験」、択一式「専門試験」、「論文試験(2次試験に反映)」、「専門記述試験(2次試験に反映)」で、2次試験は「面接試験」です。
申込期間は、5月15日(火)~6月6日(水)、1次試験の日程は、6月24日(日)、2次試験の日程は、7月19日(木)~8月10日(金)を予定しています。
最終合格発表は、8月17日(金)の予定です。
広島県職員「社会人経験者試験」採用試験情報
第1回
広島県職員「社会人経験者」の受験資格は、59才の年齢までで、人事委員会が定める「職務経験年数」を満たす人に資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。
試験内容は、1次試験は、択一式「職務基礎力試験」「アピールシート試験」「論文試験(2次試験に反映)」「専門記述試験」「職務適応性検査」で、2次試験は、「面接試験」、3次試験は、「面接試験」です。
申込期間は、5月15日(火)~6月6日(水)、1次試験の日程は、6月24日(日)、2次試験の日程は、7月28日(土)~29日(日)を予定しています。
最終合格発表は、8月24日(金)の予定です。
第2回
広島県職員「社会人経験者」の受験資格は、59才の年齢までで、人事委員会が定める「職務経験年数」を満たす人に資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。
試験内容は、1次試験は、択一式「職務基礎力試験」「アピールシート試験」「論文試験(2次試験に反映)」「専門記述試験」「職務適応性検査」で、2次試験は、「面接試験」、3次試験は、「面接試験」です。
申込期間は、8月27日(月)~9月20日(木)、1次試験の日程は、10月14日(日)、2次試験の日程は、11月10日(土)~11日(日)を予定しています。
最終合格発表は、11月30日(金)の予定です。
広島県職員「短大卒程度採用」の採用試験情報
広島県職員「短大卒程度採用」の受験資格は、20~29才の年齢での資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。
試験内容は、1次試験は、択一式「教養試験」、択一式「専門試験」「論文試験」で、2次試験は、「面接試験」です。
申込期間は、6月29日(金)~9月4日(火)、1次試験の日程は、9月23日(日)、2次試験の日程は、10月25日(木)~10月31日(水)を予定しています。
最終合格発表は、11月16日(金)の予定です。
広島県職員「高校卒程度採用」の採用試験情報
広島県職員「高校卒程度採用」の受験資格は、18~21才の年齢での資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。
試験内容は、1次試験は、択一式「教養試験」「作文試験」「専門試験」「適性検査」で、2次試験は、「面接試験」です。
申込期間は、6月29日(金)~9月4日(火)、1次試験の日程は、9月23日(日)、2次試験の日程は、10月25日(木)~10月31日(水)を予定しています。
最終合格発表は、11月16日(金)の予定です。
広島県職員「身体障害者対象」の採用試験情報
広島県職員「身体障害者対象」の受験資格は、18~30才の年齢で、障害の程度が1級~6級までの人に資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。
試験内容は、1次試験は、択一式「教養試験」と「作文試験」で、2次試験は、「面接試験」と「身体検査」です。
申込期間は、6月29日(金)~9月4日(火)、1次試験の日程は、9月23日(日)、2次試験の日程は、11月19日(月)~11月21日(水)を予定しています。
最終合格発表は、11月30日(金)の予定です。
広島県職員「警察少年育成官」の採用試験情報
広島県職員「警察少年育成官」の受験資格は、22~40才の年齢での資格があります(※試験実施年度の4/1の年齢)。また、21才の年齢までで、大学卒業または卒業見込みの人にも資格があります。
平成30年度の募集は終了しました。
その他注目情報「広島未来チャレンジビジョン」について
広島県では、2010年に、人口減少や少子高齢化、グローバル化が進展する中で、県民と共有し、新たな県づくりを推し進めるための「広島未来チャレンジビジョン」策定しました。
このビジョンに基づき、「人づくり」「新たな経済成長」「安心な暮らしづくり」「豊かな地域づくり」の4つの政策分野に相乗効果をもたせ、好循環する流れを作りました。
また、具体的に「イノベーション」「ファミリー・フレンドリー」「都市自然の近接ライフ」の3つの視点を掲げ、仕事の生産性がアップし、暮らしも充実するライフプランの実現を目指しています。
まとめ
いかがでしたか?
広島県は、多彩な機能を持つ都市と、瀬戸内海や島々や、なだらかな山々などの豊かな自然に恵まれた自然とが融合した県です。
また、広島県では、厳島神社や古戦場など、古代からの重層的な歴史を物語る世界的な資産も多数有しています。
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